kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

バタバタ

2013-05-08 | 陸上競技
火曜日、GWも終わり通常通りの生活に戻りました。基本的に休みとは縁遠い生活をしています。ここ最近は何となく体力的にきつくなって来ています。前なら全く休まなくても問題なく勢いで押し切れたのですがその勢いも若干鈍ってきた感じがあります。しんどいですね~。

この日からテスト週間となります。練習量を落として身体を回復させる時期としたいと思っています。ちょうど良いタイミングです。全くやらないという気はありません。土日は勉強会を終日行う予定としていますから、それ以外の日はある程度身体を動かしておきたいと考えています。ある程度練習は落としながらも筋力的な部分はやっておく必要があります。

朝練ではウエイトを。上級生しかできない部分があるので一年生と長距離は補強。股関節を中心に進めていきました。筋力的な強化を図りたいのもありますが基礎筋力を長期間かけてやっていきたいと思います。

この日はリレーについて少し考える事がありました。県選手権の結果から女子の4継のメンバーについて試行錯誤しなければいけないと感じています。ある程度選手同士の競争も必要です。メンバーを固定する方がバトンの安定につながりますが、走力が違えばやはりメンバー変更も視野に入れなければいけません。普通に走ればそれなりの結果は出ると思います。しかし、それでは全く話になりません。中国大会に行って予選落ちで終わり。そこを目指してやっているわけではありません。昨年度50秒2で走っているのですから最低でも48秒台は出せないといけないと思います。それくらいの力は十分にあるはずです。

一年生が入ってきて練習で走っているのを見て3年生の選手とメンバー交代をしました。この時点では1年生の方が力があるという判断でした。練習で一緒に走るとある程度の差がついていましたから。上級生を優先したい気持ちはあるのですが、ここは勝負です。力があって安定している選手を使わなければ上には上がれないと考えています。冷たいかもしれませんがここはしっかりと判断しなければいけないと思っています。

県選手権で3年生が1年生の100mのタイムを上回りました。この時点で1年生は全くといっていいほど走れていませんでした。この状態なら誰が走っても同じくという感じでした。いきなりのメンバー変更はできませんから選手権は1年生がメンバーに入り走りました。結果的にあまり走れていない状況は変わらず、こちらが考えていたタイムには全く届かない結果となりました。

こうなるとタイム的に上であった3年生は「自分は走れないのか?」という気持ちになるでしょう。当然です。バトンの事もあるのですぐに交代というわけにはいきませんが、速くて安定している選手を使うというのは当然あり得る選択です。チャンスを与えないというのは意欲が上がりません。以前マイルで同じくらいの力がある選手が複数いた時にも同じような感じがありました。走力が同じくらいであれば上級生の方がここ一番の想いがあるかもしれません。冷静な判断を私自身がしていかなければいけないと思います。

午後から会議が予定されていたので該当の選手とキャプテンには日誌にその事を書いて伝えました。午後は勉強会をしてから練習としていたのですが、私が不在の中でキャプテンが仕切って少しミーティングを行っていたようです。リレーに賭ける想いは私以上に強い部分があるのかもしれません。ミーティングをするように指示はしていません。それでも自分たちが戦って行くためには必要だと感じたのではないかと思います。この想いを他の選手がどのように感じてくれたでしょうか。特定の選手だけを優遇するつもりは一切ありません。これからの練習の様子を見ていかなければ判断はできません。強い者を走らせる。当然の判断だと思っています。

午後の練習はシャフト補強。私が練習に行った時には半分程度終わっていました。限られた時間しか練習はできませんから各自の集中力が問われます。繰り返しになりますがやるだけの練習では絶対に成果は出ません。どれだけ強くなりたいか、想いがその練習の中に出てくるかだと思いますね。かなり意識をして練習ができていたと思います。これが当たり前なのですが。普段より練習に対する意識が高いなと指導者が感じる。これも必要な事なのですが高いレベルが当たり前でなければ困ります。今日の練習はいい練習だったというのではなく、このレベルがいつもできなければ目標を口にする資格はないと思っています。

短時間ですがよく集中して練習ができていたと思います。限られた次官を有効に使ってもらいたいですね。
コメント
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