kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

加速段階

2013-05-15 | 陸上競技
火曜日、この日から中間考査が始まりました。1日2科目ずつですからきちんと準備さえしておけば問題なく対応できるはずです。特に1年生は範囲がかなり狭いですからこの時点で貯金をしておきたいところです。それでも不安要素が大きいので朝から勉強。朝練の時間から図書室を利用させてもらい勉強をさせました。朝1時間程度やるだけでもずいぶん違うと思います。繰り返しやっていくことで記憶に残っていきます。

2時間の考査終了後、すぐに勉強会。少し勉強して食事、また勉強という流れです。何度か書いていますが考査が終わりすぐに練習をすると着替えて練習、練習が終わってからまた着替えて勉強という流れになるので非常に効率が悪い。練習をする着替えるで終わればいいのですがここで食事をとることになりますから1時間以上は間違いなくロスします。できるだけ無駄な時間をなくしたいと考えているので、勉強をしっかりやってから最後に練習としています。これはこれで批判的に言われるようですが・・・。遅くまで生徒を残しているのはどうなのか?という感じでしょうか。早く帰れば勉強をするのか?ここの視点が欠落しているにも関わらず批判をするのはどうなのか・・・。まーいいですが。

この日の練習は動きの部分をやってからタイヤ引き。タイヤ引きは「加速段階」を意識して行いました。日曜日に動きを確認した時に1年生が身体がすぐに起きてしまうというのが目に見えて分かりました。スタンディングからなので難しい部分はありますがそれにしても前傾が保てません。この状態であれば中間移行の走りが安定しないと思います。中間を意識するためにはこの前の段階でしっかりと動きを作る必要があります。時間をかけてやるのは考査期間中ですから無理なので強制的にタイヤ引きをしながら作りました。

距離的には30m程度。最低でも30mは身体を起こさないように意識して取り組むようにしました。数人は最初から動きも良く、意識できているかなという感じがありました。日曜日・月曜日と走っていませんからそれなりに疲れも抜けているのでしょう。女子の中心となる2人はかなり良かったですね。これくらい動けば問題なし。もう少し1歩目で大きく動かせるとスピードに乗りやすくなるのですが。足だけ動いて前に進まないというのは良いことではありません。「速く動く」だけであればその場で足踏みをするのと同じ。しっかりと進まないといけません。

多くの時間は取れないのである程度やって最後にバトン走。男子の1走は投擲と兼ねている1年生を使っていますが抜群に加速段階が良いですね。60mまでですがうちの男子エースに付いていきます。ここから40mで差が付くとは思いますがそれでも11秒前半で走りそうな勢いがあります。強いですね~。なんとか怪我なく走ってもらい中国への切符をつかむ原動力となってもらいたいと思います。

女子もまずまず。3走は決めかねているのですがどちらもそれなりに走れるようになってきました。大きいエースがかなり調子が良くなってきているにも関わらず1年生の3走に追いつくのに苦労していました。もちろんまだまだ走力差はあります。全く同じスピードで走るのは不可能だというのは分かっていますが、ある程度のレベルで走れるようになれば問題ないと思います。リレーは「走力」だけで選べない部分があります。バトンの安定がなければどれだけ走力があっても渡りません。この部分も踏まえてやっていかなければいけないのです。できるだけ早い段階で決めておきたいとは思っているのですが・・・。

結局解散はいつも通りの時間帯。選手の疲れはそれなりに抜けているのかもしれませんが、私の疲労は蓄積するばかり(笑)。
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勉強時間の確保&怒り

2013-05-15 | 陸上競技
月曜日、考査前日でした。土日とかなりの時間を勉強時間にあてています。これだけ勉強していれば前日だからといって慌てる必要はないのですが優しいのでさらに勉強時間を確保することにしました(笑)。そのため、朝練の段階でシャフト補強を。時間的にかなり厳しい状況でのれ補強となりますからバタバタです。それでも絶対にやらなければいけないと考えていたので一切の妥協をしないで練習。集中して練習を進めていけば全く問題なし。これくらいの時間でできるのであれば毎回できるのではないかという気になってきます。選手はかなり汗をかいていましたが(笑)。

この日は若干怒りを感じることが。授業で教室に移動する際に担当しているクラスではないのですが女子生徒のスカート丈が短いのを発見。なぜかわかりませんがこういうのを注意するのは「kanekoの役目」のような感じになっています。本来であれば全体で誰もがやらなければいけない部分なのですが。2人明らかに短い生徒がいたので注意を。が、少し屈んで「短くない」というような素振りをします。きちんと立たせて確認をするとやはり短い。この誤魔化そうという姿勢がそもそも許せません。注意を受けてなんとかやり過ごそうとする姿勢は良いことではありません。

直すように指示。しぶしぶ直すという感じでした。その後さらに下を向いている。うーん。自分が許可されない行動をとって注意を受けているのです。それなのに下を向いて注意を受け入れる姿勢がない。これはどうなのか?かなり怒りました。学校のルールを守れないというのも大きな問題です。それを注意されて誤魔化すというのは「バレなければやってもいい」という考え方です。更に注意を受けても顔を上げない。こういうところは絶対的に直していかなければいけません。

学校は「勉強をするとこと」というのは当たり前の話です。しかし、それだけがメインであれば学校は必要ないと考えます。必要な勉強を必要な分だけやれば良いのであれば塾でやればいい。勉強はもちろん大切なことですが、「物事を覚える」「問題の解き方のコツを教えてもらう」だけの場であれば学校というシステムは不要だと思います。本当は「知識」だけではない大事なことがあるはずです。そのためには「ダメなものはダメ」と教える必要がある。これができないというのであれば我々の仕事の意味はないと考えます。これは私の「価値観」といわれたらそこまでかもしれませんが、授業で教えたら給料がもらえるという仕事ではないと考えています。

「注意を受ける」ことも問題。しかし、そのあとの行動がもっと問題です。こういう「素直さ」がなくなっていくと絶対に良いことにはなりません。学校は生徒が好き勝手にやる場所ではないのです。それを理解させないといけない。一人でできることではありません。「授業さえやれば良い」という考え方であればこういう気持ちにはならないかもしれませんね。集団としてどうするのかを考えていく必要があります。とにかくめちゃくちゃ怒りを感じました。

午後は練習を一切しないで勉強。個別に教える場面もありました。これはこれで必要ですね。なんとか点を取らないといけませんから。19時まで勉強会を行って終了。長い一日でした。
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