これも練習とは直接関係ないかも。火曜日の練習中に話した内容です。
毎日の練習の中で全員と話をするようにしています。当然と言えば当然。どうでもいい話の方がほとんどですが技術的なことをやっていたり、トレーニングをやってる時には声をかけるようにしています。メニューだけ与えてやっておけというのはスタンスに合わないですから。こちらとしても「預かっている選手」という感覚はあります。その選手に対してできることは最大限やるようにしています。
その中で1年生女子には「3人とも最低目標は今シーズン中に12秒5切りだね」という話をしました。これは顕著な例かもしれませんが他の選手にも「今シーズン中には・・・」という話をしています。1年生男子は「11秒5は最低ラインだね」と伝えていますがきちんと走れば11秒3くらいは行くんじゃないかという雰囲気はります。この「今シーズン中の目標」をどのように感じ取るかですね。
12秒5を切る。これは簡単な事ではないと思います。が、これから数か月真剣に取り組めば十分可能だと思います。この記録を「先生がまた夢みたいな話をしている」と思うかどうかですね。「やってやる」という気持ちでできれば十分達成できるのではないかと思っています。できないとすれば「そんなの無理だ」と諦めているから。それを達成するために必死になって練習をするかどうかですね。
春先に「県総体の目標は?」と話した時に「決勝に残って中国大会」という返事がありました。すでにそれは達成できています。具体的な目標を掲げさせたときに「25秒台で中国大会」となりました。実際に25秒台に入り中国へ。1年生で25秒台で走るというのはすごいと思っています。これも「自分では出ないと思っていた」というのが正直なところかもしれません。が、ある程度集中して練習をすれば難しい記録ではないのです。「そんな記録で張るはずがない」と思ってやっている間は出ませんが。
単純に「記録を出したい」というのを求めているわけではありません。「11秒台を出す」と口にするのは簡単です。が、実際にそれに見合うだけの練習ができるかどうかだと思っています。目標を掲げれば記録が出るというわけではありません。それに見合うだけの努力と練習が必要なのです。私が「今シーズンの目標は・・・」という話をするのはその選手の潜在能力に対しての話です。実際にやらなければそんな記録が出るはずはありません。
なんとなく練習に来て帰る。これでは強くならないと思います。自分たちがどのようなレベルを目指しているのかを明確にしなければいけない。普通に練習していて届くレベルであれば問題はないと思います。例えば女子が秋のリレーで「中国新人に行きたい」と思うのであれば「どうぞご自由に」という話。春に1・2年生だけで3位に入っています。正メンバーではなくですね。それが「中国新人に行きたい」というレベルで話をしていたら「強くなる可能性はない」と思っています。
前任校、小さなエースが2年生から3年生に上がる冬。かなりイライラしていました。どうしたのか?と聞くと「みんな、本当にリレーでインターハイに行く気があるのか分からない」という答え。自分は何が何でもインターハイに行きたい。個人種目ではなく「リレー」で。その感覚と周囲の感覚の差。これにイラついていたのだと思います。本気で目指していると周囲の「甘さ」が気に入らない。当然の話だと思います。
結果的に「何が何でも」とやっていた小さなエースは大きく記録を伸ばして100m、200m、4継でインターハイ出場。中学時代に全国を経験したことがないのにもかかわらずです。周囲からは「扱いが難しい」と言われていましたが「競技に関しての情熱」はこれまで指導してきた選手の中で最高レベルだと思います。強くなるために。ここはこの子にとって本当に大きなことだったからです。まー普段の彼女しか見たことのない周囲の人はとても信じてくれないでしょうが(笑)。
12秒5を3人切る。4人目が最低でも13秒2。この話をどれだけ真剣に聞けたでしょうか。本気で聞いてそれに向かって努力ができれば12秒5とは言わないくらいの記録が出ると思います。が、「多分出るだろう」という感覚では「100%でない」と思います。そんなものです。甘く考えていて届くほど簡単ではないから。幸い「競技に関して」はかなり真剣です。「勝ちたい」という欲求があります。これはある意味「最大の武器」だと思っています。
小さなエースは「最高に負けず嫌い」でした。負ける勝負は挑まない(笑)。中学時代の中国大会などは「負ける」と分かっていたらそれなりのスピードでしか走らなかったようです。「全力で行っても負けるから」です。どうせ負けるなら・・・という感じ。人前で「できない」ということがすごく嫌でした。が、「強くなるために」と思ってやり始めたら「恥ずかしい」という感覚はほぼ0になりました。やらないと強くならないのだから。練習中の声だしも一番。まー本当に「キャプテン」という立場が彼女を変えたと言えますね。
どこまで本気になれるでしょうか。チーム内でライバルがいる。仲良くやらないといけませんが「最大のライバル」はチーム内にいるのです。双子もいます。1年生3人はライバル関係にある。仲良くやってもらいたいが「馴れ合い」はして欲しくない。それにほかのメンバーが引っ張られて勝負してくれるようになれば「12秒5」という記録は難しくないと思っています。
男子も個人で戦える可能性のある選手がいます。秋には4継で決勝を目指したい。来年には中国。これは最低限の目標です。これが果たせるかどうか。できないと思っている選手がいればできないでしょうね。私はできる思っています。が、選手が思わなければそれまで。それ以上にはなりません。
去年の記録がどうだったというのは関係ない。過去の自分の栄光に頼って生きるほど長い人生を歩んでいるわけではないのですから。本当に強くなりたいのであれば「未来」に向けての努力が必要です。それがわかるかどうか。行動で示せるかどうか。もう少し時間がかかるかもしれません。まだ幼い。が、持っている力は過去最高だと思っています。それを本人たちが自覚して「やってやる」と思ってくれたら私は特に何もしなくても勝手に強くなると思うのですが。
上手く表現できないですね。文才なし。
毎日の練習の中で全員と話をするようにしています。当然と言えば当然。どうでもいい話の方がほとんどですが技術的なことをやっていたり、トレーニングをやってる時には声をかけるようにしています。メニューだけ与えてやっておけというのはスタンスに合わないですから。こちらとしても「預かっている選手」という感覚はあります。その選手に対してできることは最大限やるようにしています。
その中で1年生女子には「3人とも最低目標は今シーズン中に12秒5切りだね」という話をしました。これは顕著な例かもしれませんが他の選手にも「今シーズン中には・・・」という話をしています。1年生男子は「11秒5は最低ラインだね」と伝えていますがきちんと走れば11秒3くらいは行くんじゃないかという雰囲気はります。この「今シーズン中の目標」をどのように感じ取るかですね。
12秒5を切る。これは簡単な事ではないと思います。が、これから数か月真剣に取り組めば十分可能だと思います。この記録を「先生がまた夢みたいな話をしている」と思うかどうかですね。「やってやる」という気持ちでできれば十分達成できるのではないかと思っています。できないとすれば「そんなの無理だ」と諦めているから。それを達成するために必死になって練習をするかどうかですね。
春先に「県総体の目標は?」と話した時に「決勝に残って中国大会」という返事がありました。すでにそれは達成できています。具体的な目標を掲げさせたときに「25秒台で中国大会」となりました。実際に25秒台に入り中国へ。1年生で25秒台で走るというのはすごいと思っています。これも「自分では出ないと思っていた」というのが正直なところかもしれません。が、ある程度集中して練習をすれば難しい記録ではないのです。「そんな記録で張るはずがない」と思ってやっている間は出ませんが。
単純に「記録を出したい」というのを求めているわけではありません。「11秒台を出す」と口にするのは簡単です。が、実際にそれに見合うだけの練習ができるかどうかだと思っています。目標を掲げれば記録が出るというわけではありません。それに見合うだけの努力と練習が必要なのです。私が「今シーズンの目標は・・・」という話をするのはその選手の潜在能力に対しての話です。実際にやらなければそんな記録が出るはずはありません。
なんとなく練習に来て帰る。これでは強くならないと思います。自分たちがどのようなレベルを目指しているのかを明確にしなければいけない。普通に練習していて届くレベルであれば問題はないと思います。例えば女子が秋のリレーで「中国新人に行きたい」と思うのであれば「どうぞご自由に」という話。春に1・2年生だけで3位に入っています。正メンバーではなくですね。それが「中国新人に行きたい」というレベルで話をしていたら「強くなる可能性はない」と思っています。
前任校、小さなエースが2年生から3年生に上がる冬。かなりイライラしていました。どうしたのか?と聞くと「みんな、本当にリレーでインターハイに行く気があるのか分からない」という答え。自分は何が何でもインターハイに行きたい。個人種目ではなく「リレー」で。その感覚と周囲の感覚の差。これにイラついていたのだと思います。本気で目指していると周囲の「甘さ」が気に入らない。当然の話だと思います。
結果的に「何が何でも」とやっていた小さなエースは大きく記録を伸ばして100m、200m、4継でインターハイ出場。中学時代に全国を経験したことがないのにもかかわらずです。周囲からは「扱いが難しい」と言われていましたが「競技に関しての情熱」はこれまで指導してきた選手の中で最高レベルだと思います。強くなるために。ここはこの子にとって本当に大きなことだったからです。まー普段の彼女しか見たことのない周囲の人はとても信じてくれないでしょうが(笑)。
12秒5を3人切る。4人目が最低でも13秒2。この話をどれだけ真剣に聞けたでしょうか。本気で聞いてそれに向かって努力ができれば12秒5とは言わないくらいの記録が出ると思います。が、「多分出るだろう」という感覚では「100%でない」と思います。そんなものです。甘く考えていて届くほど簡単ではないから。幸い「競技に関して」はかなり真剣です。「勝ちたい」という欲求があります。これはある意味「最大の武器」だと思っています。
小さなエースは「最高に負けず嫌い」でした。負ける勝負は挑まない(笑)。中学時代の中国大会などは「負ける」と分かっていたらそれなりのスピードでしか走らなかったようです。「全力で行っても負けるから」です。どうせ負けるなら・・・という感じ。人前で「できない」ということがすごく嫌でした。が、「強くなるために」と思ってやり始めたら「恥ずかしい」という感覚はほぼ0になりました。やらないと強くならないのだから。練習中の声だしも一番。まー本当に「キャプテン」という立場が彼女を変えたと言えますね。
どこまで本気になれるでしょうか。チーム内でライバルがいる。仲良くやらないといけませんが「最大のライバル」はチーム内にいるのです。双子もいます。1年生3人はライバル関係にある。仲良くやってもらいたいが「馴れ合い」はして欲しくない。それにほかのメンバーが引っ張られて勝負してくれるようになれば「12秒5」という記録は難しくないと思っています。
男子も個人で戦える可能性のある選手がいます。秋には4継で決勝を目指したい。来年には中国。これは最低限の目標です。これが果たせるかどうか。できないと思っている選手がいればできないでしょうね。私はできる思っています。が、選手が思わなければそれまで。それ以上にはなりません。
去年の記録がどうだったというのは関係ない。過去の自分の栄光に頼って生きるほど長い人生を歩んでいるわけではないのですから。本当に強くなりたいのであれば「未来」に向けての努力が必要です。それがわかるかどうか。行動で示せるかどうか。もう少し時間がかかるかもしれません。まだ幼い。が、持っている力は過去最高だと思っています。それを本人たちが自覚して「やってやる」と思ってくれたら私は特に何もしなくても勝手に強くなると思うのですが。
上手く表現できないですね。文才なし。