kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

地道なトレーニング

2016-07-29 | 陸上競技
木曜日、この日はトレーニング予定。

なんだかよく分からないのですが10日間くらい競技場が全く使えません。近くにある体育館がインターハイ会場になるため競技場も「駐車場の確保」のために使えません。競技場内は全く使用しないのにです。昨年はねんりんピックで使えない時がありました。実施種目は「剣道」と「麻雀」。あまりにも衝撃的だったので「青空麻雀するんですか??」と受付に聞いたくらいです。多分、全く問題なく使えるのでしょうが。なかなか大変です(笑)

こういう状態ですから前日にしっかりと走りました。割り切って学校で出来ることをしっかりとやっていきたいと考えています。ミーティングをしてから通常通りのトレーニング。ある程度話をしていますから変化は見られます。劇的に変わるというのは難しいと思っています。が、これをきっかけに変わっていかなければチームとしての前進はないと思います。男女がお互いに声をかけていました。もう少し距離感が近づけば良いのですが。

プレート補強の時には男子がしっかりと声を出して引っ張ってくれていました。こういう姿が継続できるとかなり変わってくると思います。女子も今のリーダーに加え次のリーダーも育ってくれないといけません。ここも長期的展望です。それぞれが自覚を持って「責任」を果たしていって欲しいと思っています。

少し話が逸れますが「キャプテンに向いているかどうか」というのは今の時点の資質とは関係ないと思います。立場が人を育てる。これも何度も書いていますが前任校の小さなエースはキャプテンとなってから人間的にも競技的にも大きく伸びました。過去最高のレベルだと思っています。かなりストレスを感じてはいましたがそれを超えてきたとき本当に変わりました。「私はキャプテンに向いていない」と1年生のときから言っていましたが最後は周囲に気遣いができるとキャプテンになりました。大きく変わったのです。リレーでインターハイに行きたいという強い気持ちがあったからだと思います。人は立場と目標があれば別人のように変わるのです。きっかけを与えるかどうかだと思っています。

男子キャプテンは明らかに変わりました。今は一番声を出して全体を引っ張ってくれています。他の誰かに頼るのではなく自分自身がやるしかないという感覚になっているからだと思います。こういう部分の変化は競技にも活きてきます。自覚が芽生えると人は大きく変わるのだと思っています。あとは競技力を上げていってもらいたいですね。

話を戻します(笑)

プレートが終わってからスナッチ。軽い重量でシャフト補強をやりますが瞬発的な動きを狙いとして先日から取り入れています。その狙いの延長でダイナマックス投げをしました。普段とはやり方を少し変えて「ネットを越える」という形での練習にしました。超えない場合はカウントしませんからなかなか終わりません。とりあえず投げるという形から高さを出して遠くに投げるという練習へ。越えなければ自分で工夫しなければいけなくなります。こうやって考えながら練習することで必ずプラスになると思っています。ワイワイ言いながらやっていました。

そこからはバランスディスクを使っての補強。セラバンドを使っての補強。最後に腹筋背筋。予定通りの時間に練習を終えることができました。最近はある程度計算しながらやっています。大人になりました(笑)

動きの変化は大きいと思っています。前任校からの10年以上の指導の中で一番充実していると思っています。が、まだ足りないものがある。それは「チームとしての力」です。目標を共有して全員でその目標に向かって進んでいく。支え合いながらやっていく。ここの感覚を全員がもてるようになれば本当に大きな成果につながっていくと思います。必死にそこへ向かう姿は周りの人間の心を動かします。そういうチームになれれば本当に変わっていくと思います。

少しずつチームとしての機能していければと思います。秋に向けて、来年に向けてしっかりとチーム作りをしていきたいと思います。インターハイが始まる前だかこそしっかりと考えていきたいと思って話をしました。見守ってください。
コメント
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