続き。になるかどうかは分かりませんが。
ここまで「やりたい動き」をやるために1か月近く準備をしてきました。前も書きましたが長い距離を走る前に60mまでの距離を中心にしっかりと動きの定着を図ってきました。短期間でできないことであっても時間をかけることで確実に動きが変わってきますが、この「準備段階」をきちんとやっていないと「走るだけ」になってしまい本当にやりたいことに到達するのは難しくなります。短い距離を走ってきたのにはそれなりに狙いがあるからです。同じ練習だけを漠然と繰り返している。それもありなのかもしれません。
私は「その日の課題」を練習ごとに示すようにしています。とりあえず走って終わりというのは嫌いです。自由にやるという感じはほぼありません。何をどのようにやるのかを意識させる。これも練習に向けての意識づけですから重要だと思っています。「何のためにやっているのか」が分からないような練習であれば選手にとってプラスにはならないと思うからです。「目的意識を持つ」ことが重要。
前の記事に書いた事があり並走に関しては一切見ませんでした。準備不足の練習を見る必要性を感じないからです。きちんとやっているのであれば見て改善点を指摘する意味がありますがないのであれば必要性はない。当然の話だと思っています。
そこからはスタート練習へ。あまりにも放置するのは大人げないのでこの辺りからは見る事にしました。男子は上位3人が同じ組。女子はリレー4人が同じ組。それなりのレベルのスタート練習だと思います。裏を返せば「簡単に勝てない」のです。どこが失敗すれば他の選手に負けてしまう。高い緊張感を持ってできるといいなと思っています。どうしても「負けたくない」という気持ちが先に立ちます。が、「負けたくない」のであればまずは「自分の動き」をする事が必要になります。相手に勝つ事だけを考えていて勝てるのであれば簡単です。が、実際は自分自身が速く走らないと勝てないのです。そこは勘違いしないようにしたい。あえて言いませんでしたが。
男子にしても女子にしても1年生が強い。2年生が勝てることはほとんどありません。が、ここの段階でどうするかです。勝てないからもういいや、と諦めてしまう上級生ではチームとしては戦えません。どうしたら勝てるだろうかと真剣に考えてくれる上級生でなければチームとしての成長はありません。勝てなくても必死についていく事ができるかどうか。これは1年生同士でも同じ事が言えると思っていますが。
身近にいるライバルに勝てそうになかったらその一本は捨てる。そんな考え方をしていたら差は埋まりません。まー厳しく指導した後ですからそこまでの余裕はなかったかもしれません。それでも1年生が強くなってくれないとうちのチームが戦えないのだけは確かです。それに負けないように2年生が全体を方向づけてくれないとダメ。
そこからバトン合わせをやりました。これは...。走る前の段階です。声が出ません。もちろんその責任の一端は私にあります。私がかなり怒ったので雰囲気が重くなっているのだけは確かでした。が、なぜその空気を変えようとしないのか。「なんでそんなに言われないといけないのか?」と不貞腐れていたり「先生にまた怒られるんじゃないか」と顔色を伺うような練習をしていたら良い練習はできないのです。そこの部分を自分達で切り替えていかなければ。高校生にそういう部分を求めるのは難しいのかもしれません。それでもやっていけるようにならなければ。
チームとして目指すものは何か。これまでは「チーム作り」の土台の部分でした。まずは練習を一生懸命にやる。手を抜かない。サボらない。この手のことをやるのにやはり1年間かかりました。1年経過してこれからは「戦うための組織作り」をしなければいけないと思っています。それができなければ勝負はできないからです。私が強引に誘導する。それも一つの手段だと思います。実際にこの1年間はそうやってきました。
今練習をやっている子は基本的に良い子ばかりです。強くなりたいという気持ちがある。が、穏やかな環境の中で過ごしてきた分、気持ちが優しい所があります。何が何でもやってやるんだという気持ちになれない。また、その必要性を感じない。ここに課題があると思っています。ここを自分達で超えていければかなりの水準に到達すると思っています。
どうしても1年生が目立ちます。が、やはりチームとしては2年生のチームです。この子達がどれだけ同じ方向を見てチームを盛り上げてくれるか。気持ちを引き締めてくれるか。ここにかかっています。戦うのは私ではない。自分達で目指すところを考えてそこに向かう。そうでなければ「面白くない」と考えています。私が面白いのではなく選手自身が面白いと感じなければ苦痛になりますから。
私は矢面に立ちます。この子達に好かれようとは思っていませんから。馴れ合いの関係の中でやる事に価値は見出せません。全ては選手にプラスになると思ってやっています。発言も同じ。
私は「日本一」を目指すつもりでいます。今はまだ周りから「何言ってるの?」と思われるかもしれません。が、今の選手たちなら近づけると思っています。信じているからキツイことも口にします。ご機嫌を取りながらやるつもりはないからです。目指す所が明確なのに届かない事が分かっていて中途半端な指導をするのは無意味になります。遠すぎる目標でしょうか?中国大会に進めたら良いなということは考えていません。
練習自体は悪くない。が、物足りない。それをスタートや合わせをしながら感じていました。満足するレベルではない。本当に目指す所を見てもらいたい。
ここまで「やりたい動き」をやるために1か月近く準備をしてきました。前も書きましたが長い距離を走る前に60mまでの距離を中心にしっかりと動きの定着を図ってきました。短期間でできないことであっても時間をかけることで確実に動きが変わってきますが、この「準備段階」をきちんとやっていないと「走るだけ」になってしまい本当にやりたいことに到達するのは難しくなります。短い距離を走ってきたのにはそれなりに狙いがあるからです。同じ練習だけを漠然と繰り返している。それもありなのかもしれません。
私は「その日の課題」を練習ごとに示すようにしています。とりあえず走って終わりというのは嫌いです。自由にやるという感じはほぼありません。何をどのようにやるのかを意識させる。これも練習に向けての意識づけですから重要だと思っています。「何のためにやっているのか」が分からないような練習であれば選手にとってプラスにはならないと思うからです。「目的意識を持つ」ことが重要。
前の記事に書いた事があり並走に関しては一切見ませんでした。準備不足の練習を見る必要性を感じないからです。きちんとやっているのであれば見て改善点を指摘する意味がありますがないのであれば必要性はない。当然の話だと思っています。
そこからはスタート練習へ。あまりにも放置するのは大人げないのでこの辺りからは見る事にしました。男子は上位3人が同じ組。女子はリレー4人が同じ組。それなりのレベルのスタート練習だと思います。裏を返せば「簡単に勝てない」のです。どこが失敗すれば他の選手に負けてしまう。高い緊張感を持ってできるといいなと思っています。どうしても「負けたくない」という気持ちが先に立ちます。が、「負けたくない」のであればまずは「自分の動き」をする事が必要になります。相手に勝つ事だけを考えていて勝てるのであれば簡単です。が、実際は自分自身が速く走らないと勝てないのです。そこは勘違いしないようにしたい。あえて言いませんでしたが。
男子にしても女子にしても1年生が強い。2年生が勝てることはほとんどありません。が、ここの段階でどうするかです。勝てないからもういいや、と諦めてしまう上級生ではチームとしては戦えません。どうしたら勝てるだろうかと真剣に考えてくれる上級生でなければチームとしての成長はありません。勝てなくても必死についていく事ができるかどうか。これは1年生同士でも同じ事が言えると思っていますが。
身近にいるライバルに勝てそうになかったらその一本は捨てる。そんな考え方をしていたら差は埋まりません。まー厳しく指導した後ですからそこまでの余裕はなかったかもしれません。それでも1年生が強くなってくれないとうちのチームが戦えないのだけは確かです。それに負けないように2年生が全体を方向づけてくれないとダメ。
そこからバトン合わせをやりました。これは...。走る前の段階です。声が出ません。もちろんその責任の一端は私にあります。私がかなり怒ったので雰囲気が重くなっているのだけは確かでした。が、なぜその空気を変えようとしないのか。「なんでそんなに言われないといけないのか?」と不貞腐れていたり「先生にまた怒られるんじゃないか」と顔色を伺うような練習をしていたら良い練習はできないのです。そこの部分を自分達で切り替えていかなければ。高校生にそういう部分を求めるのは難しいのかもしれません。それでもやっていけるようにならなければ。
チームとして目指すものは何か。これまでは「チーム作り」の土台の部分でした。まずは練習を一生懸命にやる。手を抜かない。サボらない。この手のことをやるのにやはり1年間かかりました。1年経過してこれからは「戦うための組織作り」をしなければいけないと思っています。それができなければ勝負はできないからです。私が強引に誘導する。それも一つの手段だと思います。実際にこの1年間はそうやってきました。
今練習をやっている子は基本的に良い子ばかりです。強くなりたいという気持ちがある。が、穏やかな環境の中で過ごしてきた分、気持ちが優しい所があります。何が何でもやってやるんだという気持ちになれない。また、その必要性を感じない。ここに課題があると思っています。ここを自分達で超えていければかなりの水準に到達すると思っています。
どうしても1年生が目立ちます。が、やはりチームとしては2年生のチームです。この子達がどれだけ同じ方向を見てチームを盛り上げてくれるか。気持ちを引き締めてくれるか。ここにかかっています。戦うのは私ではない。自分達で目指すところを考えてそこに向かう。そうでなければ「面白くない」と考えています。私が面白いのではなく選手自身が面白いと感じなければ苦痛になりますから。
私は矢面に立ちます。この子達に好かれようとは思っていませんから。馴れ合いの関係の中でやる事に価値は見出せません。全ては選手にプラスになると思ってやっています。発言も同じ。
私は「日本一」を目指すつもりでいます。今はまだ周りから「何言ってるの?」と思われるかもしれません。が、今の選手たちなら近づけると思っています。信じているからキツイことも口にします。ご機嫌を取りながらやるつもりはないからです。目指す所が明確なのに届かない事が分かっていて中途半端な指導をするのは無意味になります。遠すぎる目標でしょうか?中国大会に進めたら良いなということは考えていません。
練習自体は悪くない。が、物足りない。それをスタートや合わせをしながら感じていました。満足するレベルではない。本当に目指す所を見てもらいたい。