kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

靴を買う

2016-07-21 | 陸上競技
まー別にどうでも良い話なのですが。新しくシューズを購入しました。オーダーで作るのは3足目だとおもいます。



チームカラーに合わせたカラーリングにしました。基本的に「赤」が好きなのですが今のチームカラーには合わないのでシューズも変更。好みの問題というよりも「世界に1つしかない」というのを重視。チームとして。ここに関する想いはあります。単にやれば良いという気はない。だからこそこちらも「譲れないこだわり」をもってやっています。



春先にはサングラスも。こちらはまーアップする必要性を感じなかったのであえてアップしていませんでした。本当はシューズと同じタイミングでサングラスも作りたかったのですが。

基本的に物欲はありません。高い車に乗りたいとかブランド物の服を買いたいとかいう気持ちは一切ない。唯一のこだわりは練習に関するものは適当なものは嫌だという部分。身につける時間が長いというのもありますし、好きなことをやっているという感覚があります。好きなことをするのであればやはり「お気に入りのもの」でやりたい。

今のチームで戦いたいと思っています。その想い。ここは大切にしたい。バカじゃないの?!と言われるかもしれないけど。バカだから良いんです(笑)

一応忘れないように更新しておきます。
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正確さとがむしゃらさ

2016-07-21 | 陸上競技
水曜日、この日は終業式でした。あっという間に1学期が終わってしまいました。クラスでは少し話をしました。こちらが思う事を少し。基本的に綺麗事を言って過ごすのは好きではありません。表面的に「生徒のために」という言葉を並べながら過保護にしたり過剰に関わったりする事は実は本人達にとってマイナスでしかない。そう思って生きています。

練習は色々とあって2時から炎天下です。この日は大学生が練習に参加してくれました。直接指導をしてきた選手ではありませんがハードル合宿などで指導をしてきた選手です。地元に帰省してきたということで一緒に練習したいとの申し出がありました。来るもの拒まず。一緒にやることにしました。こちらとしても刺激になりますし。少し早めに迎えに行ってあれこれ話をしていました。関東の大学の話を聞いたみたい気持ちもありましたし(笑)

練習の流れはいつも通り。せっかく大学生が来てくれているのでチューブドリルからやりました。普段やっている動きの感覚は「回す」イメージでやっているとのこと。かなり方針は違いますがあえてこちらのやり方に合わせてもらうことに。こんな話をしてもなかなか理解してもらえないかもしれませんが大学生であろうと「何を意識して練習しているのか」を聞くことは必要だと思っています。ひょっとしたらそこに自分を高めるためのヒントがあるかもしれない。閉鎖的なやり方をしている間は何も成長しないですからね。

少し前から感じていますが足運びがかなり改善されてきました。毎日近くで見ているから感じていることかもしれません。膝の引き出しと腰の移動が少しずつマッチングしてきました。本当に1ヶ月間この手の練習しかしていません。短期的な結果を求めるのではなく長いプランの中で何をする時期なのかを判断していく。これも「言い訳するな」という話かもしれませんね。それでも今やるべきことを何かを冷静に判断する必要があると思っています。やりたい動きをするためには正確性を重視する必要があると考えています。

流れの中でやっていきました。スピードスキップをやった時にもう少しメリハリを付けたいなと思い片足スキップをやりました。膝を引き出したときな腰も進む。タイミングとキレでしょうか。どこの部分で進むのかという実際に感じ取ってもらいたい。やる中で覚えるしかないのです。しつこくしつこく指導していく。これは「動きを正確にやる」という部分を身につけさせたいからです。何のためにやるのかを理解しながらやっていくこと。これは大学生との話の中で一致していました。大学生は「キレイに練習する」という部分が多かったりします。バランスだと思いますが。

チューブ5歩、マーク5歩をやってから並走へ。これも大学生に参加してもらいました。せっかくなのでこちらも刺激をもらいたい。一緒に走ってもらうことで今の自分たちの力の把握になります。並走が終わってから「合バトン合わせ」を。久々に合わせをやりました。少し長めの距離を設定しての合わせ。それも単独ではなく競争する形で合わせを行いました。細かいところを見ようと思えばワンペアずつ行なうのが良いのでしょうが実際のレースのことを考えてみると少し形を変えてやるのも良いかなと。ルールとしては「リレーゾーンの中で必ず渡す」ということ。渡らなかったら2本追加としました(笑)

ここの部分は「正確性」を求めながらも冷静さと勝負というところがあります。誰も信じてくれないかもしれませんがここ1か月、本当にきれいな練習しかしてきませんでした。動きが崩れるような練習はほぼ0。最後の1本走るのも極力各自で走る。自分で自分の動きをコントロールする部分を増やしていました。記憶がありませんがたぶん120mは1本も走っていないのではないかと思います。覚えている範囲であれば90mを1本走ったのみ。この日はバトン合わせで80m近く走ります。それだけでかなりの負荷になる。更に競り合いの中で最後までスピードを緩めない状況を作る。しんどいと思いますね。関係ないですが。

カーブ→直線を2本、少し休息をはさんで直線→カーブを2本。かなりの負荷だと思います。男子は大学生も含めての練習。真剣に勝負していましたね(笑)。こういう一生懸命さは必要。「練習量」として多いかどうかは分かりませんがそれなりの「質」でできています。この距離を全力で何本か行けば十分な練習になると思います。ここ最近の練習から考えるとかなりきついと思いますね。

最後は120-90-60。距離としてはそれほど長くありません。が、上述のように最近は本当に走っていません。この距離さえ怪しい。次のステップに進むためにはこういう練習も必要不可欠だと思っています。さらにこれまでは「レーン別に選手が入る」という形で練習を行っていました。1レーンに1人ずつ入る形。そして段差でスタートさせるなどのハンデを付けていました。あまりにも「きれいな練習」が多くなってきていると思っていました。それが実際のレースにも出る。競り合うなどの感覚は不足している。「野性味」がなくなっています。スマートな練習だけではなく「必死になる」という感覚を持つ必要があると感じていました。

そのため「2レーン分に4人が入って一斉スタート」という普通の形にしました。イメージしにくいかもしれませんが。ハンデも付けずに一斉スタート。一番最初に「弱い者が遅れる」という話をしていました。遅れたら弱い。それを自分自身が感じる必要があると思います。これまでは「ハンデ」をつけていました。ハンデがあるから負けても仕方ない。そういう「逃げ道」を残していた気がします。が、この日は「全力勝負」という形で実施。負けたら自分の今の力が明確になります。そこでどうするか。

久々というか初めてというかチーム全体が必死になる姿を見ました。こういう練習がここ数年は少なくなってきていた気がします。やはり高校生、必死にがむしゃらに練習することが必要なのだと思います。クールにキレイな練習をする。見た目は良いかもしれません。が、泥臭さというかもがくもいうかそういう部分が抜け落ちてしまいます。ここはすごく大切なのかなと。

チーム内で必死に競争する。一番近くのライバルチーム勝つまでに何をするか。負けて言い訳をするのではなく勝つことを考える。男子は大学生も含めて接戦でした。力が付いてきているのがわかります。男子は比較的クールな練習でも力が付くのかなという気はしますね。が、こういう練習は必要。大学生に負けないように走っていました。先頭は変わっていましたが必死に競りあっていました。負けたくないという部分が出始めると大きい。

女子は初めて必死になっていました。ここ最近取り組みが明らかに変わってきているS、この日も良く走っていました。この練習が続けられたら本当に変わると思いますね。そこに引っ張られて女子は必死になっていました。がむしゃらさ。この子達に足りないものが少しずつで始めたかなという感じです。これまでトップを走っていたNも負ける。それが悔しくて勝とうとする。2年生は遅れるけど最初の数歩だけでも勝とうとする。こういう部分なのだと思います。

良い練習になったと思います。ここに関してはもう少し書きたいなと思うことがあるのですが。気が向いたら書きます。良い刺激をもらいました。大学生に感謝。
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