kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

トレーニングと専門練習

2016-07-26 | 陸上競技
火曜日、この日は少し落としめにするつもりでした。特別な理由はありません。先週1週間比較的強めにやっていますから1日くらいはどこかで落としておきたいなという気持ちがありました。不十分かもしれませんが。前に比べると追い込み練習というのは明らかに少なくなっています。走る量は減っている。本当はもっと走り込みをしないといけないのかもしれないなとは思っているのですがなかなか。

先週末に今週は1日どこかで落とすという話をしていますから約束通りこの日を落とす事に。

最初に少しだけ話をしました。「良い練習をしよう」という部分です。全国どこでも練習はしています。多分どこも同じような練習をしているのではないかと思っています。しかし、それにどれだけの効果があるのかは分かりません。「同じような事」をしていてもそこに「意味があるか」が重要なのです。単純にシャフト補強をやったとしてもそれで強くなるわけではない。うちと一緒に練習した後に「並走を取り入れたい」と言っている選手もいました。が、なぜ並走をやっているのか。ここが大事だと思っています。やれば良いわけではない。目的のない練習をどれだけやり続けてもゴール地点が見えなければ意味がなくなってしまいます。

こちらは狙いとする練習がある。しかし、本当にやろうとしている事が分かるかどうか。この日はペアの選手に指摘するように指示をしました。相手の動きが悪かったら指摘してやる。その部分ができなければダメだと感じたからです。自分が理解していれば他者に指摘することができる。どうすればもっと良い動きになるのか。上手く出来ていないときは何が悪いのか。ここを指摘できるようになっているという事は本人がきちんと意識してやっているという証拠になるからです。指摘できないというのは他者に興味がないのか、自分自身が分かっていないのかだと思います。なかなか出来ませんが、ここが常にできるようになると本当にチーム自体が変わってくると思います。

投擲とポールのウエイトの補助をしました。まだ弱い。これをどれだけ挙げられるようになるか。女子とはいえベンチプレスで最低でも40キロくらいは挙げてもらいたい。スプリントではありませんから45キロくらいが最低レベルでしょうか。前任校では30キロのベンチプレスが出来て初めてスタートラインに立てると言っていました。そこのラインは超えていますがまだまだ足りない部分がありますね。全身を強化しようと思えばまだまだやらないといけない事がたくさんあります。

スプリント系初めてシャフト補強。これはいつも通りです。これにドリルを加えてやっています。少しずつやりたい動きが定着してきている感じはありますね。派手さがないのでなかなから盛り上がりませんが、こういう地味な練習をやる事も必要。女子もドリルを始める時には「行きます」ときちんと声を出していました。もっと大きな声になると良いのでしょうがこれも少しずつだと思いますね。前進している。

そこから専門に分かれての練習。スプリントはスタート。壁引き出し、タイヤ押し、チューブ5歩、スタブロの流れ。前回の時よりチューブ5歩を増やしました。タイヤ押しから走りのリズムに移行するためにワンクッションおきたいなという感じでしょうか。まだまだ難しい部分があります。それでも丁寧に丁寧に3サイクルをやる事に。やる中で確実に変わってきています。まだまだ進まない選手がいたり、膝の引き出しが甘かったり、リズムが悪かったりする部分はあります。が、きちんとやっている選手は確実に変わります。面白いですね。

一生懸命にやっても感覚がつかみにくい選手もいます。それでもきちんと課題を克服するための練習が出来ていけば変わっていくと思っています。国体最終予選までにあと何度かこの手の練習をしていきたいと思っています。師匠から「スタブロ」と「バトン」は技術練習だと言われています。だからこそこちらも何とか工夫をしながら改善していきたいと思っています。苦手な部分ですがしっかりと見て改善できたらと思っています。

こちらは本当に2時間で終わり。約束通りです。明日はそれなりに走りたいと思っています。少しは余裕を持たせないといけませんね。

それ以外は専門。とはいっても私自身が細かく見れるわけではありませんから選手と相談しながらやっています。私のキャパはそれほど大きくないので。スプリント&ハードルは指導できると思っています。それ以外の種目は「それなり」です。だから三流指導者なんでしょうね。全部を指導できると良いのでしょうが。実際にどれだけの人がすべての種目の指導が出来るのか。難しい部分です。

少しずつ動きを見ながら本人達と確認作業をしています。そういう部分は大切だと思っています。分からないからやっておけ、ではなく本人達がどのような事をやろうとしているのか、やりたいのかを理解してサポートする事はできます。やはり大切な事だと思いますね。出来ないから全くパスというのではなく少しずつ関わる事、指摘する事くらいはできます。随分大人になりました(笑)。とはいえ、中途半端な技術指導はしても悪影響なのでやりませんが。あくまでスプリントメイン。後は「専門家」に頼って教えてもらった事をひたすらやる。これだけです。

専門種目のある選手は少し長めにやりました。時間が必要です。こちらは3時間くらいになったでしょうか。まーやらないといけない事が多いので仕方ないと思っています。この夏は徹底してやらないと身につかないでしょうから。時間が許す限りはやっていきたいと思います。

私は昨日から保護者会。なかなか貴重な時間を過ごせています。午前中は練習時間にしていますから全て午後から。ワガママかもしれませんが、こういう季節ですからあまり選手だけで練習させたくはないなという気持ちがあります。万が一に備えてですね。

書きたい事はたくさんあるのですがなかなか文字にできません。お許しを。
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戦うために

2016-07-26 | 陸上競技
続き。

バトン自体はある程度安定してきました。が、こちらが指示している内容をきちんとやり切れない。バトンを渡した瞬間にスピードを緩めてしまう選手が複数。ここもしつこく言い続けてきました。「渡った」と安心するのが早い。分からなくはない。が、準備をするという部分にも繋がるのですが「万が一に備える」のです。空振りをして渡らなかった時に相手のスピードに合わせて走り続けなければいけません。渡してすぐに緩める感覚でいたらミスをしたときに「次走者と並んで走る」事が特別なことになります。

レースで特別なことをやるというのは「リスク」の方が大きくなります。普段通りの事をやっていくから上手くいくのです。ミスをしないために何をするか。いや、ミスをした時に何をするかといった方が良いのかもしれません。レースで失敗する事はあります。もちろん上手くいく方が良いのですが。が、万が一に備えて「上手くいかなかった時にどう対応するか」だと思っています。それは普段から「準備する」という感覚がなければ出来ないことです。

繰り返しになりますが「速く走ること」に関しては怒っても仕方ないと思っています。選手は一生懸命にやっていると思います。が、やれば出来ること、やらないといけないことをやらないというのはやはり指導が必要です。なぜなら「チーム」として動いているからです。バトンに関しては1人が「やるべきこと」をやらないで失敗してしまった時に責任はとれません。謝って済む話ではなくなるからです。だからこそこちらは厳しく話をしていかなければいけない。

バトンはそれなりに渡っています。が、まだまだやることがあります。細かい部分を詰めてやっていかなければいけないですね。

そこからはスティック走。久々です。マイナスな書き方が多くなっているので状況があまり良くないと思われるのかもしれませんが流れとしては結構良いと思っています。どこの水準で指導する側が満足するかだと思います。戦うことを考えたら周りより良くできている、という判断基準にはなりません。動き的にも変化は見られますからここはきちんとやるべきことをやっておかなければいけないと思っています。

カーブ直線でのスティック走。走力やストライドに合わせて4つ作りました。ここも当たり前の話だと思っています。一律やっていたらやりたい動きとは異なります。やる事に意味がある。私はそうは考えていません。やるからには意味のあることをやりたい。スティックを使って何をやるのか。目的が明確であれば走力などに合わせて調整する必要はあるはずです。やりたい事をきちんとやっていかなければいけないと思います。動き的には良くなってきています。

最後にセット走を。本当は短い距離だけで終えようと思っていたのですが。このまま終わるのは今日の流れとしては良くないなと判断しました。嫌な雰囲気の中で練習を終えると翌日にも影響します。仕方ない部分もあります。が、少しでも次につながる練習をしておきたいという気持ちがありました。大した量ではないですが久々に120を連続で走る事にしました。全力勝負です。

この練習を始めるまでに少しだけ話をしました。この秋の目標についてです。どこまでやろうとしているのか。スプリント系で勝ち上がろうと思えばかなりの事をやらなければいけません。その感覚を持てているか?厳しい事をいうのは何故なのか。リーダー中心にもう一度確認をさせました。ここが出来なければ今後の練習にも大きく影響すると思うからです。本当に勝ちたいのは誰なのか。ここの部分が抜け落ちてしまうのだけは絶対に避けなければいけません。

1セットだけでしたが2年生の男女リーダーがしっかりと声を出してくれていました。こういう部分の取り組みは重要だと思っています。誰かが率先して引っ張っていく。大半のものは自らの意思で行動を変えることはできません。だからこそ本当に目指すものを見極める必要があるのです。または誰かがリーダーとなり集団を引っ張っていく事でしかチーム全体は変わらないと思います。「誰かがやってくれるだろう」という部分。その「誰か」に自らがなろうとする選手がいなければ集団は変わらないのです。

戦うために何をするか。私はこの部分しか意識していません。熱病に侵されたように一時的に情熱が盛り上がってその後元に戻るというような雰囲気では結果的に戦えないと思っています。その感覚をどれだけの選手が持てるのか。練習さえやれば強くなる。幻想だと思っています。それ以外にもやるべき事はたくさんあるのです。

本当に戦うために。ここは絶対に譲れない。厳しすぎると言われようと敵を増やそうと関係ありません。こちら信念がなければチームとして機能する事はないからです。本当に無名校。県内、県外を含めてそれほど知られていないと思います。私が赴任した事で多少知ってもらえたかもしれませんが、そこに意味はない。指導者が目立った知ってもらうのではなくあくまで主役は選手でなければいけない。そうでなければ何をやっているか分からなくなるからです。

色々と思う事があります。相変わらず上手くまとめられません。文才のなさ。これはもうどうにもならないですね。それでもしつこく書き続けるつもりですが。
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