kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

成長の背景にあるのは…

2008-10-22 | 陸上競技
最近様々な部分で選手の成長を感じます。競技力云々ではなく、「人間としての成長」を感じる事が出来るのが嬉しいですね。

競技を続けていく中で様々な苦しみがあると思います。キツイ練習から逃げたい、故障して自分だけが練習出来ないから疎外感がある、チームリーダーとして引っ張らないといけない等、競技をしていなかったら感じる事のない苦しさを体験していると思います。

大切なのはその現実から「逃げる」のか正面から「向き合う」のかだと思います。これまで何人もの選手がその「現実」から逃げていました。苦しさに向き合う意味を見つけられず、楽な方に流れてしまい大切な場面で力を発揮する事ができませんでした。それは高校生レベルならどこにでもある話だと思います。出来なかった選手を責めるつもりもありません。そこまで賭ける価値が無いと思ったから「本気」になれなかったのかもしれません。逆に私が上手く手助けをしてあげられなかったという責任があるかもしれません…。

今は「強くなりたい」という気持ちを持っている選手が非常に多い。私が示すモノを素直に受け入れようとする選手が増えて来ている感じがあります。私の指導がどうこうというより、選手の意識の高まりが様々な部分につながっていると思います。

この背景には「何とかしなければ」とチームを引っ張り続けた選手の存在があったからだと思います。先日苦しんで来た部分の話を聞きました。それを抱えながら「何とかしなければ」とチームに刺激を与えていた。自分のことよりも「チーム」を優先してしまっていて自分を見失ってしまっていた。だから力を出し切れずに競技に集中出来なかった部分があったと思います。そういう気持ちを持った選手がいたから他の選手は競技に集中できてきたのだと思います。

加えて、様々な人の支援も背景にあると思います。うちが単独でやっていたら選手自身が偏った考え方になってしまっていたと思います。日誌には様々な方に対する「感謝」の言葉が増え始めました。ここにも大きな成長が見られます。周りの方々が様々なサポートして下さるから選手も私も成長しているのだと思います。素直な選手が多いので、気にかけてもらえるのかもしれません。

最終的には「選手がどれだけ強くなりたいと願っているか?」だと思います。周りの方もうちの選手の気持ちを理解して下さるから助けてもらえるのだと。やはり強くなるためには「素直」に指導が聞けて、周りから応援されるような「人間性」を身につけていく事が必要だと思います。

まだまだやるべき事はたくさんあります。今のチーム状態をベースにして更に積み上げていく必要があります。目指す場所に近づきたい。リーダーが「原点」に帰り更に力をつけること。チーム全体が「素直」になり「感謝」の気持ちを忘れずに毎日取り組む。この辺りが強くなるための背景にあると思います。

思い付くままに書きました。不足しているかもしれませんが、また見直して書いていきます。
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思ったより寒い&力を高めるために

2008-10-22 | 陸上競技
今日は曇り。日が照らない&風が強いと肌寒い季節になりました。半袖でも過ごせる日が続いていたので、気温が少し下がるとそれだけで寒く感じます。とはいってもこの位の気温が普通なのだと思いますが。最近が暑すぎただけですね。

練習は体温が下がらないように配慮していましたが、途中から雨まで降り始めてコンディションとしてはイマイチでした。記録が出るような条件ではありません。タイムを少し計りましたが、あまり参考にはなりませんね。更にタイムを計る意味はないんじゃないかという気持ちになりました(笑)。たまに計るのですが様々な条件で変わってくるので…。特に今日のような気温が低く筋温が保てないような時にはスピードは出ません。動きをきちんと考えていくほうが大切です。

動き自体はかなり良い感じだったと思います。男子は150と120、女子は250を走りましたが動きの感じは良いですね。大会がありますが、今がピークというよりはきちんと冬期に突入できるようにしたいですね。
条件が悪くても一緒に走った時には力の差がわかります。今日は最近の調子がそのまま出た感じですね。1年生otaniはかなり身体が進む。まだまだ修正点が多いので高いスピードのまま冬期に入っていきたいですね。練習を積むと疲労が抜けずにトレーニングが積めません。ここの辺りも課題になります。

女子はmisatoに付いていけない。いけません。他県のマイルメンバーは最低でも今のmisatoレベルの力があります。ここで離されているようでは間違いなくレースに参加できません。400を専門にしているrinaが後半引き離される。スピードの差があるのは確かですが、ラスト50mで3~4m引き離されてしまいました。全体的にどうすれば勝てるかをしっかり考えていかなければいけません。力がついてきているので簡単には勝てないというのは分かりますが、本当に勝負をしようと思えば戦う相手を考えなければいけません。チーム内で競争できるのに負けていたら次の段階には進めません。

「今」だけを見ていても仕方ないと考えています。「調子が良い」とかいうレベルで物事を考えていきたくないと思います。「力」を付ける事が出来なければ先には進めません。まだ「弱い」という自覚を持たなければいけません。県体でどうこうではないと思います。もちろん「ベスト記録」を出す事が目標にはなりますが、狙うべきモノを考えていきたいですね。各自が少しずつタイムを縮めていく事が全体のレベルアップにつながります。まだまだやるべきことがあります。各自の「自覚」に期待したいですね。
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任せる

2008-10-21 | 陸上競技
今日は練習時間に少し用事があったので、練習は選手に任せました。もちろんメニュー自体は伝えていますが、雰囲気作り等は自分達でやらせました。

これまでは練習を任せるのには心配な部分がいくつかありました。最近はこの辺りは問題なく出来るので動きを見れない部分だけが気掛かりです。技術練習(動きの確認)はテスト中にずっと実施していました。走り込みは出来ませんでしたが、タイミングと動きの意識だけはひたすら繰り返していました。それが睡眠不足から回復してどれだけ身についているかを確認したいと考えていました。まー見れなかったので各自の感覚に任せるしかないのですが。

戻って来たのは6時前。暗くて良くわからない状態でした(笑)。専門練習にしていたので、各自が自分の課題に取り組んでいたはずです。跳躍系はまだ助走練習を実施中、短距離系はスタート練習が終了していました。今更たくさん走った所で強くなるわけではないので、最後に刺激として120mでまとめました。スピードとしてはかなり出ていた感じがあります。田島に出場した2年生がワンランク強くなった感じですね。断トツに良い動きをしていました。今は冬期に向けての準備段階だと思っていますが、この感じできちんと動きを習得できると面白いですね。

話によると数人動きが良かったみたいで、「是非先生にあの走りを見て欲しかった」と言っていました。話半分に聞いておきましょう(笑)。メンタル的な成長を促すために日誌にはかなり書きました。各自の自覚が芽生えれば確実にチームは変わります。持っている力を引き出すのは自分自身です。今のチームで戦うためにはポイントになる選手が飛躍的に強くなる必要があります。

積み重ねていくしかありません。人間的な成長を期待しながらみていきたいですね。

今日は簡単に(笑)
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走りの課題

2008-10-20 | 陸上競技
テスト終了後の練習でした。県体まであと5日。調整云々のレベルではありません。走り込みなんてものは全く出来ていませんし、狙う大会でもないですからね。

ミーティングをして各自の気持ちの盛り上がりを感じました。そうなってくれるだろうという予測の下でミーティングをしたのですが(笑)。短時間できちんと負荷をかけるには折り返し走(往復走)が効果的だとkida先生に教わっていましたし、体験的にも理解できる部分があります。特に今のように「気持ち」を強くするために、全員が競争する段階では必要な練習です。今のうちには非常に効果的な練習の1つだと感じています。

「苦しい」のが分かっているのにどれだけ手を抜かず立ち向かえるか??ここが今のうちのチームには問われています。後半の苦しさを恐れず、1本目から高いスピードを出していけるか?単なる「持続」だけではこれから先戦えない。今のレベルで「県」を意識するなら十分だと思いますが、それから先の戦いには「絶対スピード」が不足しています。そこを高めていかなければレースに参加する事はできなくなります。冬の間の最大の課題は「いかにスピードを上げるか?」だと思います。

これまでも何度もアドバイスされてきた部分ですが、この2週間で肌で感じる事ができました。いかにスピードを上げていくか?が命題だと思います。特別な練習をしなくても13秒前半で走る女子選手はいると思います。うちは地道に努力を重ねて、動きを作ってそこへの到達を目指します。4継で戦えるようにならないとマイルでも戦えません。4継が速いからマイルが速いというのとは全く違います。狙うところが違うのです。「絶対スピード」を上げていく事で戦えるようになるはず。

そのためにも今日は折り返し走を実施しました。各自が思うことがあったはずです。苦しみと向き合う事で「心」が変わります。逃げずに向き合える選手だけが感じるものがある。隣を走る仲間の息遣いを聞きながら走るだけでも非常に大きな意味があると思います。

終わった後の選手の会話が少し聞こえてきましたが、「競技」と真剣に向き合おうとする発言が多かったですね。これが継続できるかどうかが大切です。その場だけの「変化」では意味がありません。「本物」になるためには継続が大切です。

多くの人の「想い」を背負っている。強くなるためにきちんと感じて欲しいですね。

その後ひたすらウエイト。こちらも互いに指摘しあいながら動きを意識していました。一つがきちんとできれば他にもつながります。身体作りもこの冬のテーマの一つです。ウエイト終了後は補強も入れました。ひたすらやるべきことをやっていかなければ変わりませんからね。

地道に前に進んでいきます。
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満足している暇はない

2008-10-20 | 陸上競技
今日でテスト終了。長かった…。中国新人と田島があり、選手も私もかなりハードな日程で動いていました。非常に良い経験ができた数週間だったと思います。選手も勉強と試合の連続だったので大変だったとは思いますが、自信をつけるには十分な結果だったと思います。

テスト明けなのでもう一度気持ちを競技に向けるためにミーティングをしました。飽きずに良く話します(笑)。今回は「今から何をするべきか?」についてがメインテーマでした。様々な経験をしてきて少しずつですが着実に力がついてきました。これからどういう考え方で取り組んで行くべきかを考えていかなければいけません。今からチームが成長していくためには「1年生がリーダシップを発揮できる」事が重要になります。誰かに頼っている状態では本当の意味での「強さ」は身につきません。1年生の中できちんとリーダになって引っ張っていく存在が育つ必要があります。それを育てるのは2年生です。形だけの注意ではなく、相手を思った細かい指導をしていかなければ本当の意味でのチームの成長にはつながりません。ここが冬期練習の大きな課題になってくると思います。

また、チーム全体が「どうすれば強くなるか」をしっかりと考えなければいけません。この数週間のレースの結果だけをいえば、チームから3人県の決勝レベルの力があります。現時点のタイムだけでいえばギリギリ3人が中国に行ける6位内の持ちタイムです。が、それに満足していては全く次につながりません。今の「力」ではそこそこ戦えるようになっただけであり、目指す場所には程遠いのです。タイムは過去のものであり、大切なのは今からどうするか?だけです。戦うためにはこの冬どう取り組むかにかかっています。そして勝負を賭けた中国に全員で臨みたい。「今」しかできないことを「チームのみんな」でチャレンジしたい。そのためには男子が4継で中国に行かなければいけないと考えています。全員でその舞台を迎えたい。その想いを私は持ち続けています。

本当に大切なのは「各自の自覚」です。これから冬の間にどれだけ必死に取り組めるか??女子は体重管理、男子は故障しないような配慮が必要となります。自分に足りないものをどれだけ補えるか。様々なモノを犠牲にして、最大限の努力ができるかで結果は大きく変わってくると思います。一番強くなる選手は「練習を継続できる者」です。misatoはこれまできちんと練習が継続できた事がありません。あと8ヶ月故障なく練習できれば、かなり強くなると思います。それを全員が追いかけていく事で初めて全体のレベルアップができるのです。誰か一人が欠けても意味がなくなります。

2年生の「想い」を1年生がどれだけ「本気」で受け止める事ができるでしょうか?表面上の取り組みでは「結果」はついてきません。口だけの「目標」では意味がありません。昨年、ube高の選手達から引き継いだ「想い」を形にしていきたい。可能性がある限り全力で向き合っていきたい。私の「想い」も選手に伝わるでしょうか。

強くなるために何をしていくか?選手に送ったメッセージ、どこまで届くでしょうか?見守っていきたいですね。結果に満足して止まっている時間はありません。積み重ねていくしかないのです。前だけをみて進みたい。「本気」になった人間ほど力を発揮できる。他校や他県がどうこうというレベルにはいません。まずは自分達が強くなる事が最優先です。やることはたくさんあります。それが出来る選手達だと思います。そう信じています。

長くなりましたが、ミーティングで話した内容です。満足せずに前に進みたいですね。
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田島での女子400m

2008-10-19 | 陸上競技
今回の強行日程は「女子400mが4人空いている」という投げ掛けから始まりました。せっかくだからマイルに向けて4人の直接対決してみるのも刺激になるかなと考えて、同じ組で実際のレースで走る事に。

選手達は嫌だったかもしれませんね。いつも同じように練習するメンバーでの対決ですから意識する部分もあるでしょうし、互いの力関係も分かります。チーム内ランキング(持ちタイム)では、昨年以来出ていないmisatoが最下位で67秒台(笑)。遅い(笑)。まー選手の走りからすると普通に走れば61秒台は出せるはずですから、それに引っ張られて全体のタイムが上がることを期待しました。

中国新人に向けて練習量が足りない部分があったので、火曜日に折り返し走をして心肺機能に負荷をかけていました。十分とはいえませんが400mには必要な負荷だと思います。昨日の時点である程度走れていたので(1名を除く)、それほど心配はしていませんでした。朝の一次アップを見る限り、前日走れていなかった者も進んでいたので面白いかもしれないと感じていました。

実際のレースは全員積極的に走れていました。経験不足の2人は少し自重気味でした。最後の直線に入るところでmisatoが44秒台。4人が均等の差で直線を走り、トップのフィニッシュタイムが60秒7で止まりました。その後rina、shima、mikiの順で均等差でフィニッシュ。これは初めての61、62、63秒台に入ったのではないかと感じました。それ位良い走りでした。トップが60秒72、続いて62秒11、63秒08、64秒08で4人が自己ベストを更新しました。3人があとほんの少しで持ちタイムが上がる状態だったので残念といえば残念ですが、十分だと思います。最低レベルを63秒台にしたかったので少し足りませんでしたが、2人はまだ県体に出るので61秒台、62秒台に入る可能性はあります。

やっとスタートラインに立てた気がします。これで選手達が「本気」になってくれればと思います。満足してもらったら困ります。今の力をどうやって高めていくかをしっかりと考えていかなければいけません。目指すのは中国大会の決勝であり、そこで6番以内に入ること。無理だと周りに言われても自分達で「できるんだ」と信じて取り組む事ができるか?県内でどうこうではありません。普通のチームに届くものではないのはわかっています。でもチャレンジする意味はある。チームとして高校生活を賭けて挑戦する意味があると私は思っています。

今からは最低レベルを61秒台まで引き上げていかなければいけません。1年生には大きな可能性があります。今回走った2人以外の2人もかなり強くなってきています。伸びる要素がたくさんある選手が多い。もちろん「本気」になればという前提がつきますが。

1つのチームにこれだけ集まるという確率はかなり低い。選手自身がチームを作っていく状態なので、それが上手くかみ合ってきているのだと思います。私の指導方法はあまり変わっていないと思います。細かい部分の配慮はかなりするようになりましたが、「強くしてもらう」とか「やらされている」というレベルではなくなってきているのは事実です。目指すところに向け、しっかりと取り組んで欲しいと思います。

非常に興奮するレースでした。後はフィニッシュの練習をしてあと0.1秒縮めるようにしないといけませんね(笑)
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田島に出る(男子)

2008-10-19 | 陸上競技
昨日も書きましたが、テスト中というのをすっかり忘れて田島に申し込んだので強行日程で下関へ。テスト中は睡眠不足は若干(かなり??)気になりますが、それまでに練習量を上げていたので身体的にはちょうど良いくらいになります。練習はほとんどやっていませんから心配な部分もありました。スタート練習をやりたかったのですが、1時間程度の練習しかやっていないのでサーキットやって、ちょこちょこっと走ったら終わり。なかなかそこまで時間が取れませんでした。反省ですね。指導者の気持ちとしては「冬期の準備」みたいな感じがありますが、選手にとっては大切な大会があります。もう少し配慮する必要があるかもしれませんが、あまり目先の事にとらわれたくはないと思っています。

天候はかなり暖かく(暑いくらい)、100mにとっては良い条件だったと思います。うちからは3人が出場。県新人以来脚に痛みがあって練習出来なかったkazukiは得意のスタートでまずまずの位置につけて無難な走りで11秒82で自己ベストタイ。arimaは最近やっと練習が積めてきたのである程度期待はしていましたが11秒53でセカンドベスト。otaniは先週は並以下の走りだったようですが復調してきて11秒72?でセカンドベスト、前半の課題が浮き彫りになりましたが収穫ありです。決勝進出ラインが11秒53でarimaが0.01秒届かず。県総体で同タイム、抽選で負けて準決勝に進めなかった位ですからね。しっかり「運」を貯めて欲しいですね(笑)。

まだまだトップとは差がありますが、男子も走れるようになってきました。1年生は入学当初は勢いで走っていました。何だか分からないまま走っていたらタイムが出ていたという感じが強いと思います。今は色々と技術的なモノを組み立てながら取り組んでいます。半年前とは全く違うと思います。私自身blogに「何で走れるのか分からない」と春先書いていましたが、技術的なモノが形になってきたと思います。これから更に時間をかけて走りを作っていきたいと考えています。

あまり注目を浴びていませんが、男子は選手としてかなり頑張って練習に取り組んでいます。補強等も地道にやりますし、これから先が楽しみです。来年のリレーで中国進出に向けてしっかりと準備していきたいと思います。11秒5で4人揃えてみたいですね。

長くなったので女子はまた別に書きます。
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テスト真っ最中ですが…

2008-10-18 | 陸上競技
なんと今日はテストでした…。水曜を休みにして今日をテスト日にするという変則的な日程です。このことをすっかり忘れていて、田島記念に選手をエントリーしていました。「女子の400m、4人しか出場者がいないからどうする?」と聞かれて「マイルメンバーで直接対決させてみるのも面白いかもしれない」と思って迷う事なくエントリー(笑)。それ以外の時間を勉強に充てているのできちんとできるはずです。

練習時間が確保できないので、軽く動かす程度しか出来ていません。仕方ないことですね。ある程度分かっていた事なので、中国新人から帰ってきてすぐに強めの負荷をかけました。練習量が落ちていたのに加えて、刺激を入れておかないと走れなくなります。別に記録を狙っているわけではありません。睡眠不足もあり、万全の体調で臨むことはできません。大切なのは経験を積む事です。様々な大会の雰囲気を感じながら力をつけていければと思います。

今日の練習で少しスピード刺激を入れました。走り自体はまずまずです。400に出る女子はそこそこ走れるのではないかという感じですね。今年のうちに上のレベルを61秒台、下のレベルを63秒台にもっていかなければいけません。きちんと走れれば十分届くレベルだと思います。少し気になる部分もありますが、明日の時点でなんとか到達できたらと思います。
男子はしばらくレースから遠ざかっていますが、明日は100mに3人出ます。1人は練習が上手く積めていない者がいますが、後は疲労が抜けて来ています。上手く走れればシーズンベスト位は出るかもしれません。あまり大きな期待はしていませんが、動きのキレは戻って来た感じがあります。

私は冬の練習内容をじっくり考えています。一つ一つの練習のポイントをどう理解させるか。ある程度結果がついてきているので、選手達も意欲的になる部分が出てきます。それに見合う内容の練習が出来るようにしていきたいと思います。やることはたくさんあります。選手が「強くなりたい」と心から望むなら各自が本気にならなければいけません。何を目指すのか??見ていきたいと思います。

明日はレースに出てすぐに戻ります。その時その時きちんとやるべき事があるはずです。そこが理解できないチームにはしたくありませんからね。自分のために全力を尽くせる人間になって欲しいですね。「勝つ」ために何をする必要があるか??各自の自覚と強い気持ちに期待したいですね。
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自分と向き合う

2008-10-18 | 陸上競技
テストがひたすら続き、練習はほとんどやっていません。トレーニングを1時間程度やるくらいで、それ以上はできないですね~。残すところは県体なのであまり意識はしていませんが。それでも選手にとっては大事な大会なのでそれなりに準備をしてあげたいなとは思います。とはいっても来週の月曜日まではテストですからそんなに練習できません(笑)。疲労を抜く良い機会だと思っています。それだけで十分でしょう。

少しの練習時間ですが、各自が自分自身と向き合う事が出来始めた気がします。単に練習をやればいいというわけではありません。「中身」をどうするかが重要な要因になると考えます。自分の中で葛藤している選手も数人います。それをどう乗り越えるか?1から10まで優しく手を差し伸べて上がる気はありません。高校生ですからすぐに答えを出す必要はないと思います。自分自身がひたすら自分と向き合う中で見えてくるモノもたくさんあるはずです。

練習が思うように積めない者、抱えるモノが多すぎて自分のために力を使えない者、「本気になる」ということが分からないで日々過ごしてしまう者、たくさんの人間がいると思います。その者がどう自分と向き合って「答え」を見つけ出すか。教育活動ですから、育てていく必要があります。でも、「答え」を与えるのは一時的な成長はあっても本当の意味での成長はありません。それでは意味がないのです。

「悩み」を打ち明けられて「答え」を求められたので、「頑張れないなら時間の無駄だから辞めた方が良いのでは?」と突き放しました。自分のやるべき事をしっかりと考えられないならもっと有意義なことがたくさんあります。強制するものでもありませんから、自分の判断でやればいいと思います。結局「答え」は分かっているのです。それを後押しして欲しいだけだったと思います。分かってたからあえて突き放す。「自分と向き合う」という時間がなければ絶対に変わりません。

最終的には話をしました。ここが甘いのかもしれませんが、不安定な状態で時間を引っ張るのは問題だと思います。テスト中ですし。結局自分の中にある「答え」を引き出しただけなのですが。これで何が変わるか分かりません。それでも変わっていかないと前には進めません。こうみえても色々見ています。以前から気づいている部分でしたが、新人が終わるまであえて放っておきました。冷たいですね。「今」だけを考えるならもっともっと早い対応ができたのかもしれません。何が「将来」必要なのか?ここが大事だと思います。本人達はしんどい部分もあったでしょうか。

自分と向き合う時間を高校生はどれだけ持っているのか?その場限りの気持ちで動く者が多い中で、何をしていくか。ここにポイントがあるのではないかと思います。しっかりと考えさせていきたいですね。
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ひたすら考える

2008-10-17 | 陸上競技
少し時間があったので、いろいろと考えました。冬期練習に入るのもあり、そのための手段の確認や意味をひたすら考えました。

基本的に考えるのが好きなので、こういう時間がかなり楽しい。どんな練習をしていけば飛躍的にレベルが上がるかを考えるのはパズルを組み立てるような楽しさがあります。練習手段を再検討する意味合いも強い。昨年やった内容の「意味」をもう一度検討する必要があります。ある程度強くなったとは思いますが、本当にそれが「ベスト」だったかはわかりません。まだ経験の少ない私が考える事なので「無駄」があったかもしれせんし、故障を招く要因があったかもしれません。そこをもう一度0に戻して考えていかなければいけないと思います。

まだまだ組み立ての段階です。なんと昨年は全くメニュー表を配布していない様子。きちんと整理して系統立てた練習形態にしていかなければいけません。昨年はハードル走とタイヤ引き、坂道走をかなりやりました。が、実はここには共通する部分(意図する動き)が多く存在しするのでひとくくりにしても構わないのではないかという感じがしています。もう少し冷静に考えていく必要があるとは思いますが、少し形を変えてもいいのかなという気はしています。

「技術練習」と「身体的負荷」はやはり違うと思います。基本的に「身体作り」には時間を割く必要があります。走り込みは実は「身体作り」に入ると思います(当然か?!)。ひたすら走れば良いわけではないし、動きを身につけさせるだけでは良くない。バランスだと思いますね。

まだまだ考えないといけないことはたくさんあります。考えていきます。
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