kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

ジャンプ系と身体作り

2021-12-08 | 陸上競技
火曜日。この日もバタバタ。もうとにかくバタバタしているのです。

この日の午後は学年で維新公園へ。進路ガイダンスが実施されました。1学年が全員で維新公園に行きそこで大学や専門学校の話を聞きます。進路に向けての準備です。私は最初就職希望者に付き合って就職の話を聞きました。それが1時間程度。そこから他のブースを見て回ることに。そこに陸上関係者がいました。100mを11秒台で走る女子選手です。話を聞くと大学の広報担当になったそうです。転職?して大学職員となり競技と仕事を両立させていると。いや、なかなかです。こんな所で出会うとは(笑)

そこから戻って学校で練習。気がつくと雨が降ったり止んだり。元々の予報は雨でしたが数日前に晴れになっていました。が、当たらない天気予報はこの日も我々の期待を裏切る(笑)

本当はこの日も走る予定でしたが、前日に7歩ハードルをやりたかったのでkbt先生に相談させてもらって火曜日と水曜日のメニューの入れ替えをしてもらっていました。そのためこの日はジャンプ系とトレーニング中心。練習の初めはまたもアップサーキット(笑)。メニューの入れ替えがされているのですが、元々水曜日にアップサーキットが入っていたので前日に引き続きです。とにかくしつこく言い続けてきちんとした動きをさせる。当たり前の話ですが。

そこからハードルジャンプ。座った状態から腕を使って身体を浮かせるという動きをしてからのハードルジャンプ。何人かはかなり浮くようになっています。身体の使い方がまだの選手はここができない。とにかくやる中で覚えていく。少し私も跳んでみました(笑)案外できる。しかし、無理をすると怪我をするので徐々にやっていきたいなと思いますね。とにかく動ける身体を作る。そのために痩せる(笑)基礎筋力を上げる。私自身もやらないといけないなと感じています。

上へのジャンプから今度は砂場で5段跳び。前方向へのジャンプです。実際に進むのは前方向なのでこの変換は大切です。負荷も大きいですがやはりこの手の練習はやりたい。ここも時間をかけてやりました。足場が少し滑るので記録的には微妙ですが。とにかくこうやって「目に見える結果」が必要になります。普段の練習では一切記録を測っていません。この辺りのことは我々の中で共通している部分です。が、その反面「力が付いた事を実感できない」というのもあります。だからこそハードルジャンプや5段跳びなどの練習の中で「できない」が「できる」に変わって行く事が「自信」に繋がっていきます。冬の課題ですね。

そこからはトレーニング。私はウエイトの方に付きました。先日から重さのことが気になっていたので。あとは正確なフォームで力の使い方まで考えておきたいなと。まだまだその辺りが足りないので一つずつ丁寧に。4月当初や夏休みに入った時などはほとんどの種目が「シャフト」だけの感じでした。軽すぎる。指摘しても「重たいです」となかなか重くならない。半強制的にやらせると全く問題なくできる。トレーニングの原則として「漸進性の原則」があります。これは「トレーニング負荷は少しずつ増やしていく」という基本原則。できるようになったら負荷を増やしていかなければいつまでたっても筋力向上はありません。言い続けて少し重くなっていますが、気がつくと夏のままという感じも。やはりこちらが付いて「できる」と判断したら「負荷を増やす」という形にしなければいけないかなという気はしますね。

フォームも力の使い方も。とにかく「それが何につながるか」という部分も含めてやって行く。私自身はこの辺りしつこくやらせるとタイプです。フィジカルトレーナーになりたいくらい(笑)。こだわってやっていかなければ変化は生まれないと思っています。男子は比較的重さにこだわってやる部分がありますが女子はその感覚が小さい。身体づくりのための時間はかなり割いています。何とかしていきたいですね。

ウエイトに付いていたのでサーキットの方はほとんど見ていません。バランスよく。色々なトレーニングをする。トータルとしての力を引き上げていけたら良いなと思っています。私自身もジョグしようかなと悩みましたがやめておきました(笑)。私の体重よりは練習見る方が必要だと思ったので(笑)

地道な積み重ねをしていきたいと思います。ちょっとだけ体重が減った気がします。まー気持ちですが。こちらも積み重ねていきます。
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ハードルの練習について考える

2021-12-08 | 陸上競技
またも内容が遅れています(笑)まー気にせずに書いていきます。

月曜日。この日はなんだかバタバタしていました。記憶が曖昧ですが。なんか本当にバタバタなんです。うーん。どうしたものか。慣れてきたらみたいな話はよくありますが、それ以上にやることがある気がしています。まー仕方ない。

この日は金曜日に話をした「目標設定」についての用紙が提出されていました。kbt先生がコピーをして渡してくれました。ありがたいことです。かなりの選手が目標設定について具体的に書けるようになっていました。これまで読んできた本の中には「よりリアルに目標を書ける者が達成できる」と書かれています。自分がやろうとしていることをイメージできるかどうか。なにが必要かを考えられるかどうか。その準備が目標を実現するための大きな要素なのです。夢のようなことを書いている選手は絶対に達成できない。必要なことが見えてこないからです。変化を楽しんでもらいたいなと思います。

練習は懸垂から。3分間の時間を与えられてその中で「懸垂」「バック懸垂」「懸垂逆上がり」をします。とにかく「できない」を「できる」に変えて行く。このための時間にしてもらいたいと思います。そこからアップサーキット。他の補強に比べると時間がかかります。それでも必要なことはやらないといけない。基礎筋力アップが必須です。

そこから基礎ドリルⅠとⅡ。土曜日から少し進む感じになっています。だからこそ丁寧にやっていきたい。進むと崩れる。ここを忘れないようにしっかりとみていきたいなと思います。我々もやれる事をやる。ハードルドリルも。ワンステップハードルは男女で少し設定距離を変えていますが、女子も詰まって来たので伸ばしても良いかなと思いますね。最初の段階は狭く設定しておいてから伸ばす。定石です。

この日はタイヤ押しと最初の出の確認を。先週できなかったのでこの日はしっかりと。タイヤ押しと組み合わせる事でスタート段階の足運びが良くなっていきます。これまではタータンの上で走っていましたが、時間の節約のために土の上で。この方が負担が少ないというのもあると思います。この日はこれを2サイクル。技術的な練習はかなり多く入っています。その分時間もかかります。複数で色々な目で見れるというのも本当に大きな事だと思っています。

本当はここからバトン往復走をやりたかったのですが、時間が押してしまったので割愛。専門練習の時間の確保のために削りました。どうしても専門練習が不足気味になります。特にシーズン中はやりたい事、やらないといけない事があるので専門練習の時間が圧倒的に足りなくなっています。この冬は専門の時間を確保していこうという部分もあるので。限られた時間の中でなにができるか。

この日、ハードルはやりたい事がありました。ヨンパのための練習です。何度も書いていますがハードル練習に特化してやっていける部分があります。ここは本当に恵まれています。少しだけ動きをやる。ここ最近は「跳ぶ」ことが多くなっているので動きの基本を再確認しておきたいなと。歩行のリード&抜き足、リズムを付けてのリード&抜き足。そこから真ん中でのリズム。ここは今度のハードル練習会でもやっておきたいなと思っています。お陰様で頭の中でイメージが湧いて来ます。

そこからヨンパのための練習。少し古い資料があります。これは中四国合宿や中国合宿などのために作った資料です。この当時は自分のイメージの中、計算の中でやっていた部分があります。実際に選手にやらせた時に距離設定が曖昧で変更することも多くありました。今回、ヨンパの練習を常に考えることができるのでそのための練習を考えていきたいなと。昨年はショートハードルの選手がいてその選手にヨンパを視野にやろうと思っていたので5歩ハードルをかなりやりました。120mくらいの距離での5歩ハードル。これはこれでかなりの効果があったと思います。

が、この冬は7歩ハードルもやろうかなと。ショートハードルの練習の時には5歩ハードル中心、ヨンパの時には120mを使いながら7歩ハードルをやる。これで走りとリズムを作っていきたいなと思っています。ここで大切なのが「距離設定」です。去年今年とハードル練習の頻度が増えています。その中で「理論的な数値」だけではなく「実際に必要な距離」を考えるようになりました。今回も男子と女子で「7歩」をどのようにセッティングするかを考えました。

この距離設定をミスると練習の意味は一切なくなります。スピードが落ちた状態で走っても効果はないからです。出来るだけ高いスピードを保ちながら実際のレースに近い感覚で走る。キャラ設定もしながら。この中でやはり身についていく部分があります。

この練習は「高いスピードで走る」だけではなく「リズム感」も作れるのではないかなと考えています。本当に「ヨンパの選手を育てる」という視点の中で考えた時に特化した練習だと思っています。ショートハードルは「強引に持って行くことができる」部分があります。しかし、本当はそれだけではヨンパはできない。去年はショートハードルの選手にヨンパをというのも考えてやっていました。5歩だとある程度パワーで持っていけます。それを「効率よく走る」という事で歩数を増やしてハードルをやる。これはショートハードルの選手にもやらせたいなと思います。

やはり問題は走力と間のインターバル。歩数が異なる選手を同じインターバルでやらせるというのはナンセンスだと思っています。リズムを覚え込ませるためには自分に合ったストライドでの走りをするべきです。これは私からすれば当たり前のことだと思いますが、これを考え始めると色々なことが必要になります。17歩で走る選手と15歩で走る選手が同じストライドで走るのは無理。7歩であれば尚更です。誤魔化しが効きません。この辺りのことも考えながら組み立てていきたいなと。

やってみてやはり「効果的」だと感じました。これからは定期的にやりたいと思います。この距離設定に関しては今、これまでのものを改変して作成することにしています。ハードル種目の良さはこの辺りにもあります。工夫次第で色々なことができるのです。実際に短距離の練習にもハードルをと入れてやる予定になっています。可能性は広がります。

良い練習ができました。力がついているなと感じています。かなり面白いなと思う部分もあります。何とか力を上げたい。専門的な事をやれるというメリットを最大限に使って戦えるレベルになってもらいたいなと。見ていてアイデアが浮かんできます。また色々と考えていきます。貴重な勉強の機会です。

また書きます。
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身体を動かす

2021-12-08 | 陸上競技

日曜日。この日は「動こう」と考えていました。前にも書きましたが「痩せよう」という気持ちがあります。選手にも「目標設定」の話をしましたが、自分自身もある程度やらないといけないなと。練習会で多少なりとお手本を見せられるように。本当に運動していないですからすぐに息切れがします。だめですね・・・。

 

とりあえず歩いて緑地公園まで移動。ここは2.5キロくらいでしょうか。そこからはやり走ったほうが良いかなと思ってジョグをすることに。本当に体を動かしていませんでしたから軽くジョグをするだけでもかなりの負荷。それでも気持ち的に「走ろう」と(笑)。陸上競技場の周りに「ジョギングコース」があります。そこに「〇m」という距離表示が書いてあるのでそれを目標に走ることに。長い距離を走るというのは難しいので「1キロ」を走ろうと。何か目的があるかといわれると全くないのですが、「走る」と決めたので走ろうと。

 

まー「走る」といっても本当にジョグレベル。身体を動かしていない人間にとっては「ジョグで走る」ことさえもかなりの負荷になります。よくよく考えてみると本当に運動していないなと。先日から寝る前に「腹筋」「背筋」「腕立て」をやっています。これだけでもかなりの進歩。基礎筋力を高めて基礎代謝を上げようという感じです。1週間くらい補強をしたので少しくらい走れるかなと思いましたが「全くダメ」です(笑)。連続して走るのは不可能なので1キロ走ったら少し歩くということで。

 

目標は「5キロ」走ろうと。いきなり長い距離を走るのは無理なので1キロを5回に分けようと。何度も書いていますが「強制」されているわけではなく「勝手に決めて勝手に走っている」だけです(笑)。これが1キロで終わろうが3キロで終わろうが別に関係ない話です。とはいえ、「走ろう」と決めたのでこの日くらいは走ろうかなと。3本走った時点で「いや、これは・・・」という気持ちになりました。「陸上競技部顧問」というだけで「走っている」と思われがちですが本当に動いていません。1キロを走るだけでヘロヘロになるくらいです。

 

が、「決めたからやろう」という強い意志を持って(笑)。4本走って最後の1本は「少しペースを上げる」という高い目標を(笑)。とはいえ、間違いなくヘロヘロなので「5分を切ろう」というレベルのスピード。走っていると「0.1」「0.2」と距離表示が見えます。とにかくこれを少しずつ増やしていって1キロまで・・・という目標。ペースを上げるというのはできません(笑)。走っていたらジョガーの皆さんに抜かれます。全然です。それでもなんとか走り切り4分55秒くらいで走り終えました。いや、これはしんどい(笑)

 

走っていて思ったのはやはり「スモールステップ」が重要だなと。距離表示があることで「あと600m」とか「半分まで来た」というのが分かります。自分が少しずつ前に進んでいるのが分かる。こういう部分は選手にも必要だなと。やっていることが「前に進んでいる」ことの確認になるかどうかです。なんとなくやっているというのではなく「やっている」という実感がわくほうが良いなと思います。できないことができるようになっていくというのは「分かりにくい」部分があります。男子がウエイトが好きなのは「目に見えて結果が分かる」からだと思います。他にも何かできるようになればいいなと思います。これもkbt先生と話をしながら「懸垂」を毎日やらせようかという提案をさせてもらっています。やればできるというのを実感してもらいたいなと。

 

そこからまた歩いて帰宅。この日はトータルで14㎞の歩いたり走ったりしていました。初めて時計の機能が役立ちました(笑)。で、kd先生が光で練習をされているのでそれを見に行く。本当に見に行っただけですが。そしてラーメンを食べる(笑)。

 

 

貴重な時間でした。夜は休まずに補強を。まじめに継続していこうと思います。ヘロヘロ(笑)。

 

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セミナーパークで

2021-12-07 | 陸上競技

土曜日。この日は気分転換も含めてセミナーパークへ。学内だけではなく色々な環境でやっていくことで見えてくることもあります。

 

気分転換ということもあり最初はマークを使ったゲームを。これはサッカーでよく用いられるようです。スペースを作る。マークをする。広い視野を持ちながら先を見越して動く練習。これがスプリントに直結するとかではなく、様々な形で「考え方」や「視点」を磨いていく。ゲーム性もあるのでかなりの時間を使いました。たぶん予定よりも多く時間を使ったと思います(笑)。

 

そこからは坂道を使っての「ジャンプ系」で。バウンディングや片足跳びなどを上り下りを使って。前日に「一歩目の重心移動」をやっていて選手もいます。今回はそれを生かしながら「一歩目で歩大きくマークを超える」という形で。上手くできない選手もいるのでグループ分けしてそれぞれに「教えさせる」という時間も。時間に余裕があるからこそできる部分かなと。ここが「弱点」という選手もいます。何とかしてここを克服していく。大きく跳ぶというだけではなく「そこからの流れ」も必要になります。練習を重ねていくことの重要性ですね。ハードルジャンプが得意でもバウンディングが足だけになる。これでは進みません。「腰が残る」タイプの選手はここをどのように改善するかというのが大きいなと思います。結局走れない。

 

kbt先生と話しながら「女子は片足でどれだけ跳べるか」という部分に。これは以前から書いているような。mtm先生やysd先生と話をする中で「ホッピングの重要性」について出てきます。この部分の強さとスプリントの強さは間違いなく比例すると思っています。男子よりも女子のほうが相関関係が強いと思っています。だからこそ芝生の上でもしっかりと跳ぶことが必要になる。やはり「頻度」をどうするか。練習の中に「縄跳び」を入れていきたい。片足二重跳びなどをしながら「片足で力を発揮する」という部分を経験する。それが少しずつ前に進んでいくことになるのかなと。準備としては重要だと思っています。話をする中で色々なイメージがわいてきます。グランドで話をすることは面白い。

 

少しだけ平地で。これまでひたすら「縦の動き」をしていました。少しずつ「横の動き」に変えていく。「縦の動き」がしっかりとできていないと進むときに膝が開きます。それにより接地に位置がずれる。前に進むことでやってきた動きがつながらなくなります。「縦の動き」だけでは実際の走りにつながらない部分があります。足長を伸ばして少し進む。やはり時間をかけてやってきたところが身についています。「腰が進まない」選手に関してはこの辺りから苦手です。足だけで進んでしまうので。繰り返しやっていくことが重要かなと思います。それでも間違いなく「変化している」というのがあります。大切。ここに時間を割きました。

 

そこから短い坂道を20m×4-40m×4-60m×4で。競争形式で実施。ここで勝負できるようにならないと他校と戦う力は身に付きません。「強くなりたい」「記録を出したい」という「想い」があっても競争の中で勝ち上がっていくことは重要。もちろんそれだけではない「努力の積み重ね」も重要ですが、「勝負」の中では「よく頑張った」ということでボーナスポイントはつきません。「勝利至上主義」ではありません。が、実際には「勝つ」か「負ける」かの話になるのです。だからこそシビアに「相手に勝つ」という意識を持っておく必要があります。

 

長距離を走る方々が多かったので場所を移動して実施。5人1組でリレー形式で。距離的には120mくらいでしょうか。3本を1セットとして3セット。競争ですから全力です。普段とは異なる形式で走るというのは面白い。男女混合のリレーですから差が開いていても一気に詰まることもあります。見ているとずいぶん走れるようになってきているなと感じます。何度も書いていますが、ある程度の時期から「来年ブレイクするな」というのを感じるようになります。動きの変化なども含めてです。毎日毎日の積み重ね。「今日はこれが良かった」「できなかったことができた」という感覚を毎日感じられるようになるといいなと思います。

 

気分転換も含めて。いい練習だったと思います。

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小雨の中で

2021-12-06 | 陸上競技

金曜日の練習について。目標設定の部分で時間をもらいました。そのため予定していた練習を少し端折ることに。申し訳ないなと思いますが、必要なことだったと思っています。これがこの場だけのことにならずに次につながっていってくれたらという部分ですが。

 

目標設定について話している途中で小雨が。予報では朝だけのはずでしたが微妙に降り続けるという感じ。うーん。なかなか難しい。それでもアップサーキットを屋外で。練習の中心に「補強」があります。これは在籍している3人の指導者が共通する部分です。走るために必要な身体作り。丁寧にやっていくこと。ここが練習のベースになります。まだまだ足りない部分がありますが時間をかけて身体をしっかりと作っていければと思っています。

 

そこからピロティで動きの基礎。壁抜きをしてからハードルドリル。ハードルを使った練習にはいくつもパターンがあります。全ては「股関節周辺の強化」につながっていく。更には動きの切り替えのタイミングや接地のポイント。いくつもの要素が含まれている中での練習になります。連続抜きやワンステップハードルも取り入れられています。何度も書いていますが「なぜその練習をするのか」という部分が明確にならなければ時間をかけても無駄になってしまいます。ここもしつこく言い続ける。

 

そこから屋外で「片足スキップ」を実施してからのスプリント。動きの感じが良くなってきているなと感じます。この時期からある程度「片鱗」が見えないといけない。いきなり3月になって走れるようになるということはありません。普段の練習から「走れるようになってきているな」と感じられるかどうかは大きいと思っています。ロングスプリント系がかなり動きが洗練されてきた居る印象を受けています。まだまだですが「片鱗」は見えています。元々短い距離のスピードを上げてから距離を伸ばしていくというパターンでやっています。この冬はこの部分も踏まえてある程度のスピード持続ができればいいなと話しています。

 

本当はここからバトンなどをやろうと予定していたのですが、時間の関係で割愛することに。この段階で「かなり進む」という印象があったのでそのまま専門練習に行こうと。短距離はトーイングをやってから「1歩目の重心移動」を課題としてピロティで。ここはkbt先生が。跳躍系も専門に分かれてkd先生が。私はハードルを。こういう部分も分担ができるので細かく見れます。全員で一緒に見ることもありますが、専門的な指導が受けられるという部分は他ではできないことではないかなと思っています。

 

ハードルは時間の関係で一歩ハードルから。これを「短め」の設定から始めました。ドリル的な動きもしたいのですが時間がないので割愛。利き足を2本、逆足を1本という形で。ショートハードルの選手であっても多少なりと逆足の練習を入れていいと思っています。バランスです。今は全体的にヨンパを意識した練習内容にしています。頻度を増やしていくことで「越えていける」ようにしたい。3本を1セットとして2セット。そこから少し足長を伸ばしてもう2セット。無難に。

 

最後に交互にハードルを越える練習を。2歩ハードル。これもあまりやらないかもしれません。実際この手の形でレースで使うことは少ないので。しかし、「技術練習」としては必要だと思っています。「ハードルに特化する」ことができるのでこれができるというのもありますが。これまでであれば「短距離」と「ハードル」、「跳躍」などを見る必要がありました。そうなると「やっておくように」という感じが増えます。それぞれのパートの練習をする必要があるからです。「跳躍」「投擲」を一切やらずにスプリントに特化するというのも必要な選択だと思っています。人数が増えたり種目が多岐にわたることで「細かくできない」という状況が生まれるからです。それが今は「細かくできる」という環境。私自身もやりたいと思うことを試すことができます。ありがたい。

 

で、2歩ハードル。これは「利き足」と「逆足」を交互に使います。かなり難しい。左右が気にならない選手であれば問題ないのかもしれませんが、どうしても「左右差」がでます。それを自然に交互で越えていけるようにする。意図的にやっています。利き足が上手く跳べても逆足で止まってしまって届かなくなります。抜き足が前まで持ってこれないことと流れが止まってしまうことが大きな要因です。それを体感しないと分からない。同じ足ばかりで逆足であればなんとなくできるようになってきています。しかし、レースの時には「交互」です。特に逆足の時に流れが止まってしまうので次のインターバルが苦しくなります。それを克服するためにも「2歩ハードル」は必要だと思っています。

 

「利き足だけで行けばいい」という指導者もいると思います。が、ハードルインターバルで2歩増えるというのは「大きな減速」につながります。回数は少なくても逆足を利用することで最低限の減速に抑えることができる。ここも非常に大事な考え方だと思っています。その1回のために逆足を練習すのが無駄な時間と思うのか、必要だと思ってやるのか。考え方次第だと思いますが私は絶対に必要だと思っているのでやるようにしています。大学に進学してやりたいと思う選手もいるでしょうから、その時に困らないように準備していくという意味もあります。

 

ヨンパの練習について色々と思うことがあります。同じ男子であっても「歩数が違う」という状況が生まれます。そうなると「ハードル間」が変わってきます。15歩で行く選手と17歩で行く選手が同じ距離でやるのは「間違っている」と思っています。それぞれのレース展開によって「用いる歩数」が違う。そうなると「ストライド」も変わってきます。一律でやるのではなく細かくやっていくことが必要になるのではないか。女子も同様ですが。練習自体は「最大公約数」の中で距離設定していきます。本当は10人いれば10人に合わせてやるのがいいのでしょうが。それは難しい。どこで折り合いをつけるのかも考えていきたいと思っています。ショートハードルもヨンパもそれぞれ工夫次第で大きな差が出てきます。面白い部分です。

 

まとまりがありませんが。ハードルの練習について考えることがあります。この冬はまた違う形でやってみたいなと。ハードルインターバルの設定や歩数の部分も含めて工夫したいなと思っています。チャレンジしながら良い練習になればいいなと。

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目標設定2

2021-12-06 | 陸上競技

前の記事の続き。

 

「目標設定」に関して話をしてから「具体的な方法」について簡単に説明をしました。「決めればいい」というわけではなく「なぜその目標を設定するのか」というところが重要です。ここでは「孫氏の兵法」を利用しながら。読んでいた本の中に「五事七計」がありました。これを「目標設定」に生かせないかと考えていました。そのために必要な情報を提供する。考えるための「指針」を示しておけばそれを基準に「具体的な目標設定」につながるのではないかと。

 

5つの視点で勝利のシュミレーションを 「道・天・地・将・法」を利用して考えるというものです。読んでいた本を参考にしながら、それを利用しながら選手の目標設定につなげていけたらと。

 

「道」とは元々「大義名分」という意味があるようです。「何のためにやるのか」と置き換えられるかなと。そこでこれを「目標」として1か月後、3か月後、半年後の自分自身をリアルにイメージする。その目標を達成するために情報を集めてよく準備し、よく考え抜いて、詳細でリアルな計画を立てる。単純に「大義名分」を掲げるのではなく、それを達成するために何をしないといけないのか、どれくらいの準備が必要なのかを考えるというものです。

 

「天」とは本来は「気候や四季」を意味する。それを置き換えて自分自身が置かれている周囲の環境、チームメイトや周囲の学校の状況、指導体制などを考える。その部分を考えながら上の大会に進むためにどれくらいの記録が必要か、今の自分の立ち位置の把握をする。単純為「目標」を掲げるだけではなく「自分がどれくらいの場所にいるのか」を冷静に把握する。環境や指導体制はどこよりも恵まれていると思います。それでも必要なこと、自ら提案していくことはあると思っています。その環境をどのように生かすか。

 

「地」とは文字通り地理的条件。それを置き換えて自分自身が活躍するフィールドはどこかを考える。今やっている種目にこだわらずに「自分が一番力を発揮できるのはどこか」を考えていく。さらには自分自身の「武器」になるものは何かを理解しなければいけないと思っています。自分自身の資質、能力が生かせる分野はどこか。自分の「武器」を理解してそれを磨いていくための練習ができるか。ここで「自分自身の理解」が必要になります。自分の得意分野、苦手分野を理解する。自分は「できるんだ」という過大評価をすることではなく冷静に「自分を知る」ということが必要。それをきちんと分かって何をするのかを明確にする。

 

「将」とは本来的には「リーダーの資質」のようです。戦うためにはそれを率いる「将」の能力が問われます。それを置き換えると自分自身が活躍するための「必須能力」になるかなと。目標を達成するために必要不可欠な能力を自分自身が分析してそれを磨いていく必要があります。「地」とは今持っている力と置き換えられますが、「将」は専門種目で活躍するために「必要な能力」です。目標を達成するためにどのような力が必要か。記録や体力値などを具体的に挙げていく。スタートが苦手という選手であれば「瞬発力」や「最初の重心移動」が必要になります。単純に「スタートを直す」というだけではなく、それを修正していくために「必要な能力」を考える。導き出す。それを鍛えなければ「目標」には近づかない。

 

「法」とは「軍の規律」という意味。これも本に示してありましたが、「己に克つこと」「自分自身を厳しく律する」ことだと。「目標」を決めたらそれに向けて自分自身がどのように取り組まないといけないか。ここは「気持ち」の持ち方の部分だと思います。ここがきちんとしないと決めた目標に対して自分自身が甘くなるところが出てきます。決めたこと、練習を絶対に正しくやり抜くという「心の強さ」が必要です。目標達成のために「自分を律する」という行動指針を決めていく必要があると思っています。

 

これも紙媒体で作成して渡しました。これを具体的に記入するための「ワークシート」も作成して渡す。これをどのように利用するか。考えてわかるかどうかです。

 

本当はこれに「七計」の話も加えています。ここは時間的に割愛しました。難しくてわからない可能性もあるので。ここでは「ライバルを決めてどのように戦うか」を示しています。自分とライバルを比較してどうすれば勝てるかを考える。自分だけがやっていてもライバルもやっています。そこに勝つためにどうするか。方法を見出す。

 

ここをどのようにするか。具体的に目標設定ができるか。より実現可能なものになっているのか。数か月後に自分が強くなっているイメージを持つための目標設定になっているか。期間を区切って達成できる目標になっているか。段階的に積み上げていくことができるか。

 

ここは重要だと思っています。難しくならないようにかみ砕いて説明しました。伝わるかどうか。自分自身を高めるための「目標設定」をして「必要な能力」や「自己理解」をする。単純に「強くなる」という漠然とした目標を掲げても意味はないと思っています。役に立つかどうか。見ていきたいと思います。

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目標設定

2021-12-05 | 陸上競技
前の記事の流れの中で。

木曜日の夜に資料を作成しました。口頭で話をしても頭に入らない、記憶に残らないというのがあるので。具体的に何をしないといけないのかを伝えるためには視覚的に見ていくことが必要になります。黒板を使ったりすると分かりやすいかなというのもあるのですが。時間の関係で別室に移動してやりたいところですが屋外で。

時間をもらいました。練習する時間を削る事になります。本当は練習をした方がいいのかもしれません。しかし、その前の段階で「目標をどう設定するか」というのはすごく大切だと思います。毎日の練習の中でどのような目的意識を持っているか。目標に向けてその日その日なにを積み上げていくのか。与えられたことをやればいいという感覚では、どれだけ技術的なことを細かくやっても繋がっていかないと思います。

まず最初に「目標とは」という話から。前日にもらった画像を利用させてもらいながら話をしました。「魔法の黒板」という話で。具体的に「どの時期」に「どれくらいの数値なのか」というのが示されています。最終目標に対して常に逆算してやっている。いきなり大きな目標を狙うのではなく、その前にやっておかないといけないことやクリアしておかなければいけない技術課題があります。単純に「目標」を決めたらそれで達成できるわけではありません。実際に目標を達成した人達がやっていること。ここは見逃してはいけないと思います。

「強くなりたい」という気持ちがあったとしてもその方法論を知らないという部分はあります。何度も話していますが「練習をやったら強くなる」という訳ではない。そこには具体的な方法があると思っています。取り組みの姿勢という枠組みではなく「考え方」です。ここが分からないとうまくいかない。

前の記事にも書いた内容を指摘しました。47秒台を出す。12秒00を出す。これは立派な目標だと思います。が、本当にその目標に向けてできるのか。実際問題、「オリンピックに出る」ということを目標に掲げたのとなんら変わりはありません。今の力を考えてその目標が達成できる可能性は0に近い。それは目標でもなんでもない。その目標達成をするために「具体的に何をするか」がイメージできないからです。

これも話をしましたが「IHに出場する」というのは全く意味のない「目標」です。掲げているだけだから。そのために具体的になにをするのかが見えてこない。「10秒75を出してIHに出場する」という具体的な数値を示しながら考えるとまた話が変わってきます。実際に中国大会の決勝で10秒75を出せばIH出場の可能性があります。単純に「数値目標」を示すのではなく「意味のある数値」でなければいけないと思います。ある選手が県総体で12秒5、中国大会で12秒3を出してIHに出場すると書いていました。これは具体的に段階を追って示された目標です。今の力からすれば可能性が出てくるでしょう。実際12秒3ではIHには届きませんから考えなければいけないですが。やはり「具体的で測定可能な目標」でなければいけないと思います。

2つ目は「達成期限が決まっていること」が大切になります。本当に狙う大会から「逆算」をして「どの時期にどれくらいのレベルに達しているか」を期間を分けて考えていく必要があります。試合前になっていきなり「あれ?強くなってる?」みたいなことはありません。これまで見てきた中で本当に強くなっていく選手は12月や1月にその片鱗があります。あー、これは間違いなく強くなるなというのが練習の走りの中で出てきます。期間分けをしっかりしてそれぞれの時期に何ができるようになっておく必要があるかを自分自身で決めてやっていかなければいけません。具体的な目標が達成できない選手はその段階でイメージが持てなくなります。うまくいきません。

そこで具体的にどのような目標の設定をするかも話しました。今回の目標設定の紙を見ると「IHで優勝する」と書いている選手がいました。可能性はあると思っています。が、「170を一発で跳んで優勝」と書かれています。これは「170で優勝する」というイメージになります。残念ながら170では優勝できません。私は今回の話をするために一応過去の結果を調べながら目標設定の参考を示しました。「IHで178を跳んで優勝」が実際に必要な記録です。または「IHで175を一発で越えて3位入賞」が本当に必要な目標です。170では優勝できません。間違った目標設定になるとそこを目指してやる事になるので勝てません。

女子のマイルは4分切りしてIHに出場と書いていました。残念ながらその記録ではIHには行けません。本当は走る4人がそれぞれどれくらいのラップで走れるのか、走らないといけないのかを考えた上での目標でなければいけない。それぞれが責任を果たすためにもノルマが必要です。本当にIHを目指すのであれば「3分55秒を切って中国大会で3位」というのが実際に必要な目標でしょう。単純に「目標」を掲げたらそれでいいという話ではない。より具体的にどこまでやらないといけないのかを考える。高過ぎる目標では「なにをやったら良いのか」はイメージできません。

話をしましたが「高い目標を掲げる」というのは「高い目標を設定しておけば良いだろう」というのもあると思います。低い目標を設定しても大したことがないと思われるので。それよりは達成できないけど高い目標を掲げておく方が良いなという部分がある。が、本当に必要な目標設定は「達成できる可能性が50%」だと言われています。13秒6で走る選手が12秒0を出すと言っても何をすれば良いのか見えてきません。

ここで大切なのが「現実を理解する」という部分。高すぎる目標では「今の自分の理解」ができません。今の自分自身の力が分かっていなければなにをすれば良いのか見えてこないからです。高すぎる目標設定をしている間は自分自身の課題は見えてきません。最大限の努力をして達成できるかどうかのギリギリの目標。それにチャレンジすること。このは大きいと思います。ギリギリな目標を設定した時、「達成できなかったら」という不安もあるでしょう。それができなかったらカッコ悪い。本当はそこは関係ない。自分自身の限界にチャレンジするための目標設定でなければいけないと思います。

それに加えて「必要なこと」を具体的に書き出していく必要があります。三段跳で14m20を出してIH。そうであればなにが必要か。最低限立五段で14m50は必要になるでしょう。それをいきなり春に出すのではなく12月には13m50、1月に14mというように期間を分けて少しずつ数値目標をクリアしていく必要があると思います。それにより自分のやるべきことが正しいかの確認にもなります。さらにそれを達成するためには50mバウンディングを何歩でいかなければいけないかも考えていく必要があります。そのためには潰れないように最低限でもスクワットの重さが何キロ必要になるのか。ハイハードルジャンプがどれくらいできるようになっておく必要があるのか。目標に対して必要な要素が明確になってきます。

目標を決めること。ここに関してはかなり大切だと思っています。が、単純に目標を決めれば良い訳ではない。そこには意味のある目標を設定していく必要があるのです。だから目標について話をしたかったのです。

ここから孫子の兵法を利用した目標設定の話をしていきました。これはまた別に書きたいなと思います。長くなりますね。すみません(笑)
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出張

2021-12-04 | 陸上競技
木曜日。この日は岩国に出張でした。なかなか遠い。持ち回りで会場が変わるということでした。いや、下関や萩の人はかなり時間がかかります。高速を使っても2時間かかるところも。大変です。リモートではできない作業もあるので仕方ない部分はあると思います。

そのため事前に「昼ごはんをどうするか」を考えていました。せっかく岩国まで行くのでこの大切な「一食」をしっかりと考えなければいけません。事前にかなりリサーチ。分からないので岩国の高校に勤務されている指導者に連絡をしてからどこがお薦めなのかを聞く(笑)




ラーメンを食べることに。見てもらったら分かるのですがチャーシューが2種類。しっかりと煮込んであるチャーシューと半生のチャーシュー。最近はこの半生チャーシューを見かけることが増えています。早めに食べないとスープの熱で半生ではなくなってしまいます。今回は豚骨と鶏ガラの合わせスープでした。これは美味しかった。こうなると今度は豚骨ラーメンだけを食べたいなという気になりました。話を聞くと大半の人は「飲み会の〆」で行くようです。なかなか岩国に行かないからそれは難しいなという気はします。

このタイミングでgt先生からLINEが。私が前日から考えていた事に対して「やっぱりそうだよね」という写真が送られてきました。超能力者か?!というタイミングでした。目標について考えていた時にまさに狙っていたかのような写真。

前日の練習の時にホワイトボードに書いてある目標をみました。その時に目標が「12秒00」や「47秒台」と書いてある。これが何を意味するのか。べつに書いても良いと思います。が、それに対して何の意味があるのか。実現可能性が著しく低いというか夢みたいな目標を掲げる。「オリンピックに出る」と書いているのと同じレベルではないか。そう思っていました。練習も大切だと思います。が、それに向かうモチベーションというか「考え方」はもっと大切なのではないかなという気はしています。漠然と目標?を掲げて練習するというのでは自分自身の課題もわからない。あまりにも現実離れしているのでそのために何をしたら良いのかわかりません。その話をkbt先生に伝えて「目標設定に関しての話をさせて欲しい」と申し出ていたところでした。やはりこの部分は大切。




これもタイミング的に読んでいた本。この中に「五事七計」というのがあります。戦うために何をするかというのが現代語訳されています。この部分はすごく良いなと思っていたので。やはり具体的に考えないといけない。そして自己分析もしなければいけない。「高い目標」を掲げる事で「体裁を保つ」ことができます。しかし、これは自分の実力を高める事にはつながりません。この辺りのことはまた別に書きたいと思っています。

夕方少し歩きました。少し痩せようかなと思って(笑)こないだから少し考えていたのですが、体重が増えている事に対して自分自身が甘くなっていました。練習会の時もお手本を見せることがしんどいなと思う部分がありました。「ちょっと大きくなりましたね」と言われることが増えてきたのもあり、少し痩せようと。練習の時に女子を引っ張るくらいにはなれたら良いのかなと。そのこともあり少しずつ補強もしています。

目標は「痩せよう」というレベルでしかないですが、「痩せるためにどうするか」を考えます。間食を一切しない。補強を続ける。出来るだけ歩く。これだけでも随分違ってくるかなと。「痩せる」という目標を掲げても何をしたら良いのか具体的にやらないと変わりません。だからこそ「目標」というのは必要。自分自身をコントロールすることもできます。この辺りのことも示したいなと思っています。その気になればそれほど難しいことをしようとしているわけではありません。春には3キロは減らしたいですね。甘い目標設定になっているかもしれません。ひょっとしたらもっと設定を高くするかもしれません。

まーどうでも良い話も含めて。あ、ちなみにその話をgt先生にしてら「ラーメン食べるのやめれば?」と言われたのですが、それは無理。ラーメン食べられないというのは危機的な話になるので(笑)

また書きます。


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なかなか

2021-12-03 | 陸上競技
やることがあるのでなかなか時間が作れません。この部分は仕方ないのかなと思いながらも。blog更新を毎日と思ってはいますが難しいですね。練習のことなどはその日のうちに記録しておかないと忘れてしまうのですが。

何度も書いていますがこのblogに期待されるものの分かりません(笑)まー好きに書いていこうとは思ってはいます。興味がない人は基本アクセスしないでもらいたいなと思います。わざわざ見にきて「こいつ何?」みたいなことを思うのであれば楽しくないですよね。誰かに見ることを強制されているわけではないでしょうし。

話が飛んでいますが(笑)火曜日に本を読んだ話を書いて終わっていたと思います。実は月曜日が舎監だったので別の本も読んでいたのです。それを先にアップしたら良かったなと思いながらも。小川糸さんの作品のことが記憶に強かったので。



久々に論語を。これはかなり意訳されているので色々と考えさせられます。自分の生活に置き換えて考えやすいかなと。論語を読むと「不易」の必要性を強く感じます。どの時代になっても通用する考え方。もちろん、現代人が良いように論語を利用している、都合の良い形で理解しているという部分はあると思いますが。それでもどの時代でも同じことが言える。ここに関してはすごく大切なことだと考えています。

この本を読み終えたので今度は「孫子の兵法」が読みたくなりました(笑)。どのように戦うのか。ここを意識して生活をしていけたら様々なことが変わってくるのではないかなと。これは後日談もあるのでそれはまた別に書きたいと思っています。

水曜日に考査が終わりました。この日は卒業アルバム用の写真撮影や課題研究のグループ発表もありバタバタ。終わってからグランドに出たのでなかなか余裕がありませんでした。考査が終わったのでもう一度身体を作り直す。この日もグランドでkbt先生と色々と話をしていました。今後の練習のことを。基本的にはkbt先生が決められたメニューで進んでいきます。決める段階で相談しながら。気を遣ってもらっています。ありがたいことです。

先日から気になっていることを話しながら今後の練習をどのように組み立てるかを。ジャンプ系が不足しているので瞬発力が上がっていない。それを踏まえてハードルジャンプや立ち五段なども。立ち五段を見ると一歩目で身体が大きく動かせない選手が複数います。これがそのままスタートにつながる。我々は「それをやることで何に繋がるか」を考えながらやっています。とにかく課題になる部分を克服していきたい。これだけスタッフが揃っている学校はないと思います。だからこそより良いものを作り出せるのではないかなと。

ウエイトを見ました。夏以降全く負荷が変わっていませんでした。私自身、グランドに出れない日が続いていたので久しぶりにウエイトを見ると停滞気味。停滞というか重くしようという感じがないのだと思います。これならひたすら補強をする方がいいのではないか?負荷のかけ方などもkbt先生と相談。より良い方向に進むように工夫していこうと。フットワークは軽いですから選手にとって1番プラスになることをやり続けたいなと思います。

この時にホワイトボードに書いてあった「目標」について疑問に思うことがありました。ちょうど「孫子の兵法」を読んでいるタイミングだったので「目標設定について話をさせて欲しい」とお願いをすることに。目標って何?という部分からの見直しです。既に試合が終わってから目標設定は各自で行っています。が、抽象的な目標では目的地には届きません。この部分はすごく大切だと思っています。

この辺りのことはまた書きたいなと思います。とりあえず忘れないうちに記録だけしておきます。

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