土曜日の午後。2つほど同時展開の予定が入っていました。ありがたいことに「陸上競技」に関することです。これまで色々なことを勉強してきたつもりです。それは「自分自身ため」というのがありますが、その「知識」や「考え」を他の人のために生かせたらなと思っています。今回は「補強」と「ハードル」のことで時間を作って指導させてもらう形になっていました。
1つ目。これは前の記事にも書いたのですが「長距離の補強」についての内容です。親しい指導者から依頼されて「長距離のための補強」を考えてほしいといわれていました。その指導者が関わる学校で同時展開で「補強の重要性」について考えているということだったので。一緒に働いたことがある方々のグループなので断る理由がありません。なかなかの日程ですが「メニュー作成」と「補強内容の説明」はセットだと思います。事前にPDFファイルを送っておいてこの日の午後から「正確な補強のやり方」を直接指導するということに。
20人くらいだったでしょうか。全体に対して「補強の意味」から説明していきました。理解力はある選手たちだと思います。「なぜ補強が必要なのか」を頭で理解する。「必要だからやる」という感覚になってくれないと継続ができないのです。普段の練習では練習が終わった後に課外や塾などがあるので「補強する」という時間が確保できません。そのため「アップサーキット」のような形でやってもらえばいいかなと。
毎日毎日同じ種目をやると「飽きる」と思います。しかし、「種目」を増やしすぎると「覚える」ということにエネルギーを使うことになり本当にやるべき「補強」に目が向かなくなります。この部分も含めて「シンプル」にしておきたい。簡単で飽きない種目。さらには「強度が高すぎない」という種目を中心に選びました。単純に負荷を増やすことは簡単ですが、きつすぎると「やりたくない」と思う部分が増えます。そうなるとやらなくなる(笑)。別に自分が見ている選手ではないのでそこまで配慮してやる必要はないと思うのですが、どうせやるのであれば「継続できる」というのが大事。SDGsです(笑)。とにかく「一時的」にやる気になってもそれが「持続」しない。それに対してどうするかという部分。こちらも考えながらやりたいと思っています。
ABCの3つのパターンを作りました。それぞれ6~7種目のみ。それを20秒運動10秒休憩で実施します。1サイクル終わったらもう一度最初に戻って実施。最初の1週間は2サイクルくらいで止めておいて欲しいというお願いをしました。正確にやることと負荷が強くなりすぎないようにしたい。慣れてきたら負荷を増やしていけばいいと思うからです。これは数週間前から私自身が身体を動かしていることに起因します。最初からきつかったら気持ちが折れてしまう(笑)。同時に「継続」していると少しずつできなかったことができるようになります1週間では難しいかもしれませんがひとまず冬休みが終わるまで継続してくれればある程度のことができるようになると思います。勉強の合間にでもできる内容ですから。
見ていると全員がきちんとできるわけではありません。身体の使い方やバランスなどが撮れていない選手もいます。そこに対して「細かくやる」というよりは「やってみて」というのでいいかなと。ある程度できる選手であれば「正確性」を求める必要があります。が、全くできない選手に「正確にやる」ことを求めても根本的にできないのですが先に進みません。そうであれば「片目を閉じて」見る必要がある。できるようになるまで待たないといけないのかなと。
こういう部分もずいぶん考えるようになりました。基本「やりたくない」と思っている人に教える必要はないと思います。適度に手を抜いたり一生懸命になれないのであればどちらも不幸ですから。しかし、「やろうとしてできない」のであればこちらも配慮する必要がるのかなと。我慢も必要。
そんな感じで1種目ずつ説明して1サイクル終わったら連続してやってもらう。それを3回繰り返しました。ABCそれぞれ実施です。さらに毎日「カニ歩き」だけはして欲しいというお願いもしました。すぐに終わるので。ここも意識して継続するか忘れていくのかで大きく変わってきます。少しの積み重ねが大きな差になるからです。
選手には「ピラミッド」の話をしました。とにかく「土台」を大きくしてほしい。中国大会に進む、インターハイに進むという大きな目標は難しい。が、試合で走って1秒でも速く走るという「目標」に関しては誰にでも達成可能。せっかく練習をするのであればやはり「1秒でも速く」という気持ちを持ってもらいたいと思います。そうであれば地道に継続して補強をして欲しい。
また、鍛えると同時に「股関節周辺のケア」もして欲しいと。これも難しい話かもしれませんが。補強や走る練習をすると一番ダメージがあるのが股関節だと思います。その部分が硬くなることで末端の怪我にもつながります。少しだけでもいいので股関節のストレッチをして欲しい。怪我をしないようにです。
ほとんどあったことがない選手ですがせっかくの機会なので。少しでも選手に残ってくれたらいいなと思います。そして指導者も忘れずに継続して補強をさせてくれると幸いです。プラスにはなるはずです。
という感じのことをやりました。貴重な経験でした。
1つ目。これは前の記事にも書いたのですが「長距離の補強」についての内容です。親しい指導者から依頼されて「長距離のための補強」を考えてほしいといわれていました。その指導者が関わる学校で同時展開で「補強の重要性」について考えているということだったので。一緒に働いたことがある方々のグループなので断る理由がありません。なかなかの日程ですが「メニュー作成」と「補強内容の説明」はセットだと思います。事前にPDFファイルを送っておいてこの日の午後から「正確な補強のやり方」を直接指導するということに。
20人くらいだったでしょうか。全体に対して「補強の意味」から説明していきました。理解力はある選手たちだと思います。「なぜ補強が必要なのか」を頭で理解する。「必要だからやる」という感覚になってくれないと継続ができないのです。普段の練習では練習が終わった後に課外や塾などがあるので「補強する」という時間が確保できません。そのため「アップサーキット」のような形でやってもらえばいいかなと。
毎日毎日同じ種目をやると「飽きる」と思います。しかし、「種目」を増やしすぎると「覚える」ということにエネルギーを使うことになり本当にやるべき「補強」に目が向かなくなります。この部分も含めて「シンプル」にしておきたい。簡単で飽きない種目。さらには「強度が高すぎない」という種目を中心に選びました。単純に負荷を増やすことは簡単ですが、きつすぎると「やりたくない」と思う部分が増えます。そうなるとやらなくなる(笑)。別に自分が見ている選手ではないのでそこまで配慮してやる必要はないと思うのですが、どうせやるのであれば「継続できる」というのが大事。SDGsです(笑)。とにかく「一時的」にやる気になってもそれが「持続」しない。それに対してどうするかという部分。こちらも考えながらやりたいと思っています。
ABCの3つのパターンを作りました。それぞれ6~7種目のみ。それを20秒運動10秒休憩で実施します。1サイクル終わったらもう一度最初に戻って実施。最初の1週間は2サイクルくらいで止めておいて欲しいというお願いをしました。正確にやることと負荷が強くなりすぎないようにしたい。慣れてきたら負荷を増やしていけばいいと思うからです。これは数週間前から私自身が身体を動かしていることに起因します。最初からきつかったら気持ちが折れてしまう(笑)。同時に「継続」していると少しずつできなかったことができるようになります1週間では難しいかもしれませんがひとまず冬休みが終わるまで継続してくれればある程度のことができるようになると思います。勉強の合間にでもできる内容ですから。
見ていると全員がきちんとできるわけではありません。身体の使い方やバランスなどが撮れていない選手もいます。そこに対して「細かくやる」というよりは「やってみて」というのでいいかなと。ある程度できる選手であれば「正確性」を求める必要があります。が、全くできない選手に「正確にやる」ことを求めても根本的にできないのですが先に進みません。そうであれば「片目を閉じて」見る必要がある。できるようになるまで待たないといけないのかなと。
こういう部分もずいぶん考えるようになりました。基本「やりたくない」と思っている人に教える必要はないと思います。適度に手を抜いたり一生懸命になれないのであればどちらも不幸ですから。しかし、「やろうとしてできない」のであればこちらも配慮する必要がるのかなと。我慢も必要。
そんな感じで1種目ずつ説明して1サイクル終わったら連続してやってもらう。それを3回繰り返しました。ABCそれぞれ実施です。さらに毎日「カニ歩き」だけはして欲しいというお願いもしました。すぐに終わるので。ここも意識して継続するか忘れていくのかで大きく変わってきます。少しの積み重ねが大きな差になるからです。
選手には「ピラミッド」の話をしました。とにかく「土台」を大きくしてほしい。中国大会に進む、インターハイに進むという大きな目標は難しい。が、試合で走って1秒でも速く走るという「目標」に関しては誰にでも達成可能。せっかく練習をするのであればやはり「1秒でも速く」という気持ちを持ってもらいたいと思います。そうであれば地道に継続して補強をして欲しい。
また、鍛えると同時に「股関節周辺のケア」もして欲しいと。これも難しい話かもしれませんが。補強や走る練習をすると一番ダメージがあるのが股関節だと思います。その部分が硬くなることで末端の怪我にもつながります。少しだけでもいいので股関節のストレッチをして欲しい。怪我をしないようにです。
ほとんどあったことがない選手ですがせっかくの機会なので。少しでも選手に残ってくれたらいいなと思います。そして指導者も忘れずに継続して補強をさせてくれると幸いです。プラスにはなるはずです。
という感じのことをやりました。貴重な経験でした。