カンレの日記

還暦の年から始まったブログ、いつの間にか古希そして喜寿を迎えた日々のこと。思いのままに。

1本物のおんぶ紐<3>・丹前下のリサイクル

2009年11月04日 | 保育サポーター

前に作った、手ぬぐい5枚を、なが~く縫い合わせて

1本物のおんぶ紐を作って、とても便利に使っていました。

ですが、必勝の手ぬぐいとか、お祭りの豆絞りの手ぬぐいとか

いろんな派手派手柄なので、どうも見た目が悪いのです。

そこで

先日、片付け物をしていたら

昔使った、記憶も定かでない丹前下(浴衣のようなもの)が出てきたので

それをほぐし、もう一本のおんぶ紐を作ってみました。

襟の辺りの肩当がついたところを、子どもの背中にくるようにして・・・

肌の感触も良いし、生地もまだしっかりしている物でしたので

とっても良く出あがりました

Photo

右側がおんぶ紐です。

写真は、2枚の丹前下を解体して

おんぶ紐の残りは、油拭きやレンジ拭き用に

使いやすい大きさに切って、ボロ布として使います。

リサイクルはエコに繋がるし

どうですか~・・いいアイディアでしょ

ハハハ、でもね。リサイクルなんていうと聞こえがいいけど

丹前下なんて何十年前から着ないのに

今まで取っておくこと自体、貧乏性そのものカンレでありました。

・・・・丹前(知っているかな)とは・・・・

丹前は、東北地方とか寒い冬寝るときに体にかけ

その上に布団をかけて寝ていたものです。

綿が入って、とても暖かく肩ところにもフィットして肩が冷えないんです。

・・・・丹前下とは・・・・

丹前は洗濯が容易ではないので

丹前の内側に浴衣のような綿で縫った着物を

合わせて使っていました。

それを丹前下と言っておりました。

丹前下は、丸洗いが利くのでね。

今で言う、毛布カバーのような使い方でした。

・・・・

今時は、部屋自体を暖房しているし

肌がけ布団や綿毛布、羽毛布団などいいものがどんどん出ていて

丹前を使う人は、ほとんどいないでしょうねぇ・・・

と、思いきや売っているサイトがありましたありました。

ひえぇ~こんなに高価なんだ~

それもそのはずです。

縫うのは大変だし綿を入れる技術は大変ですものね。

今は亡き、主人の母が季節ごとに送ってくれたのです。

だから、簡単に捨てられなかったのです。

尊敬するお姑さんでした・・・・(一人思い出にふけて・・・)

コメント (8)
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