東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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エアクロってご存知ですか。

2016-05-30 18:00:00 | 15期生のブログリレー

蛭川(16期予定)です。

皆さん、通称エアクロ、「エアークローゼット」ってご存知ですか。


株式会社エアークローゼットが運営する、女性向け月額・会員制のファッション
レンタルサービスで、今かなり話題を集めています。

https://www.air-closet.com/

会員になると、自分のサイズや好きなファッションタイプをサイトに登録し、
それにあわせて、ボックスに入った服が送られてくるようです。


ボックスの中には、トップス・パンツ・スカート・ワンピースなどの3つの服
(アイテム)が入っていて
・返却期限がなく好きなだけ着ることができ
・クリーニングも不要
・送料も無料
返却するとまた次のボックスが送られてくる、という仕組みです。


服は好みに合わせてプロのスタイリストさんが選んでくれるので、ボックスを開ける
わくわく感も想像できますね。

会員の月額料金は、
・6,800円のライトプラン(月1回の交換)
・9,800円のレギュラープラン(交換は無制限)
気に入った服は購入もできるようです。

現状の主なターゲットは、洋服選びに時間が取れない、コンサバ系の20-30代の女性の
ようです。

会員数は、2015年2月のサービス開始から1年半で、およそ75,000人。
会員は無料会員と有料会員から構成され、有料会員になるための「ウェイティング会員」
が列をなす程の人気ぶりです。(有料会員数は非公開。)


株主は、ジャフコ、寺田倉庫、中園ホールディングス(クリーニング最大手ホワイト急便)
やセゾン・ベンチャーズで、今年新たに10億円弱の資金調達をしたようです。


2020年までに、17万人の会員(有料会員)を目指しているようで、今後はアクセサリー・小物
などの周辺アイテム拡充、男性、子供、マタニティ、シニア層へサービス展開、海外展開も
視野に入れているようです。すごいですね。


今後の課題として、以下のようなものがあるようです。


仮に17万人の会員がいるとします。
1回3着発送するので、1回あたり51万着(17万人×3着)必要。
また月3回の交換を想定すると、毎月153万着の在庫が「最低」必要。
季節に応じた服も必要だし、在庫の中からスタイリストが選ぶ、ということになる
ので、更に大量の在庫が必要になる、と。

順番待ちのウェイティング会員は服の在庫が増えるたび、有料会員になっていくよう
です。


エアクロのビジネスは「会員制ビジネス」ですが、ITの進歩があってこそ、成り立つ
ビジネスでもあると思います。有料会員の更なる増加に対応するには、ITの更なる
進歩と活用が必要になるのでしょう。

現在は意思決定ソリューションの一つとして、Domo社のプラットフォームを利用している
ようですね。
https://web-assets.domo.com/blog/wp-content/uploads/sites/2/2015/11/1511_Domo_airCloset.pdf


男性用のサービスが提供されたら利用してみたいと思います。どんなサービスが出て
くるか楽しみです^^。

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中央支部カンファレンス

2016-05-29 23:59:38 | 15期生のブログリレー

こんにちは。15期生の高橋です。

先週土曜日は、中央支部カンファレンスがありました。

当日は、支部大会で、活動報告のほか、表彰式、活動方針の発表がありました。
稼プロはじめ、マスターコースの紹介・勧誘のほか、中央支部の部会紹介・勧誘もありました。

私は、総務部員なので、支部大会の裏方として参加しました。

カンファレンスでは、中央支部の他の部会・マスターコースのメンバーが大勢集まるので、
診断士仲間との同窓会気分も味わえ、楽しいですね。

スプリングフォーラムやカンファレンスでは、中央支部のパワーを感じます。
何と言っても、1500人の会員数で、日本全国の中でも最大勢力です。
人数が多いだけ、多士済々なメンバーぞろいです。 
知り合いがジャグリングを披露していました。手品をする人もいますよね。手相占いしたりとか・・・。
プロカメラマンによる撮影会なんかもありましたね。 新しい企画もあって新鮮です。

総務部に所属して良かった点は、部長会などの書記をする機会があり、
部長クラスの人たちとも知り合える点です。

診断士はネットワークが大切ですよね。
ネットワークづくりには、部会活動が有効です。

興味のある方は、総務部を紹介しますので高橋まで声掛けをお願いします。
すいません、部員勧誘になってしまいました。 

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出会い・友達作り

2016-05-27 01:01:09 | 15期生のブログリレー

鍛造TKです。

最終講義まであと少し、このBLOGもあと少しですね。

ここ数ヶ月、予定外の案件で、いろいろとバタバタしているのですが、前向きに捉えると、学び・発見の機会をもらっています。

違う部署の見方を知ったり、社内でも初めて話す機会ができたり、関心の低かったことを新しく調べたり・・・真剣になると、人は動くものだと再認識。過日は、他の資格関連のパーティーに出て、積極的に、名刺交換をしたり、話をしたり(@場違いなクルージング)。

 性格にもよると思うのですが、男性は女性に比べ、友達作り・きっかけ作りが下手だと感じます。私だけかもしれませんが、何度も顔を合わせているのに(同じ社内でも)、話したことがない、名前も定かでない。勿体ないですね。一方、女性、わたしの家内を例にとると、比較的新しい場所であっても、ちょっとしたきっかけを掴んで(子供、犬の散歩、習い事)、友達作りができてしまいます(友達と呼んでいいかは別として)。ある意味、羨ましいワザです。「話しかける」勇気とか、訓練が意外と大事だと最近強く思います。過日は、青森県の小さな温泉で、年配男性に話しかけてみました(用があったわけでもなく、聞きたいことがあったわけではありません)。もちろん、快く応答してくれました。 お話の少なからぬ割合は聞き取れませんでしたが・・・それも思い出です (*^_^*)  

仕事に役立つ・立たないは横に置いて、出会い・友達作りは大事。 

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荒川の干潟

2016-05-25 20:30:29 | 15期生のブログリレー

皆様こんばんは。業務MAです。最近本業の方もプロジェクト関係が

佳境に入って残業続き。当塾の方も最終プレゼンの準備、卒業論文

の執筆など、色々課題があって多少息切れしています。今が正念場

だと思いますので何とか乗り切りたいところです。

 

さて、そんなことで土日もなかなか遠出が出来ないのですが、余り煮

詰まってもと思い、気晴らしに近所の荒川土手を散歩することに。

ちょうどハルジオンやノアザミ、シロツメグサやカタバミなどの野草

が花をつけていて、気分を和ませてくれます。道端でひっそりと咲く

野草の花たち。華美さはありませんが、けなげにそして、したたかに

生きるその姿が個人的には好きだったりします。

 

折角なので久しぶりに川辺まで行ってみました。丁度干潮で、かなり

潮は引いていました(私の住んでいるところは河口から20km近く

上流ですが、まだ感潮域で潮の干満があります)。すると、今まで気づか

なかったのですが、岸近くに干潟がありました。丁度川がカーブして湾の

ようになっているところで、そこに砂が堆積して出来たようでした。

 

 

驚いたことにゴミは殆ど流れ着いておらず、ヘドロが堆積することも

なく、砂は思ったよりも綺麗な状態でした。

 

荒川も10年ほど前と比べると随分水が綺麗になりました。確かにまだ

完全に綺麗になったとは言い難い部分もありますが、少なくとも

10年前の、水面に油が浮いて、悪臭が漂い、水深50cmでも底が

見えないというような状態ではなくなりました。流域の下水道の整備

や、岸辺のヨシを再生したりといった地道な努力の成果でしょう。

 

どの努力の一つ一つは、とても小さなものかもしれません。しかし、

その積み重ねが自然の浄化能力を目覚めさせ、水質は少しずつ、確実

に改善していく。

 

自分も、なにげない小さな努力を大事にして、少しずつ診断士としての

スキルを上げ、いつか社会の役に立ちたい。そう思わされる光景でした。

 

 

 

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Internet of Things 3

2016-05-20 22:30:32 | 15期生のブログリレー
皆様
 
いかがお過ごしでしょうか。
5月は空豆が美味しい季節です。そして、6月からいよいよ枝豆が美味しくなります。大好きな季節です。
 
15期生の田本秀行です。
 
さて、またしてもIoTです。同じ話題で3回目の投稿、お許しください。
 
この頃、ずっとIoTを一通り調べています。それは、自分の今後の活動のキーワードのひとつとして重要と考えているからです。これで完結ですので今少しおつきあいください。今回は、IoTの用途について整理したいと思います。
 
さて、IoTはいったいどんな形で我々の役に立つのでしょう。
IoTの特徴を簡単におさらいすると、いろいろな「もの」がインターネットにつながっている、つまり、
①「もの」が搭載するセンサーやカメラでまわりの情報を収集
②「もの」がインターネットへ常時接続しており、収集した情報をクラウドへ送る
③クラウドで受け取った情報をビッグデータとして処理し、意思決定する
④その結果をものへフィードバックする
です。このような特徴から、これまでインターネットの世界でのみ行われていたサービスが、
実際の物質世界と結びつく、そんなイメージです。
ちょっと強引ではありますが、以下のような用途に分類することができると考えます。
 
(1)リアルタイムサービス
①空き探し
 駐車場、会議室などの空きをカメラやセンサーで探し、探している人の場所や目的などの条件に最適なところを提示するサービスです。
IoT機器を設置するだけで、空きの監視ができます。決済や予約システムとも連動させることもできます。
すでに、いくつかの企業が駐車場や会議室向けのIoT機器とシステムを製造販売していますが、
単にシステム製品を販売しているだけで、IoTらしいビジネスモデルにまで踏み込んではいないようです。
IoTらしいビジネスモデルというのは、つまり、駐車場や貸会議室を供給したい企業が安価で気軽に参加できるプラットフォームにしていけば、
使い勝手の良い食べログのようなシステムができるように思います。売上課金で食べていけるような。甘いでしょうか。。。
②見守り
 すでに監視カメラやIPカメラの分野で少し以前から出現しているサービスです。高齢者やペットを常に見守ることができます。何か異常があればスマホなどへ通知します。監視カメラにウェアラブルを組み合わせることで、
バイタルデータからも異常がないかいち早く検知できます。バイタルデータは人によってケースバイケースになるので、
その人のデータを蓄積して統計情報にすることで正常な状態を数値化しておくことができます。
③稼働状況の確認
 コインランドリーの稼働状況をスマホから確認できます。空き探しと同じような使い勝手に見えますが、自分が使っているときに終了通知をもらうようにするといった、あくまでも稼働状況を監視することが主役です。道路の渋滞情報や事故情報をそこにいる人や車からの発信情報によってスマホで確認できます。この場合は人が介在するケースがすでにYahooとか交通情報にありますが、車や人にセンサーがついていれば、人が意識しなくても網羅的に情報を確認できます。個人情報の問題があるので個人を特定できない情報にうまく変換して公開しないとなりません。
 
(2)アフターサービス
①補充
 プリンタを買ってインターネットに接続しておくと、インクがなくなりそうになったら注文してくれて、切れる前に家に発送される、そんなサービスです。カメラやセンサーで在庫状況を常に監視し、足りなくなったら補充の手続きをインターネット上で自動的に行うのです。この場合、案外いろいろなメリットがあります。注文した分を代金いただくのではなく富山の薬売りみたいに使用した分だけ代金をいただくようなビジネスモデルにすることができます。ユーザーからすれば、使った分だけ払えば済むというお得感があります。また、ユーザーの使い方を指導することができたり、使い方からかゆいところに手が届く販促を行うことが可能になります。その反面、常に監視されている不安感があります。
②予防保全
 車の全ての部品にセンサーをつけておき、摩耗して故障する前に交換を促すサービスです。ドローンやロボットに部品点検の機能を持たせると、インフラや建造物のメンテナンスに役立ちます。GEのインダストリーインターネットがまさにこのサービスです。また、デンソーがつい先日産業用ドローンをニュースリリースしています。
③アプリ
 「もの」は、今のスマホのようにアプリをダウンロードして、欲しい機能を追加していくことができます。不具合があれば修正版にバージョンアップできます。供給側からすればソフトウェアを改良するだけで「もの」を次から次へと開発しなくても売上を伸ばすことが期待できます。例えば、テスラ社の電気自動車は、いずれ自動運転の機能がネットワーク上で配信されるとのことです。
 
ここまで非常に乱暴ですが、IoTの用途を分類してみました。
21世紀に入って、ソフトウェアのオープン化がインターネット上で多様なサービスを生み出しました。たぶんIoTが架け橋となって現実世界で同じサービスの多様化が起ころうとしています。ですので、この新しい産業の流れをうまく取り込んで経営改革に活かすことを提案していきたいと考えます。ただ、一方で、人工知能やロボットの世界では、まるで人智を超えるかのような取り組みも進んでいたりします。ちょっとそれはテクノロジーの傲慢というか行き過ぎのように思います。人類が本来果たすべき遺伝子上の発達を阻害することがないように願っています。
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