皆様、こんにちは。
24期の中川です。
前回のブログでも触れましたが、昨年末に休暇を取り数週間に渡ってアメリカを旅行してきました。
ロサンゼルス→フロリダ→ニューヨークと回ってきましたが、共通して感じたのは、物価の高さと危機感と希望です。
円安が叫ばれているので覚悟はしていましたが、物価の高さについて例を出すと、コンビニや売店にて、ペットボトル500mlの水が安くて2.5ドル(約400円)、高い場合だと6ドル(約1,000円)で売られていました。
また、ニューヨークで見つけた一風堂では赤玉が1杯22ドル(約3,500円!)。
味は日本とほぼ同じで食べてみて懐かしい気持ちになりましたが、日本の3倍以上の価格です。
渡米していた時期は1ドル160円くらいだったので無理もありませんが、その昔超円高だった時代の1ドル80円換算でも、つまり今の半額くらいの価値になっても、依然として日本国内よりも断然アメリカの方の物価が高いです。
日本国内でモノの値上げが出来ていないのは、賃金上昇が十分にできていないことも関係していると思います。
モノの価値が海外と比較して低く、所得も相対的に低い中で、人口減少により縮小する国内市場で日本はこのまま衰退していってしまうのでしょうか。非常に不安な気持ちになりました。
一方で希望を感じた点でいうと、ホスピタリティと清潔さと食事の美味しさのレベルに関しては圧倒的に日本に軍配があがります。
アメリカのレストランでおしぼりが出るところはありませんし、マクドナルドやカフェはじめ、客が使用して汚した場合にテーブルを拭く習慣はありません。
もう1回食べたいと思える食事は日本食以外ではありませんでした。
そういう意味では、日本はインバウンド戦略の推進だけでなく、逆に海外現地に日本の強みをアピールして進出いきたいところです。
年始に帰国後、1週間くらいは時差ぼけでボーっとしていましたが、時差ボケの頭の中で、診断士として、中小企業の生産性を向上し、日本経済を盛り上げていきたいという気持ちを改めて強くしました。
皆様とも協力して少しでも貢献していければと思います。