12期生 岡本卓馬です。
ブログリレーも2周目に入りました。
ネタをどうしようか悩んで、『戦国武将に学ぶ組織運営』とか
完全に趣味に走ろうかと考えていましたが、最近色々と思うところがあった
消費税増税をテーマに書きます。
先日、実務補習でお世話になった和食料理店の社長とお話していたところ、
もし消費税が上がったら、価格を上げるとお客さんがこなくなりそうなので、
増税分は店で負担した方がいいのか悩んでいるとのことでした。
消費税が増税されると消費意欲が冷え込み、中小企業の経営は厳しくなる
という一般論はニュースでよく聞きますが、中小企業の社長の目線で、
「じゃあ、どうするのか」という話はあまりないような気がします。
実は自分も、社長の目線で真剣に考えてはいなかったので、一旦持ち帰り、
高級和食料理店という事業特性を踏まえて、以下の感じで説明しました。
■消費税増税後の想定
①5%の増税分を負担する場合、財務的影響は大きく、経営が厳しくなる
②高級和食料理店であるため、増税分を負担しても顧客満足に繋がりにくい
③節約志向で自炊が増え、中食需要が見込める
④外食回数は減るが、ゼロになるわけではない
■対策
①消費税増税に伴い値上げを行う
②単純な値上げでなく、内容見直しや新メニューで付加価値を上げる
③中食需要対応のための持ち帰り商品の継続開発を行う
④顧客管理、販促、接客等を強化し「選んでもらえる」店作りを行う
バブル崩壊やリーマンショックがあった後にも、
節約のため自炊する → たまに弁当・惣菜にする → 特別な日に外食する
というように消費が変遷していったことも話すと、納得していただけたようでした。
ちなみに色々調べている過程で見つけた、18世紀フランスの美食家の言葉が面白かったです。
『人間には2種類しかいない。味わう為に食べる人間と、腹を膨らませる為に食べる人間だ。』
今回のお店は、味わう為に食べる人間がターゲットです。
2014年4月に8%、2015年10月に10%の予定で消費税は上がりそうですが、
今後、「ウチはどうすればいいのか」という質問が増えそうな気がします。
その時に、診断士として社長の相談に乗れるよう知識や考えを深めていきたいと思います。
ブログリレーも2周目に入りました。
ネタをどうしようか悩んで、『戦国武将に学ぶ組織運営』とか
完全に趣味に走ろうかと考えていましたが、最近色々と思うところがあった
消費税増税をテーマに書きます。
先日、実務補習でお世話になった和食料理店の社長とお話していたところ、
もし消費税が上がったら、価格を上げるとお客さんがこなくなりそうなので、
増税分は店で負担した方がいいのか悩んでいるとのことでした。
消費税が増税されると消費意欲が冷え込み、中小企業の経営は厳しくなる
という一般論はニュースでよく聞きますが、中小企業の社長の目線で、
「じゃあ、どうするのか」という話はあまりないような気がします。
実は自分も、社長の目線で真剣に考えてはいなかったので、一旦持ち帰り、
高級和食料理店という事業特性を踏まえて、以下の感じで説明しました。
■消費税増税後の想定
①5%の増税分を負担する場合、財務的影響は大きく、経営が厳しくなる
②高級和食料理店であるため、増税分を負担しても顧客満足に繋がりにくい
③節約志向で自炊が増え、中食需要が見込める
④外食回数は減るが、ゼロになるわけではない
■対策
①消費税増税に伴い値上げを行う
②単純な値上げでなく、内容見直しや新メニューで付加価値を上げる
③中食需要対応のための持ち帰り商品の継続開発を行う
④顧客管理、販促、接客等を強化し「選んでもらえる」店作りを行う
バブル崩壊やリーマンショックがあった後にも、
節約のため自炊する → たまに弁当・惣菜にする → 特別な日に外食する
というように消費が変遷していったことも話すと、納得していただけたようでした。
ちなみに色々調べている過程で見つけた、18世紀フランスの美食家の言葉が面白かったです。
『人間には2種類しかいない。味わう為に食べる人間と、腹を膨らませる為に食べる人間だ。』
今回のお店は、味わう為に食べる人間がターゲットです。
2014年4月に8%、2015年10月に10%の予定で消費税は上がりそうですが、
今後、「ウチはどうすればいいのか」という質問が増えそうな気がします。
その時に、診断士として社長の相談に乗れるよう知識や考えを深めていきたいと思います。