東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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士業の中で注目される、中小企業診断士

2012-07-20 13:26:42 | 講師田中からのメッセージ
皆様こんにちは。

12期で講師を務めます、田中です。
私の出番は9月~10月の企業診断実習です。

稼げる!プロコン塾のテーマ「話す」、「書く」、「診る」のうちの「診る」を担当します。

「診る」のポイントをズバリ一言でいうならば、「社長の思いを見える化する」ことです。

な~んだと思われるかもわかりませんが、会社の器は社長で決まるといわれています。
中小企業はなおさらです。社長が思うこと以外のことはやりません。いや、出来ませんのほうが正しいですね。

ですから、社長の思いが明確になり、社員がそれを共有できると会社は強くなります。

社長は何がしたいのか?、その目的は何なのか?、その目的を達成する方策はそれだけか?
このように順番に考えながら、その会社がまずやるべきことは何で、
それをすることでどのように会社が良くなるのかを見えるようにします。



話は変わりますが、一昨日、弁理士会と診断士協会の合同イベントを行いました。

士業という言葉がありますね。何らかの資格を以て職業とすることです。

東京都中小企業診断士協会も毎年1回、弁護士、司法書士、税理士、社会保険労務士、土地家屋調査士、行政書士、弁理士、公認会計士、不動産鑑定士の9つの士業と合同でよろず相談会というものを開催しています。

ご存じのとおり、診断士以外のこれら9士業は、すべてその資格がなければ出来ないという独占業務を持っています。
その点、診断士はそのようなものがなく、「取っても食えない、足の裏の飯粒」といわれる所以になっています。

でも、そうでしょうか。

いまや、足の裏の飯粒は全士業共通の悩みになっています。
私が見聞きする限りでは一番躍起になって顧客開拓に動いているのは弁護士です。

そして、いま、診断士東京協会には他の士業からコラボレーションしたいというオファーが次々と来ています。

その最初の試みが一昨日行われ、弁理士、診断士が一緒になって何ができるかのブレーンストーミングを行いました。
そこで、弁理士が診断士に求めたもの、それはマーケティング能力、早く言えば営業力でした。


それって、診断士も弱い部分ではないの?と言われる方も多いかもわかりませんね。


しかし、専門職を自負する弁理士から見ると、幅広い知見を持ち、顧客のニーズをくみ取る力のある(と思われている)診断士は魅力に映るようです。
その理由は、診断士が持っている課題の把握力、すなわち事象を大きく全体からとらえ、表面に見える問題だけでなくその底辺にある、いわゆる「真因」をとらえる洞察力にあります。
営業力とは顧客の「困った」を聞き取る能力だからです。

そこで考えられることは、診断士をSWOT分析したときに、営業力を強みに挙げられないようではダメだということです。

話が飛躍しましたが、9月の「診る」実習ではそのあたりの全体把握の練習も狙いです。

詳しくは講義で・・・・



稼げる!プロコン塾  
7期生 田中敏夫









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中小企業を知ろう!

2012-07-20 00:37:18 | 講師富岡からのメッセージ
こんにちは! プロコン育成塾スタッフの富岡です。よろしくお願いします。

さて、受講生の皆さんとはまだそれほど深いおつきあいではありませんが、
初日お話を伺った限り、多くの方は企業にお勤めで、独立するかどうかは
考え中とお見受けしました。プロコン塾で学び、診断士の仕事を知ることも
大切ですが、中小企業のことをもっとよく知る、という意味で、
別のアプローチを紹介しましょう。

「東京中小企業家同友会」という団体をご存知でしょうか。
志の高い中小企業の社長さんたちの集まりです。診断士や税理士など士業の
人たちも会員になっています。私も品川支部の会員です。ただし会費が
けっこう高いので、皆さんは会員になる必要はありません。おすすめなのは、
この団体が主催する勉強会への参加です。各支部では毎月数多くの勉強会が
開催されています。会員外の方々も有料にはなりますがたいがいは参加OKです。
ホームページを見て興味のあるテーマがあったら参加してみてください。
たいていは、誰かの講演があって、グループディスカッションをして、
そのあと飲みに行くというパターンです。

ホームページ:http://www.tokyo.doyu.jp/

中小企業診断士はほとんど大手企業出身者です。その経験が活かせる部分もありますが、
かえってあだになる場合もあるのです。相手のことをよく理解して対応する事が大切です。
決して強制するわけではありませんが、こんな方法もあるよ、ということで紹介した次第です。
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