志倉です。
今回は仕事で成果を残す人に共通する事について、日頃から感じている事を書きます。
仕事の成果とは?を考えた際に色々な意見があると思いますが、
私が考える仕事の成果とはズバリ
A精度 × B量
だと思っています。
両方ともレベルが高い事が理想ですが、若い時は特にAのレベルを高くする事は難しく、
Bで差別化(目立つ?)事が重要になると思います。
そしてどちらかが目立っている人は自然と活躍(昇進)していく、
というのが私の11年の社会人経験で実感している事です。
この事について考える際、いつも思い出す過去の出来事があります。
私が社会人7年目、自分が企画した映画館事業を運営している際、部下社員に
「今度上映する映画のキャッチを明日までに考えて欲しい」
と宿題を出しました。
加えてアイデアは多いほうが良いと思い、アルバイトさん全員にも同じ宿題を出しました。
次の日・・・
宿題の提出状況は以下の通りでした。
1. 忘れた人(30%くらい)
2. 1~5個考えてきた人(60%くらい)
3. 5個~考えてきた人(10%くらい)
社員の多くは②と③に該当し、「やっぱり社員は違うな」と私自身、安心したのですが
最後に提出したアルバイトさん(当時フリーターで私と同じ年)の提出数は
2,000個
でした。
2000個だとワード用紙何枚にもなります。
キャッチコピーの精度はいまいちでしたが、とにかく圧倒的な量でした。
笑っている社員やアルバイトもいましたが、
私はこれが仕事の成果を出す人の特徴(心構え)だと感じ、自己反省したことを覚えています。
仕事の成果=A精度×B量
のBが圧倒的(想定外)だったわけです。
あれから5年たった現在、彼女は某大手アパレル企業で部長職を務めています。
女性で初とのこと(フリーターからの転進であったにも関わらず、5年で)
彼女とは良く飲みますが、キャッチコピーを考えたときのスタンス
でズット仕事をしているとの事。
5年間あのスタンス・・・
上司や周りが彼女に対してどう感じたか、そりゃ部長になるのも当然だよな、
と妙に納得すると共に、
仕事の原点ってこういう事なんだよな
と彼女にはいつも教えられます。
1日1日を全力で生きましょう!!!