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仕事の成果とはなんだろう

2012-10-12 00:41:51 | 12期生のブログリレー

志倉です。

今回は仕事で成果を残す人に共通する事について、日頃から感じている事を書きます。

仕事の成果とは?を考えた際に色々な意見があると思いますが、
私が考える仕事の成果とはズバリ

A精度 × B量

だと思っています。


両方ともレベルが高い事が理想ですが、若い時は特にAのレベルを高くする事は難しく、
Bで差別化(目立つ?)事が重要になると思います。


そしてどちらかが目立っている人は自然と活躍(昇進)していく、
というのが私の11年の社会人経験で実感している事です。


この事について考える際、いつも思い出す過去の出来事があります。


私が社会人7年目、自分が企画した映画館事業を運営している際、部下社員に

「今度上映する映画のキャッチを明日までに考えて欲しい」

と宿題を出しました。
加えてアイデアは多いほうが良いと思い、アルバイトさん全員にも同じ宿題を出しました。


次の日・・・


宿題の提出状況は以下の通りでした。


1. 忘れた人(30%くらい)
2. 1~5個考えてきた人(60%くらい)
3. 5個~考えてきた人(10%くらい)


社員の多くは②と③に該当し、「やっぱり社員は違うな」と私自身、安心したのですが

最後に提出したアルバイトさん(当時フリーターで私と同じ年)の提出数は


2,000個


でした。


2000個だとワード用紙何枚にもなります。
キャッチコピーの精度はいまいちでしたが、とにかく圧倒的な量でした。

笑っている社員やアルバイトもいましたが、
私はこれが仕事の成果を出す人の特徴(心構え)だと感じ、自己反省したことを覚えています。


仕事の成果=A精度×B量


のBが圧倒的(想定外)だったわけです。


あれから5年たった現在、彼女は某大手アパレル企業で部長職を務めています。
女性で初とのこと(フリーターからの転進であったにも関わらず、5年で)

彼女とは良く飲みますが、キャッチコピーを考えたときのスタンス
でズット仕事をしているとの事。

5年間あのスタンス・・・

上司や周りが彼女に対してどう感じたか、そりゃ部長になるのも当然だよな、

と妙に納得すると共に、
仕事の原点ってこういう事なんだよな

と彼女にはいつも教えられます。


1日1日を全力で生きましょう!!!

コメント (3)
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