こんにちは!
稼プロ!20期生の春島一男です。
2006年から約14年間ネットショップを運営しています。
今回は6/13に続いてビジネスと心理学を
結び付けたシリーズの第10回目、最終回になります。
今回は【初対面で信頼関係を素早く構築する方法(後編)】についてです!
初対面の人が集まる、
交流会に参加していることをイメージして
読み進めてください。
交流会で今後の自分の人生にプラスになる出会いを、
逃さないようにするための方法をお伝えします。
前編では、挨拶と名刺交換による類似性の発見までお話ししました。
後編では、初対面の人と信頼関係を構築する方法の続きと、
仲良くなりたいと思った人と、もっと仲良くなる方法をお伝えします。
さっそく進めてまいります。
名刺交換の次に行うこと、
それは【自己開示】です。
名刺交換を行った後、会話を進めていきますが、
その際に行っていただきたいのが自己開示です。
話の中で、自分のコアなプライベートな情報を意識的に出していきます。
例えば、出身地、出身校、家族構成、趣味、キャリア、将来の夢などです。
これを行うことによって相手は、
「プライベートなことを話してくれた→どうやら信頼できる人だ!」
と思ってくれます。
次に相手はどう思うか。
「こんなにもプライベートなことを話してくれた、お返ししたい。」
と思います。
お返しに自分のプライベートなことを話したくなるのです。
これを返報性の法則と言います。
更にそのあと相手はどう思うか。
「プライベートなことを沢山話した。この人は信頼できる人のはず」
と思います。これを認知的不協和と言います。
認知的不協和についてわかりやすい例でお伝えします。
高い買い物をした時に、
購入した自分の決断が間違っていないことを確認するために、
ネットでその商品の良い情報を探すことがあると思います。
これと同じような状況です。
「自分はプライベートなことを沢山話した。
それは、この人が信頼できる人だから」
と思い込みます。これが認知的不協和です。
ここまで、挨拶、名刺交換、自己開示のステップをお伝えしてきましたが、
これらの実行することにより、信頼関係の基礎が築けます。
ただし、この信頼関係を築くための大前提の法則をお伝えしていないので、
ここからお伝えします。
それは【メラビアンの法則】です。
これは人の行動が他人にどのような影響を及ぼすか実験したものです。
この実験によると、
外見55%、話し方38%、話す内容7%となっています。
何を意味するかというと、
どんなに話す内容が素晴らしくても、
外見と話し方がイマイチであれば、
相手に影響を与えることができないと言うことです。
逆に、外見と話し方が素晴らしければ、
話す内容がイマイチでも、相手に影響を与えられということです。
メラビアンの法則にしたがうと、
一番簡単で、効果的に改善できるのは外見になります。
交流会に参加する時は、その会に相応しい恰好をするようにしてください。
ここまで、初対面の人と素早く信頼関係を築く方法を
お伝えしてきましたが、
最後に、もっと仲良くなりたいと思った時に
とるべき行動についてお伝えします。
それは、【単純接触効果】です。
人は、会えば会うほど好きになる傾向があります。(生理的合わないは除く・。)
1回長時間会うより、短時間で良いので複数回あった方が親近感がわきます。
今の時代、接触するのにたくさんのツールがあります。
メール、SNS、手紙、電話、そして対面。
仲良くなりたいと思った人に、
様々な手段を使って5回接触を試みてください。
きっと信頼関係が醸成されます。
以上、初対面の人と信頼関係を築くコツとして、
心理学を用いた手法を2回に分けてお伝えしえきました。
幸せな出会い、ご縁にめぐり合うために、
初対面の人と接する機会には、
今回お伝えしたことを試していただきたいと思います。
ありがとうございました。
※このブログ記事は、ビジネス心理学講師 酒井とし夫先生に
教えていただいたことを参考にしています。
最後にご挨拶させていただきます!
20期として書いてきた私のブログは今回が最終回となります。
心理学を中心に17回書かせていただきました。
ありがとうございました。
このブログ執筆を含めて、稼プロ!20期として、
本当にたくさんのことを学ばせていただき、
自分の成長を肌で実感できる1年間となりました。
稼プロ!で学んだことを中小企業診断士としての今後の活動に
しっかりと活かしてまいります。
皆さま、引き続き、よろしくお願いいたします!