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得たものと決意表明

2021-07-06 11:59:00 | 20期生のブログリレー

20期生の山崎です。

今日が20期生として最後のブログとなりました。最後の塾生でもいいと思い手を挙げたのが1年前。本当にあっという間でした。

 

私はもともと、自己研鑽のために中小企業診断士の資格を取得しており、独立する気はありませんでした。しかし、数々の仲間たちに刺激され、自分も「プロコン」という存在がどういった人たちなのか知りたいと思い、この稼プロに参加しました。その選択は正解でした。

 

知ったのは、プロの心構えと活動の実際です。プロコンサルタントに最も必要なものは、特定のスキルや技能よりも、社会人としての信頼と人間性であることを知りました。インターネット全盛の時代、技能を教えるだけでは、限界が来る。稼プロでは3意(誠意、熱意、創意、+謝意)という言葉を1年間で何度も耳にし、学ぶことになりますが、まさにこれこそが、信頼されるために必要な要素そのものなのだと思います。この心構えは、企業内か独立かに関わらず、通じるものでした。

 

逆にいえば、「抜きんでるほど特化した専門知識が無くても、独立できる」ということにもなります。実際、稼プロ!の先輩方には、昨日まで会社員をやっていたが決意して独立・成功された方が数多くいらっしゃいました。これは、自分の働き方を考えるうえで、重要な事実でした。

 

そのほか、自分が得た大きなものは、3つあります。

 

1つ目はキャリアビジョンです。中小企業診断士という資格を取得したものの、活かし方がわからず休止する人が相当数います。今後、自分はどう働き、この資格をどう活かすのかという視点が、診断士には欠かせません。入塾前の私は、それをかけらも持っていませんでした。卒塾する私は、ほんの僅かながら、片鱗を手にしています。会社員をやっていると、普段はほとんど意識しないことです。強制的にタイミングを作って学ぶことができたのは、非常に良かったと思います。

 

2つ目は自分の強みです。私が稼プロに入って初めて書いたブログのタイトルは「私に強みはありません」でした。ここでいう強みは不特定多数の100人を集めた時に、上位3位以内に入る要素を指します。そんなものあるわけないと思っていました。しかし卒塾する今、多少ながら、自分に強みらしきものを見出しています。それは①筆力、②ファシリテーション(情報の整理・集約、ゴール設定と導き)、③プレゼン能力(かみ砕いて分かりやすく伝える力)です。これらの強みのうち②③は、いずれも私の本業では、芽だって行使する機会がありませんでした。そのため、自分にそういった能力が多少備わっていることに、気付く機会がありませんでした。稼プロ!に参加して初めて、自身の強みに触れることができたわけです。井の中の蛙なだけかもしれませんが、候補となる要素を見つけられただけでもありがたいです。

 

3つ目は人的ネットワークです。この1年間、苦楽をともにした20期生同期は、宝です。同じ資格・似た意志を持ち、ちょっとした相談や悩み事を雑談のように質問できるコミュニティは、本当に得難い存在だと思います。また、20年間蓄積されたタテのネットワークに参加できるのも、大きいです。

 

以下は、私の決意表明です。

①執筆 0年以内に対価性のある記事を100本以上書く

②インクルーシブ ユニバーサルマナー検定1級取得、発達障がい児や不登校児の居場所を提供するNPO法人等を支援する

③キャリアマイニング 本業勤め先でのキャリアビジョンに関する社内研修実施

 

2020年8月登録の私は、間もなく、診断士生活2年目を迎えます。1年目と同じくらい歩き方に悩みますが、上記の稼プロを通じて得た要素群と決意表明は、私自身の道しるべになるに違いありません。

 

1年間、お付き合いいただきありがとうございました。

この場を借りて、鴨志田塾長、並びに運営スタッフの皆様、講師の先生や同期の方々に、深く感謝を申し上げます。

コメント (4)
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