皆様、こんにちは。事務局の高橋です。
20期生の皆さんは明日が卒塾ですね。ブログやプレゼン、小論文や報告書の作成など大変お疲れ様でした!
これからも20期生の皆様やOBの方々とのご縁を大切になさってください。
話は変わりますが、私は今年からWBS(女性ビジネス支援)のマスターコースを受講しています。そこでソーシャルビジネスを学びましたので、皆様にもお伝えしようと思います。
まず、私がWBSのマスターコースに入った理由ですが、私はこれまでの人生を振り返ると女性との関わりの中で、影響を多く受けていることに気が付き、女性の支援がしたいと思いました。
ソーシャルビジネスを学ぶ理由として、営利企業で女性が経営者の割合が8%に対して、ソーシャルビジネスでは27.9%(全国「女性社長」分析調査)と女性経営者の割合が多く、女性がソーシャルビジネスに携わっていることが多いことからです。
ソーシャルビジネスの一般的な定義は、次の3つの要件を備えていることです。
「 社会性 」:現在、解決が求められる社会的課題に取り組むことを事業活動のミッションとすること。
「 事業性 」:ミッションをビジネスの形に表し、継続的に事業活動を進めていくこと。
「 革新性 」:新しい社会的商品・サービスや、それを提供するための仕組みを開発したり、活用したりすること。 また、その活動が社会に広がることを通して、新しい社会的価値を創出すること。
社会的課題としてソーシャルビジネスでは、福祉、教育・子育てなど分野で活動をする事業が多いです。SDGsの問題解決としてもソーシャルビジネスとして取り組む企業もいます。
SDGsが制定されたことでもわかるように、これからはだれも取り残さず、課題を解決することを目的とした「意味のある」事業が必要になってくると思います。
そこで最後にノーベル平和賞受賞者のムハマドユヌス氏が提唱したソーシャルビジネスの7原則を紹介いたします。
1. 利益の最大化ではなく、社会問題の解決が目的
2. 財務的な持続性を持つ
3. 投資家は投資額を回収するが、それ以上の配当は受け取らない
4. 投資額以上の利益は、ソーシャルビジネスの普及に使う
5. ジェンダーと環境に配慮する
6. 従業員はまっとうな労働条件で給料を得る
7. 楽しみながら取り組む
ムハマドユヌスが提唱したソーシャルビジネスの原則を心にとめ、ソーシャルビジネスに携わっていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。