こんにちは、稼プロ!事務局の新谷です。
先日はプロ野球のドラフト会議でしたね。
予想とおり指名された人、予想に反して指名漏れとなった人、サプライズで指名された人、
など様々なドラマがあったと思います。
まずは指名された人はおめでとうございます!、指名されなかった人はこれからどうするか
考えることかと思います。プロ野球をあきらめる人、再チャレンジする人、色々といるでしょう。
プロ野球選手はジョブ型で仕事は選べるが勤務先(球団)は選べない、ある意味日本で
唯一の職業ではないでしょうか。(日本の他のプロスポーツはドラフトのように勤務先(所属先)
が他者任せになるものはないと思います。)
もちろんFAやポスティングなどの制度はありますが、それは相当に活躍された人が得られる
ものであり、職業選択の自由(ドラフト指名という形で選ばれないといけないので自由とは
言えないかもしれませんが)はあるが、職場選択の自由はない、大変シビアな世界です。
一方、一般的には自分が働きたい仕事と働きたい職場を選んで就職するのが大半だと思います。
日本はまだまだジョブ型よりメンバーシップ型の採用の方が多いと思いますが、ある調査によると
『新卒採用を「職種別採用」のみで実施する企業も、約4割に及んでいる。大手・人気企業ほど
「職種別採用」を実施しており、中小・成長企業は「総合職採用」が多い。
(株式会社ヒューマネージ「新卒採用に関する企業動向調査」より)』
ジョブ型とまでは言えませんが、会社に入って従事する仕事を決めて就職する(できる)人の
割合は増えています。また、『「職種別採用」でなくとも、半数以上の企業が“入社前”に配属
職種を決定する場合は増えており、入社までに半数以上の企業が“入社前”に配属職種を
決定している(株式会社ヒューマネージ「新卒採用に関する企業動向調査」より)』とのことです。
私は入社して新人研修が終わるまで自分がどこでどんな職種の仕事をするかわからなかったので、
ある意味今の人たちはいいなぁとも思いますが、当時の自分が思っていた職種に配属されていたら
今の自分はなかったなぁ、とも思うので、結果は良し悪しなのかもしれません。
さて、ドラフト会議の話題に戻りますが、今年は久しぶりに我が母校からドラフト1位指名を受けた
方がいました。希望していた球団かどうかはわかりませんが、活躍を期待したいです!