こんにちは、20期生の岡田です。
今回は、年の瀬も近づいておりますので、月並みですが2020年を振り返ります。
2020年はコロナ禍で激動の1年でした。併せて、診断士の2次試験を合格してからの新たな取り組みを始めた1年でもありました。この2つの影響を受けて日常が大きく変化しましたが、これらとは無関係に大きく変わったこともありました。そして、この大きな変化によるたくさんの出会いがありました。変化と出会いに着目し、①所属企業における変化、②診断士登録による変化、③家庭での変化、の3つに分けて振り返ります。
①所属企業における変化
4月に組織改編がなされ、それまでの部署が別の部署と統合されました。これによって上司が変わってデスクの場所も変わり、同僚が増えました。コロナ禍で在宅勤務が中心でしたので、増えた同僚との交流は少なく、残念ながら出会いを生かせていません。
この組織改編とは関係なく、担当するR&Dの事業分野が大きく変わりました。担当替え前後の事業分野の位置づけをPPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネージメント)で表現すると「金のなる木」事業から「問題児」事業への担当替えです。これにより、社外へのアプローチ方法も変わり、人脈もゼロからスタートすることになりました。
この担当業務変化で、産学連携や中小企業との連携機会が得られました。中小企業診断士資格が業務に直接は寄与しませんでしたが、学んだ知識がちょっとした場面で役に立ちました。これによる新たな出会いも多く、結果としては「職務拡大」につながった1年でした。
②診断士登録による変化
コロナ禍での実務補習を経て、2020年5月に診断士登録されました。2020年は実務補習後の4月から東京協会中央支部に入会して、診断士としての活動が始まった記念の年です。今年はコロナ禍の影響で通常開催されるイベントがWeb開催に変わりました。説明会なども自分から積極的に動かなくてはなりません。今考えると、これが自ら考える姿勢につながったように思います。
今年は研究会1つ、マスターコース1つ、中央支部の部活動にも1つ参加しました。出会いや交流の機会が多かったのはマスターコースである「稼プロ!」です。ここでの出会いはたくさんの刺激を受けるきっかけとなり、自分自身を見直すことができました。
③家庭での変化
末の娘が大学に入学したこと、それに伴い末娘が一人暮らしになったことが大きな変化です。これで子育て(ほとんど妻がやっていた気がしますが)が一段落ついた気がしています。娘のアパートの大家さんは若いころに脱サラしてレストランを開業し、その後に食品関連の事業とアパート運営をしている同世代の人でした。4月以降の交流はありませんが、生き方の多様性を感じた出会いでした。
在宅勤務が増えて、自宅で仕事をする機会が増えたのも大きな変化です。これまでは家には仕事を持ち込まないようにしていましたので、家の中でパソコンを開いて真剣にキーボードを叩いている姿や、電話で仕事の話をしている姿は、妻や娘には新鮮だったでしょう。このことが家で診断士活動をやりやすくした一因と思います。
このように、コロナ禍と診断士登録で生活スタイルが大きく変わった1年でした。振り返ると、この2つが同時に来たことがプラスに作用した点も少なくありません。この1年を振り返って、これからも変化を恐れずに新たな出会いを大切にしようと改めて思いました。
去年の今頃には想像できなかった生活様式もありますね。