皆様、こんにちは。岩田です。
IT分野は私の専門外ですが、勤務先で通常業務と並行しながら、部署内のシステムを作る業務を
担当することになりました。
経緯としては、ちょっとした組織・業務分担の変更があるなかで、現在よりも業務効率を改善する
必要性が明確になり、これまでアナログで行われていた部分をきちんとデータで管理して
効率化していこう、となったのが発端です。
現状はたしかに全社的にもアナログ色が強く、グループウェアや承認システムがあるにもかかわらず
システムを使い切れておらず、申請書は紙での運用が多かったり、データでの情報共有がなされておりません。
先日の診断実習にあったS商会と程度の差こそあれ、システムを使い切れていない状況と同様です。
そのようなことに気づいているなら、早く会社に業改善の提言すればよいと思われるかもしれませんが、
実は、私は今年の3月に現在の会社に転職したばかりでしたので、あまり強く発言することはしませんでした。
それが、今回の組織変更のタイミングで提案した次第です。
そこで気づいたことは、人はずっと非効率的な状況にいると、そのやり方でやってきたからそれが当たり前という
感覚を持つようになるようです。
そういう気づきを得るために、診断士のような第三者による視点が有効であることをあらためて実感しました。
実際のシステム構築はシステム部に依頼すればよいのですが、他業務に追われて、対応がかなり先になるため、
では、どうしようということで、言い出した私に白羽の矢が立ちました。
私はシステム構築の専門ではないので、不安を抱いたものの、先日の有価証券報告書の仕事の依頼があった時には
自信が無かったため手を挙げずに後悔したのを思い出し、新たなスキルを得るよい機会と思って取り組んでいます。
独立したら最初は仕事を選べないとよく聞きます。
診断士、企業内問わず、今後もできる可能性があれば、専門外の仕事でも積極的に取り組んでいきたいと思います。
・・・と、先日仕事先で、気づきをいただきました。
自分が、これは、荷が重いのではないか・・・と考えるのは無意味だということですね。
新人のうちは、みんなが助けてくれますが、何年かたつと、それもなくなります。
チャンスは、積極的につかむようにしましょう。