事務局の佐々木(晋)です。こんにちは。いよいよ稼げる!プロコン育成塾の23期が6/24にスタートしました。最初の講義はキャリアビジョン。企業勤めが長い人でも、体系的な手法でキャリアビジョンを明確化した人は少ないのではないでしょうか?
私は会社の研修で体験したことはありますが、提出して早く帰ることが目標だったので、何の役にも立ちませんでした(笑)。けれども稼プロ!で初めて自分に向き合ってキャリアを考え、この取組がとても大事であることがわかりました。キャリアビジョンが明確になると今すべきことが明確になり、迷いや不安が消えます。
会社でも部下との面談の際にキャリアプランを確認するように言われていますが、ほとんどの人が明確なプランを持っていません。むしろ将来に迷いや不安を持つ人が多いと感じていました。「こんな仕事をしていて将来大丈夫なのか?」「やりたいことがずっと見つからないのではないか?」。
かつての私もそうでしたが、彼らの多くはキャリアについて考えることがあっても、体系的な手法で追求したことがないので、目指す姿がぼんやりとしています。キャリアビジョンが明確になればそうした悩みを解消できると思い、半年前から有志を集めてキャリアビジョンのワークショップを始めました。
参考にしたのは稼プロ!のキャリアビジョンの講義と、特別講師である原正紀さんの著書「定年後の仕事は40代で決めなさい」です。具体的には以下のように進めました。
①自分史を作成
② ①から自身の価値観を明確化(=MUST)
③ ①から自身のやりたいことを明確化(=WILL)
④ ①から自身の強みを明確化(=CAN)
⑤ MUSTとWILLとCANの重なるところでありたい姿の方向性を明確化
⑥ ⑤の方向性をベースにクロスSWOT分析を行い、機会と課題を明確化
⑦ ⑥をベースに”鼻血が出るありたい姿”を明確化
⑧ ⑦の実現に向けた具体的な計画をバックキャストで作り、明日からできることを明確化
初めての試みでしたので試行錯誤がたくさんありましたが、参加メンバーのキャリアビジョンがだんだん明確になっていく様子は、見ていて非常に嬉しかったです。6/24の講義を聴いて、次は⑤にNEEDを加えようと思いました。講義のなかでも紹介させて頂いたように、「答えは自分の中にある」を繰り返し唱え、「ワークを通して気づいたことを自分で腹落ちする形に言語化する」という進め方がよかったと思います。
稼プロ!卒塾生の方はお気付きだと思いますが、進め方のなかに稼プロ!のエッセンスをたくさん盛り込みました。「日本でいちばん大切にしたい会社」(あさ出版)の著者・坂本光司さんは「経営においてもその人その人に最もふさわしい幸せを感じる働き方や、その人が大事にしている生き方を支援することが大切」と仰ったそうです。これは「キャリアビジョンを支援することが大切」と同義であり、「キャリアビジョンの支援がエンゲージメントを高める」と言われている理由だと思いました。ワークショップの第1期は終わりましたので、第2期でさらに内容をブラッシュアップしていきたいと思います。
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自らのクロスSWOT は面白い取り組みですね。企業勤めだとなかなか改めて自分を見つめなおす機会は少ないですから社内でやってみてもいいかもと思いました。
部下や会社のためになるのは勿論のこと、晋さんご自身のアウトプットにもなっていて、素晴らしいですね!
部下や会社のためになるのは勿論のこと、晋さんご自身のアウトプットにもなっていて、素晴らしいですね!
先日は、卒塾式&入塾式お疲れさまでした。
「鼻血が出るありたい姿」の明確化を、取り入れておられるんですね!23期の皆さまは何だろうとという感じでしょうが、合宿で耳にすると思います。