こんにちは。田村隆一郎です。
経営診断を行う際は、まず経営者にヒアリングを行うことになります。
自社の経営状況や課題、目指す姿などについて、経営者の考えを確認していきます。
自社の問題は何か、どこに課題があって、何をしていかなければいけないのか。
まずは経営者が認識していることを聞きだし、方向性を見出します。
そのようなヒアリングを一通り行った後、私はよく経営者に提案を行います。
それは、「従業員の方からもヒアリングをさせてください」ということです。
従業員が、会社に対してどのように感じているか、従業員から見た課題は何か、改善してほしいと思っていることは何か、といったことをヒアリングするのです。
それによって、経営者が考えている課題と、従業員が考えている課題にギャップがないか。
あるいは、経営者と従業員の間にコミュニケーションの壁がないか、ということを明らかにするのです。
経営者も、第三者がそのような分析を行うことを歓迎してくれることが多いものです。
それは、経営者も「従業員が考えていることを知りたい」ということだと思います。
企業によっては、経営者と従業員が本音で話し合う機会があまりない、という所があります。
経営者が指示したことについては素直に従うが、本音ではどう思っているのかよくわからない。
そんな意見を聞くこともあります。
従業員の考えていることや本音を知りたい。
そう感じている経営者も多いので、できるだけ従業員の方からヒアリングさせてもらうことを提案しています。
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今も意識調査の仕事にどっぷり浸かっています。