21期生中川聖明です。今日はバレンタインデーですが、全く関係のないテーマ失礼いたします。
今、対応事項が多いです、他の診断士の先生方は業務が重なったらどう処理しているのかなと思います。知らず知らずのうちに依頼事項は自分がやらなければ終わらない世界し、結論を曖昧にできない世界に踏み込んでいました。
自分は、今はPC一台とプリンターで、場所は自宅とコーヒーショップにて殆どの依頼をこなしています。現在のPCのファイルはカオス状態、メールも大量に残っていて、時にはオーバフローしないか気になることもあり、そろそろ対策を考えないといけない時期です。思えば、先週は結構記憶が飛んでしまうくらい。何をしていたのか覚えていません。思い出すだけで主なものだけでも並べてみます。
①出版予定の原稿の校正、②イベントの司会原稿の作成と講師の方へのメール案内、③クライアントから依頼された専門業務型裁量労働制の設計、④別クライアント用の経理関係の手順書の作成と支援、⑤プロコン塾診断実習の原稿作成、⑥事業復活支援金の対応が数件、⑦自主的に参加している協会以外研究会の幹部の方と面会、⑧自主的に参加している協会以外の研究会の文化事業の今後についての検討、⑧事業再構築支援金の作成相談、⑨公的診断業務等の公的な業務が2件。⑩中小企業119関連で新潟の企業とwebで経営相談。⑪知り合いから誘われた6時間の新規事業説明会セミナーへの参加。あとはメールのやりとりとか移動時間とか。でもまだ積み残し作業が残っています。でも、他の先生方はもっとうまく業務をこなされているのでしょう。
自分は許容範囲が狭いので、すこしイライラ感が出てきてしまったので、無理せずに少しお断りすればよかったのですが、お断りは勿論、忙しいとか手抜きが通用しにくい業界のようなので素直にうけていました。やはり業務さえ終われば、それで良しという気分にはなれません。でも疲れてくると中身が雑になるとか、配慮不足になることが起きやすいので、それでも余裕をもってなんとか一つ一つを完成度の高いクリエイティブな作品としていきたいものです。仕事がある内が花とか段取りと後処理は大切と言われますが、それを理解しながらもやはり面倒な作業もあります。例えば企業診断の面談で経営者の方と話すことだけに集中できたらこんなに幸せなことはないなと思いましたでも、最後にレポートが待ってます。
さて、ようやく本題ですが、スケジュールが重なる時のクリエイティブな発想の源泉をどういう方法で求めるかについて記載します。最近、公的な相談ということで1件だけ経営サポートに入りました。詳細は記載できないのですが、全く関連性のない業務ですが新型コロナウィルスの影響で客数が減少されてしまったようです。さあどうするということでご相談を受けています。いつもこんな時は、その場を離れて、散歩でもしながら、平静な気持ちになると頭の整理ができて、ポジティブにクリエイティブな気持ちになると、それなりに泉のようなアイデアが浮かんできます。
人の脳には神経細胞が発する微弱な電気信号がありその波の形で
α(アルファ)波 閉眼安静時でリラックスした状態の時現れる脳波
β(ベータ)波 覚醒興奮状態で、アドレナリン全開の運動中等に現れる。
γ(ガンマ)波 瞑想などより高次の精神活動において顕著に見られる
θ(シータ)波 傾眠状態で現れる
δ(デルタ)波 深い睡眠時に出現する。
という形に分類できるそうです。細かい分類もあるようですが、大まかに記載しました。
多忙さを感じる時は、正にβ波がでているのでしょう。アドレナリンが出て、集中してる状態ということでもありますが、やはりイライラして攻撃的になることもあります。この状況では、業務の関係者に受け入れられるような発想が浮かんでくることはないように感じます。私の場合はアイデアを出すときは呻きながら考えるより、目をつむって瞑想すると、自我の意識や雑念が振り払われてて、ふと泉のように解決策がわいてくるような気がします。
以前NHKの番組だったでしょうか将棋の羽生善治氏の対局中の脳波を調べたら、緊張してβ波が出るのかと思いきや、安静状態に放出されるα波が大量に抽出されていたというのを見たことがあります。羽生善治氏にとっては対局自体が自分の生きていく場であり、しかも好きなことだからリラックスもできる。素晴らしい話です。そもそも働くことが好きでない私にとっては、仕事をしているときにα波がでてくるなんてなんて羨ましいとこだと思ってみていました。
こちらは、やや余談になりますが、座禅を組むのは、自我で感じる不安や悩みを、存在を自我以外の全感覚で受動的に感じ取り自我に還るため(客観視された自我をみつめることで怒り、不安等の雑念が排除されるのでしょう)にあるとありました。これは。「唯識」という仏教の深層心理学に関する書籍に詳しく記載があります。自我については「唯識三十頌(世親菩薩造)」によると8識(眼識 耳識 鼻識 舌識 身識 意識 末那識 阿頼耶識)の一つである末那識「次第二能變 是識名末那」に由来され言われいます。わたしとか自分を認識させるものですが、ここに不安、悩みの起因となるものとありました。とても書きれませんので省略しますが、雑念を排除する上での座禅を組み瞑想する考え方は、精神統一をして新しい発想をする源になるのは感じとれます。
今は、少しペースダウンして徐々に穏やかな自分を取り戻したいと考えています。好きなら、睡眠時間も削って一生懸命やる生き方もいいのですが、やはり自分にとってそれは幸せな人生ではなく、立ち止まっては振り返りを繰り返し、行ってきた思い出や記憶をかみしめながら前に進むのが自分にはあっている気がしています。今後、業務の効率化は懇意にして頂いている先生にアドバイスを受けようとと考えていますが、まずは、自身の働き方改革として、瞑想やリラックスに心がけて、イライラせずに心を平静に保つことが良い仕事をするための第一歩と考えて実践していきます。
2022年2月14日
私は散歩中にアイデアや考え事の答えが降ってくる事が多いと感じていますが、最近は散歩が出来ずにいます。