こんにちは、19期生の土佐林です。私は現在、機械の総合商社に勤務しながら、中小企業診断士として活動している6年目の企業内診断士です。最近の私は、補助金セミナー講師や執筆、社会貢献事業など、さらに中央支部で新たに開始されたチューター制度への参加など、活動の範囲が広がり、日々充実した毎日を過ごしています。
今回は、私が最近意識しているテーマである「ゆっくり完璧がもっともはやい」について少しお話させてください。
現在、スピードが重視される時代です。「タイパ」や「生成AIの活用による生産性向上」、さらには「1.5倍速や2.0倍速での学習」など、効率を追求する動きがますます加速しています。もちろん、これらのツールや手法を活用することで、短時間で多くのことを成し遂げることは可能ですし、それ自体は素晴らしいことです。
しかし、私は最近、「ゆっくり完璧がもっともはやい」という考え方を再認識する機会が増えてきました。企業内では、若手社員に指導する場面があり、彼らがマニュアルや指示書を「ゆっくり時間をかけて」十分に読まず、すぐに答えを求める姿勢を強く感じることがあります。また、診断士活動においても、「すぐに稼ぎたい」「すぐにノウハウを身に着けたい」といった風潮があるように思います。実は、私自身も企業内の業務に関連して行政書士の資格を勉強しているのですが、以前は1.5倍速や2.0倍速で学習していました。しかし、なかなか頭に入ってこないため、今ではそのやり方をやめました。
このような経験から、最近は「ゆっくり学ぶこと」の重要性を改めて感じています。このブログを読まれている方の中には、稼プロ!に入塾したばかりの方も多いかと思います。この稼プロ!でじっくりと学びを深める時期だということを、世の中の風潮に流されず、心に留めておいていただければ幸いです。特にこのコースでは、プロのコンサルタントから学べる貴重な機会があります。スピードよりも、しっかりとした基礎を築くことが、数年後の飛躍につながると、6年目を迎えた私も実感しています。
診断士としての活動を始めた当初、私は目の前の仕事に追われがちでした。しかし、稼プロ!でじっくりと時間をかけて学んだことが、2年後、3年後に大きな成果となって返ってきたことを何度も経験しました。短期間での成果を追い求めることも大事ですが、長い目で見たときに、本当に意味のある知識やスキルは、時間をかけて積み上げられたものだと最近感じています。
とりとめのない話になってしまいましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。 19期 土佐林
今回のメッセージを受けて、診断士に必要な4つの基礎能力を焦らす確実に学んでいこうと思います。
私の柔術の先生の言葉も、趣きがあるのでシェアします。
「スピードとはタイミングである、機縁(コトが起きるきっかけ)を捉えよ」
>まさにここ最近、気持ちが焦りがちだったので、刺さりました。ありがとうございます。... への返信
今村さん
コメントありがとうございます!お役に立て嬉しいです。
>様々な資格、スキルという言葉にとびついてしまいがちな私には耳の痛いお話でした。さ... への返信
コメントありがとうございます。私も振り返ると長く続けたものが身になっていますね!引き続きよろしくお願いいたします。
>稼プロ!に入塾し、キャリアビジョンを考えるなかで、あれもこれも足りないと感じる日... への返信
コメントありがとうございます!こちらでもよろしくお願いいたします。
>私も、早く仕事を始め、経験を積みたいと思う気持ちがありましたが、稼プロ!でしっか... への返信
山口さん
コメントありがとうございます。少しでもお役に立てたらなら嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたします。