皆様、こんにちは。23期生の松田です。
既に24期生の入塾者も固まり、我々23期生も卒業小論文の最終稿も完成、卒塾はもう目の前ですね。
稼プロに入塾したときに、今までのサラリーマン人生で一番縁遠い存在であった「書く」という行為を身近にしてくれたのが、今、投稿しているこのブログを書くということでした。
もともと筆不精で、読書という習慣が皆無な私にとって、語彙や表現力が問われるこのブログを書くという作業は、毎回が不安であり、最終稿があがっても、「投稿する」という薄黄色のボタンを押すまで数十分を要すことが常でした。
そんな縮みあがっていた私の中でターニングポイントとなったのが、以下の今年の1月に投稿したブログです。
https://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/e/6babbb373fe2ef5f914adf5aa6494f6f
内容はひどいもので、本当に書くネタがなく、たまたまちょっと前に一回だけ流し見して即削除したカンブリア宮殿を思い出しながら書いているが、秋元康のエピソードが全く思い浮かばず、文章の流れを作るために文字を必死に集めているのが見えすぎていて恥ずかしい限りです。
しかし、このブログの後半に書いてあること、すなわち「今までの自己の体験や活動を、今の自分という感性という媒体を通し表現することが、有益になるのでは」ということは心の底から思ったことです。
私を含め、社会人というのは、表現者であり、メディアである。
他者との違い=メディアとしての魅力は、その人の持つ感性だ、と確信したのが、この時だったと思います。
とかく今は情報過多の時代。スマホ一つで知らない言葉は全て教えてくれるし、行きたい場所までの案内や外国語の翻訳なども簡単です。また生成AIを使えば、業務レポートに必要な統計資料や会議の議事録、ソフトウェアのコードも書いてくれます。そんな情報が自分で簡単に入手できる時代に、なぜあえて人を介して情報を求めるのか、人が情報を発信するのか。それは、情報の正誤、真偽の判定が困難な時代背景があるのではないでしょうか?
診断士のようなコンサルティング業も、元となる知識や情報は公知のものであるが、顧客、社会、関係者や自分自身の経験といった様々な要素を加味して、オリジナルなアウトプットを出す。そんなメディアとしてのオリジナリティの源泉がその人の感性であり、ここが付加価値なのでは、と思った次第です。前々職の外資企業では、「To be a trusted advisor=信頼されるアドバイザーになるためには」と問われましたが、その答えを見つけた気持ちです。
このブログを境に、無理にネタを探さずに日常の出来事を自分の感性という媒体を通じて表現する、という傾向性となりました。皆様の高尚な内容に甘え、いつもうっすい内容ばかりで申し訳ありませんでした。これはまだ診断士としての経験、知識が不十分だから話のネタが私の日常でしたが、この感覚、完成を持ちながら経験や知識を得ていけば、診断士の私としての付加価値になり、信頼されるメディアになれると信じた結果です。まだまだ前途多難で、喫茶店での出来事のエッセイや、前回では親父ギャグで、皆様に一服の清涼剤を提供することとになりましたが。
もうブログを書くのも次がラストです。
最後のブログのタイトルだけは一年前から決めているので、私らしく表現していければと思います。
「その人の感性が付加価値」とはまさしくです!週末の私のブログにもそれと同じ話が出てきますが、私なりの言い方になっています。
最後のブログは一年前から決まっているのですね!楽しみです!!
コメントありがとうございます。自分ではさっぱりわからないのですが表現が独特なのですね。今度、代表的な表現を教えていただきたいです。数行でブログ本編を凌駕するコメントをいつもいただきありがとうございました!