こんにちは19期の野江です。
1年半ぶりに生まれ故郷の北海道十勝に行ってきました。
雪が少ない地域ですが、この時期はさすがに積雪しており運転には注意が必要です。
十勝に限らず全国各地を訪問した際は地元のスーパーを訪問するのは楽しみの一つです。
流通が確立された現代において国内のスーパーの売り場に大きな違いはありませんが
それでも地場産の食材や地域の企業の商品が並んでいたりします。
豆腐や納豆などの大豆製品は全国の小規模企業が活躍している分野だと思います。
特に十勝は大豆の産地であるため地域の地場産の豆を利用している製造会社が多数あります。
土産物だけでなく地産地消の製品が店頭に並んでいることは非常に豊かなことです。
大企業が製造した商品が全国の流通網に乗っていつでもどこでも手に入るようになったことは便利なことですが
非効率な面があっても地域に根差した商品が各地に存在していることは
多様な食文化を支える源の一つでしょう。
そうした状況が保たれているのは地域に根差した中小企業の存在が欠かせません。
全国規模の大企業の商品だけとなってしまったら便利であっても豊かさを後退してしまうと感じます。
これらの中小企業の中には厳しい経営のところも少なからずあると思います。
しかしそれは商品やサービスが支持されていないのではなく、経営に関して足りていないところがある企業もあるかもしれません。
また後継者不足によりやむなく廃棄する企業もあるでしょう。
そうした企業の商品が失われてしまうのは残念なことです。
地域の中小企業が今後も承継し発展するために
診断士が支援できることは例えわずかでも支援していきたいと強く感じた週末でした。
思えば北海道に行ったのはもう18年前に遡ります。
今はちょっと肺炎騒ぎで北海道も大変そうですね。
地場産業も鯖江のメガネとか付加価値が高いと良いのですが、なかなか難しいですね。最近はふるさと納税で地方の美味しいものを食べることがあるのですが、これはお金かけても食べたい、と思うものはたくさんあるんだなということが知れるきっかけにはなってます。
十勝のご出身だったのですね。
「十勝といえば六花亭」なイメージなのですが、六花亭などは例外的な強力ブランドな企業という感じでしょうか。
「地域に根差した中小企業」にどう関われるか。。。実際のアクションはどうすればよいか。
各地域(都道府県等)の診断士協会経由で深堀りしてくのか、地元信金・信組などの金融機関ネットワークと上手く連携するのか、あるいはふるさと納税で美味しいものを買うか(!) いろいろ思いを巡らせられそうですね。
地方のスーパーは楽しいですよね。
十勝は、この間の朝ドラ「なつぞら」の舞台ですね。お菓子は六花亭と柳月が有名かと思います。広い土地を使った酪農、ソフトクリームもおいしいですね。柳月の「きなちょこ黒大豆」はよく買い込みました。あとは「ベル食品」の豚丼のたれ。
北海道だけではありませんが、この肺炎で観光地は観光客が一気に減り、収入が減っているんでしょうね。
たけいさん
帯広まで来ていただきありがとうございます。
一昔前は観光では通過されるだけと自嘲されていましたが、「なつぞら」の影響など最近は盛り上がってきています。
今はコロナの影響がありますが早く終息してほしいものです。
地域で鍵を握るのはやはり地元の金融機関や商工会議所ですね。
先日地元の診断士と話す機会があったのですが、なかなか診断士を活用しきれていないようです。
これは地域だけの問題ではないですが、これらのネットワークを築いていくのが大切かもしれないですね。
廣瀬さん
「六花亭」をはじめ地域で強力なブランドを築いて企業はやはりごく少数でしょう。
全国各地でそういった企業は存在していますが全体でみると少数ですし、ある程度の規模のある中堅企業が多いかと思います。
全国ブランドまで行かなくても地域内でブランドを築いて根ざしていくことも必要と感じます。
ほとんどジンギスカン用ですが、十勝でも街の肉屋でどこでも羊肉を取り扱っていますのでぜひお越しください。
森さん
鯖江のメガネもそうですが、個別企業だけでなく地域ブランドの確立は重要なテーマの一つですね。
「外に売っていくこと」と「域内で売っていくこと」
企業によって方向性は違いますが、個別企業がどちらを目指していくか戦略をはっきりさせていくのも重要かもしれませんね。