こんにちは!
稼プロ!24期生の二瓶です。
桜咲く春が待ち遠しいですね、体調管理には十分気をつけて冬後半を乗り切りましょう!
今回は、「7回読み勉強法」について書きたいと思います。
最近、乱雑になってきた自分の小さな机周りを整理していたところ、クリアファイルからある書籍のコピーが出てきて、ついつい読み返してしまいました。
それは、中小企業診断士受験生時代に読んだ『「超」勉強力』(プレジデント社/山口真由、中野信子 共著)の10数ページのコピーでした。
山口真由氏が書かれた反復と継続の極意という章に「網羅性の高い基本書を選んで7回読み勉強法で頭に定着させる」という内容です。この時期は、診断士合格のために何か効率的な勉強法はないか模索していて勉強法ノウハウ本を何冊か読んでいた頃です。
記憶は継続と反復で強化されるため、1冊の本を7回も通読すると、記憶の定着度がかなり高まるというものです。結果的に、本の内容を「丸ごと写し取る」ように頭に定着が出来るそうです。ちなみに、山口真由氏は、東大大学院、ハーバードロースクール卒で法学者、ニューヨーク州弁護士という驚異的な経歴をお持ちです。
このような方が7回なら私は14回以上通読して丸ごと写し取ることが出来そうです。それはともあれ概要は以下の通りです。
1.読む本を厳選する。学ぶべきことが余すことなく書かれた網羅性があること。
社会人が勉強する場合、網羅性の高い参考書や問題集を1冊選ぶ。そして、大切なのは愛着を持てる本にすることだそうです。
2.読み方は、1~3回目で全体像を感じ、4、5回目でキーワードを意識して要旨を掴み、6、7回目で内容を要約する流れで行うそうです。
具体的には、
①1回目は漢字を拾うように流し読むイメージ、2回目も流し読みして全体像をとらえる。3回目も更に流し読みする。
②4回目からは、頻出するキーワードを注目しながらふつうのスピードで読む、5回目はキーワード同士の関連に注目する。それによって要旨を掴む。この要旨を掴む作業が読書で重要だそうです。
③6回目は、要旨を掴んだ上で細部に目を向ける。細部に目を向けると著者が主張を裏付けるためにどのような具体例をあげているかがわかる。頭のなかで内容を要約して本の内容がスキャンされているかを確認する。最後の7回目は、記憶の定着のため、ここに何が書いてあったか答え合わせをする。
この7回読みが、回数を重ねるごとに少しづつ内容に親しんで、自然と深い理解へと変化する。ここに認知から理解へ至るプロセスがある。
山口真由氏が最後に書かれていたのが、努力や勉強に楽な近道はなく、時間をかけて努力し続けた人が、最終的に伸びていく、努力は何かを反復し継続することに尽きるというフレーズで締めています。このオーソドックな言葉をこの段階で読んだことはある意味で大きなインパクトがありました。
現在、経営学、思考法など頭に写し取りたい書籍の候補を選定中です。
最低でも2025年内に3冊は7回読み勉強法で読破したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。