こんにちは、20期生の岡田です。今回は、最近ハマっているゴルフの話題です。20代から細々と続けていましたが、子供が大学を卒業したのを機にラウンド回数を増やしました。若いころから飛距離に悩み、屋外の練習場で色々と自己流で試しましたが、結果につながりませんでした。
そんな中、昨年7月に最寄り駅の駅前にインドアゴルフスクールがオープンし、無料体験レッスンを受けてみることに。恐る恐る中に入ると、同じ枠で体験レッスンを受講する人と、店長兼コーチが待っていました。店長兼コーチは一人でも多くの入会者を獲得したい意気込みが全身から溢れていたのを今でも覚えています。施設内でアドバイスを受けながら30分ほどボールを打ち、入会説明となりました。「飛距離が課題なんだけど良くなりますか?」と聞くと、「大丈夫です。自信があります」とコーチは勢いよく返答。半信半疑ながらも入会しました。
入会した理由は、ゴルフの上達だけでなく、市場成長しているインドアゴルフの運営や実情を知りたかったからです。このスクールのシステムは定額で月に1万円ちょっと、1回50分のレッスンは予約が取れれば何回でも受けられます。レッスンは店長兼コーチが担当し、6か所のブースを使って週に5日、一日に8回(平日)もしくは10回(土日祝日)の枠があります。レッスン時間帯以外は予約すれば24時間いつでも自由練習ができるため、かなりお得なイメージです。オープンした月に入会しましたが、最初は予約が取りやすかったのに対し、最近は翌日の予約も取りにくいほど利用者が増えています。店長によると、最初は80人だった会員数が最近は200人まで増えたとのことです。
インドアゴルフ市場は急成長しており、インドアゴルフスクールは年20%の成長が見込まれています。このスクールは2019年にフランチャイズ運営の会社を設立し、2025年1月時点で47店舗に拡大しています。フランチャイズなので各店舗にはオーナーがいて、店長兼コーチは正社員として運営されています。フランチャイジー向け情報によると、店舗設立には2,700万円ほどかかり、店長兼コーチはフランチャイザーが教育や認定を行い、月収30~40万円くらいで募集しています。一般的なティーチングプロの年収は300~400万円と推定されています。このゴルフスクールの店長兼コーチは、平均的な水準よりも少し高めの収入が安定して得られているかもしれません。1店舗で200名の会員を確保できれば、月に200万円、年間で2,400万円ほどの売上となり、オーナーの採算はかなり良さそうです。出店数が増えているのも理解できます。女性ゴルファーの増加、アクセスの良い立地、天候に左右されない環境が支持されているのでしょう。実際、クラブを数本持って歩いて行けるインドアゴルフ施設は便利です。インドアならではの24時間営業も忙しい人には都合が良いです。
店長兼コーチの言葉を信じて入会してから半年以上経ちました。かなりスイングを修正され、課題であった飛距離も言葉通り改善されました。しかし、目標の飛距離まではまだ達していないので、全体的なレベルアップも目指してもう少しこの流行に乗っかろうと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それにしてもご自分の趣味から、経営分析までされてしまうことに、診断士としてのプロの意識の高さを感じました。
コメントありがとうございます。
ゴルフスクールビジネスは教育ビジネスでもあり、音楽教室や語学教室などと比較されたりもします。
こんなネタに使われているとは、コーチは想像もしていないでしょう。
参考になったとしたら嬉しいです。