あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

西暦2021年皐月蝶人映画劇場その1

2021-05-17 12:59:42 | Weblog

闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.2548~57

1)K・S・ラヴィクマール監督の「ムトゥ踊るマハラジャ」
1995年のインド製ダンスミュージカル映画ずら。公開当時は症驚いたが、いま見ると退屈でさして面白くもない映画だ。
2)ジョン・ランディス監督の「星の王子ニューヨークヘ行く」
エディ・マーフィー主演の1988年の映画。アフリカ某国の王子が理想の嫁捜しにNYにやって来るというお話そのものが気に入らないずら。
3)ジョン・スタージェス監督の「老人と海」
ヘミングウエイの原作を1958年に映画化。スペンサー・トレイシーの名演をみよ。
4)マルセル・カルネ監督の「嘆きのテレーズ」
ゾラの小説「テレーズ・ラカン」を1953年に映画化したが、シモーヌ・シニョレとラフ・ヴァローネが熱演。いい映画です。
5)イングマール・ベルイマン監督の「魔術師」
ベルイマン初期の1958年のモノクロ映画だが、モノクロゆえの魔術的な映像世界に酔いしれる。この頃のイングリッド・チューリンは美しい。
6)レイ・エンライト監督の「スポイラース」
なんとマレーネ・ディートリッヒ、ジョン・ウェイン、ランドルフ・スコットが競演する1942年の西部劇。悪役スコットと善玉ウエインの殴り合いがすさまじい。
7)イーライ・ロス監督の「デス・ウイシュ」
ブルース・ウィルスの2018年のサスペンス映画。妻子を死傷したならず者と同列の犯罪者どもを大病院の医師がみな殺しにしていく復讐譚だあ。
8)デヴィッド・フィンチャー監督の「ゴーン・ガール」
失踪した妻を巡る2014年の米サスペンス映画。そ既に壊れてしまった夫婦関係を無理矢理元に戻そうとするなんて阿呆な噺ずら。
9)フレッド・ジンネマン監督の「山河遥かなり」
ナチによって分断された母子が、難儀の末に再会する愛と感動の1948年製作の物語。いつもは暗いモンゴメリー・クリフトが、ここでは明るく親切な米兵を演じる。
10)アンリ・クルーゾー監督の「犯罪河岸」
1947年フランス製のの洒落たミステリー映画んり。ややこしい殺人事件を執念深く追う刑事の仕事ぶりが微笑ましい。クルーゾーの演出は見事。

何度見てもアブサキとしか読めまへん前頭5枚目阿武咲 蝶人
コメント
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