あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

シェル・シルヴァスタイン作・ほんだきんいちろう訳「おおきな木」を読んで

2021-05-15 13:11:41 | Weblog

照る日曇る日 第1577回

こちらは最近村上春樹が翻訳する以前に篠崎書林から出た絵本であり、前者のような省略のない完本であるから、大きなリンゴの木の献身的な愛情と限りない悲哀がズキズキと伝わってくる。

感動的な作品ではあるが、リンゴの木が、それで家や船を造れるほど大きく成長するかどうかは、私には分からないずら。


 或る時は政治家また或る時は専門医師なり尾身てふ蝙蝠 蝶人
コメント
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