ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

歌舞伎そば @東京・東銀座

2014年03月01日 | 東京都

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歌舞伎座での観劇が終わった後に向かったのは、歌舞伎座のすぐ裏路地にある「歌舞伎そば」。立ち喰いではないが、10席ほどのカウンターだけの奥に長い小さな店だ。入口の先右側に券売機があり、そこで一番人気で定番の「もりかき揚げ」を購入。時間帯としては混みあう時間ではないと思っていたが、サラリーマンや自分のような観劇終わりと思われる人達で満員。狭い待ち席と通路にも客が。運良くすぐに帰る客があったので、着席。チケットを渡して蕎麦が出てくるのを待った。厨房も狭くて、茹で担当の若い男性とおばちゃんの2人が入るのがやっと。

程無くして蕎麦が手渡された。カリカリのかき揚げは揚げて置いてある物を割って小さくしてざるに乗せてある。それにあらかじめつゆに葱が入っていて、急いで済ませなければいけない人に向いている。かき揚げはその後でまた揚げていたので運がいいと揚げたてにありつけるかも。麺はどちらかと言うと柔目の太め。量は意外と多い。さっと手繰って店を出る。次から次へと客が入ってきて人気の程が窺える。好みの蕎麦かと言われると困るが、値段も安いのがうれしいね。(勘定は¥470)

歌舞伎そば

東京都中央区銀座4-12-2

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寿司大 (3) @東京・築地 (※移転)

2013年11月22日 | 東京都

恒例の築地市場訪問。もちろん他にも店はあるが、つい行ってしまうのはここ「寿司大」。ただ心持ちは決して「つい」なんて軽いものではなく、「意を決して」というか「覚悟して」という感じ。ご存じのように早朝(深夜?)にも関わらず大行列覚悟の超人気店だ。その行列の様子などはこちらで。

この日は月曜日。普通、週の始まりの日の早朝なんて混まないんじゃ、と思うかもしれないが、ここだけは別。普段と全然変わらないか、休市日の次の日とあって、それ以上に並ぶ事も。この日は4時(!)頃着いて先客は5名程(注・開店は5時です)。出来ればもう少しうしろに並んで、久しぶりに店長に握ってもらいたい気もするが、あとどうなるかなんて分からないのでこのまま並んだ。何しろタイミングがずれて1巡目に入れないなんて事になったらプラス50分待ちだ。という訳で、また今回も2番目のお兄さんに相手してもらう事に。

熱燗を注文し、お通しは蛸。つまみには以前ネット上で見かけて是非と思っていた小肌巻き(酢締めの小肌を大葉などと共に海苔で巻いたもの)を注文。うん、思ってたより小さいが、旨い。酒のあてにはぴったり。焼いてもらう穴子は(時間がかかる為)先に注文しておき、この日はおすすめが黒板に何も書いてなかったので、通常の木札から好きなものを適当に次々と注文した。そろそろいい季節かなと期待していたしめサバはまだ締めている最中とのことで残念ながら食べている時間に間に合わず。焼き穴子は塩と煮つめ両方で堪能した。ささっと平らげ、贅沢な朝食を終えてお勘定。自分はいつ行っても誰よりも早く一番に店を出るが(みんなが頼む「旬魚おまかせセット」より数は食べてるはず)、みなさん結構ゆっくり食べていらっしゃる。自分は外で大勢が並んで待っていると思うと、とてもゆっくりなんかしていられなくって…(←小心者)。(勘定は¥6,000程)

ところでこちらの寿司大って創業はいつなんだろう?

前回の記事はこちら

前々回の記事はこちら

↑ 海側から見た「築地市場(東京都中央卸売市場)」(昭和10年・1935・開設)

寿司大

東京都中央区築地5-2-1 築地卸売市場6号館

(築地寿司大 すしだい つきじすしだい 築地場内)

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升亀 @東京・神田 (※閉店)

2013年11月11日 | 東京都

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「みますや」に続いて伺ったのは大衆酒場の名店「升亀」。となりの「大越」と並び神田のガード下の顔だ。ここはいつ頃の創業なのかは調べてみても分からなかった。土曜日だし、店に入った時間が遅かったのでちらほらと空席が目立ってすんなりと座る事が出来た。平日ならスーツ姿のサラリーマンで一杯だろう人気のこの店もこの日は普段着の人も。それでも時間的にはもう21時を過ぎているので大盛況だ。

店に入るなり主人が「ごめんね、まぐろぶつ切らしちゃってる」とひと言。まるでこちらが何を注文しようとしているのか心の中を読んでいるよう。そう、それ注文しようと思って来ました(笑)。それでも土曜日だけ100円で提供するというここの名物「げそ天」は残っていたので、もちろん注文。100円だからって手抜きなしでしっかりとヴォリュームのあるひと皿。最初に日本酒(大関)を燗でもらい、珍しくハイボール(ここでの名前は「ウイスキー・ソーダ」)も注文した。自分はあまり好んでウイスキーを飲まないが、ちょっとスッキリしたものが飲みたかった。レモンの輪切りが入れられたハイボールは…旨い。これにはやっぱり揚げものを、と「メンチカツ」を追加。「あっとおどろく大きさ」と壁に貼ってあったが、皿が届いて本当にあっと驚いた。ものすごい大きさ。平皿一面に一枚のメンチカツ! こ、これ400円で大丈夫ですか? しかも旨い。

給仕のおばちゃんは割と無愛想だったが(態度が悪い訳では全然ない)、店を仕切る主人が、ササッと動いてバシッと決める、そのタイミングが絶妙。ひと言声をかけてくれる間合いがまた的確。そろそろ店じまいの準備を始めているので椅子を上げた席が目に入ったが、「ん?」と思ったとたんにサッと来て「椅子ごめんね」と声をかけてくれるし、つまみの注文がラストにかかり始めると「まだ、これとこれ以外はいけるからね」と気の効いたひと言。これだけの大箱でそれが出来るスキルがすごい。

しばらくするとお姉さんが3人前ほどのポテトサラダを皿に盛って、「これよかったら食べてね」と置いていく。巨大メンチカツを平らげた後で、いやいやもう食べきれないよ、と断ろうとするも「いいから、いいから」と…。どうも店じまいで明日は休業日なので残った惣菜を分けて最後の客に配っているよう。その心意気に打たれてがんばって食べたが、どうしても完食出来ず(申し訳ない)。さぁ、帰ろうと勘定をしにレジまで行った連れが「えっ?」とぶっ飛んでいる。どうしたのかと訊くとその金額2人で¥2,300! 安さに驚いていたのだ。しっかりサイズのげそ天といい、巨大メンチカツといい、サービスポテサラといい、安い値付けの酒類といい、儲ける気ないの? 嬉しい心意気。恐るべし神田。恐るべし升亀。(勘定は¥1,150)

升亀

東京都千代田区鍛冶町2-14-2

※残念ながら平成25年末に閉店しています

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かねます @東京・勝どき

2013年10月28日 | 東京都

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勝どき駅のすぐ横にある名物立ち飲み屋。様々な伝説があり、曰く「椅子があれば某格付け三つ星」だの、某国の名シェフが来日時に立ち寄るだのと、とても面白そうなお店。以前店の前を通ったこともあるが待ち合わせの時間があり、残念ながら入ってみる事は出来なかった。この日は土曜日だったが、土曜は早く開店する事もあると調べていたので、無理やり時間を作って3時半ごろに到着。店の外から中はうかがい知れず、縄のれんだけが掛かっている。思い切って縄のれんをくぐってみると…超満員(笑)。ただ、すばやく皿が空いている人を見てとったので、わざわざ時間作って来た事もあり、少し外で待つ。こうしてまだ明るいうちにビル1階の縄のれんの前で立って待つ、というのはどうにも…かっこ悪い。目論見通り、少し経って人が出てきたので店内へ。

厨房には男性3人。客は15人位立てるだろうか。一番若いのに目配せをして店の奥に案内してもらう。立飲みカウンターの後ろはやっと人が通れる位の狭さなので、皆に通してもらいやっと場所を確保。見た所、少人数のグループや2人連れが多い。客層は50歳代中心といったところ。立ち飲みといっても安くはないので若い人には少し入り辛いかも。

メニューが書いてある黒板にはかなりクセのある読みづらい字で15、6種類のメニューが書いてある。値段は1品約¥1,000~¥2,000と立ち飲みとしては破格の高値。こういうところは何人かで来て酒肴を分け合うのが一番いいだろうが、自分はひとりなので仕方なく名物メニューの生うに牛巻きと冷や(常温)のお酒(富山の「幻の瀧」だそう)を一杯注文。生肉への規制があってからだろうが、申し訳程度に表面が炙られた霜降りの牛刺しでこぼれ落ちそうな雲丹としそが巻いてある。インパクトは充分。平静を装っていたが、心の中では「うぉー」と叫び声が(笑)。わさびと醤油で食べるが、一口でいくほかない。どちらも質は申し分なし。でも自分にはこの二つを合わせて頬張る良さはいまいち分からない。せっかくの霜降り牛刺しが口一杯に広がる雲丹の風味で埋没してしまうのだ。贅沢な話だがそれがもどかしい。

時間があれば箱すしを頼んでつまみつつ、お酒をもう少しゆっくり飲んでこの店の真髄を味わいたいところだが、残念ながらタイムアップ。この店なら連れと一緒に来て、それぞれのメニューのインパクトを共有した方が絶対楽しいだろうな。(勘定は¥2,600)

 

かねます

東京都中央区勝どき1-8-1

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すきやばし次郎 日本橋店 @東京・日本橋

2013年07月29日 | 東京都

かの高名な「すきやばし次郎」には支店がある。ひとつは六本木ヒルズ店。これは本店のホームページにもリンクされている。だが、そこでは全くリンクも紹介もされていない店があり、そのひとつは豊洲店。そしてもうひとつが今回訪問した日本橋の高島屋の中にあるこの日本橋店だ。この2店がどういう扱いなのか分からないが、なんだか線引きをしているようで不思議。もちろん値段も内容も全然違うので訪問する際は注意が必要。

昭和8年建築の「高島屋日本橋店」、百貨店建築初の国の重要文化財だ ↓

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「すきやばし次郎 日本橋店」は高島屋のテナントなのでいつでも入れる気軽さがある。しかも建物は国の重要文化財だ。もちろん予約も必要ないし、営業時間もデパートに準じていて、中休みもないはず。なので半端な時間にちょっと鮨を摘まみたいが、回転寿司なんか行きたくないなんていう時には意外と便利。日本橋だから東京駅にも近いので、新幹線に乗る前にちょっと、なんていう使い方も出来る。今回はまだ他の店が開いていない午後の遅い時間、まさにそういう感じで店に入った。

半端な時間だけあって先客は一組だけ。1人だったがカウンターでなくテーブル席に通された。数少ないメニューの中から「特選にぎり」を注文。漬け場では男性が2名調理していて、奥にも1人居るようだ。テーブル席からは残念ながら手元を見る事が出来ない。自分は鮨を喰う時に握り手の所作を見るのが好きだからちょっと物足りない。でもデパートという場所柄、客が少なくてもカウンターには案内しないのかも。程無くしてきれいに皿に盛られた握りが運ばれる。白身、烏賊、鮪2種、イクラ、貝(小柱)、小肌、穴子、玉子が乗っている。特長的なのはその握りの形で、どれもかなり長細い。本店の鮨は本でしか見た事がないのだが、ここまで細くはなかったはず。本店のHPにはこだわりとして「人肌にかぎる」と書いてあるご飯だが、これも人肌ではなく冷めたもの。そういう伝承はしていないようだ。酢締めの小肌なんかは結構好みの締め加減だし、柔らかく煮られた穴子もツメがしつこくなく悪くない。軍艦は正直海苔が今ひとつ。でもこの値段なら特に不満はないかな。もうひとつ上の値段の特選盛り合わせにすれば、海老と雲丹と鉄火巻きが入るようなので1,000円高くても上の方にすれば良かったかも。

「すきやばし次郎」と名乗っている以上、どうしてもある程度期待してしまうが、看板が関係なければそこそこ利用価値のあるお店ではないだろうか。まさか本店の代わりとして利用する人はいないだろうと思うが、デパートに買い物に来たおばさま達には誤解されて、全然大したことない、なんて言われてしまいそう。実際自分の母はそう言っていた(笑)。(勘定は¥3,150)

すきやばし次郎 日本橋店

東京都中央区日本橋2-4-1 日本橋タカシマヤ 4F

(次郎日本橋 すきやばし次郎日本橋 次郎 日本橋 日本橋店)

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寿司大 (2) @東京・築地 (※移転)

2013年07月08日 | 東京都

過去何度も訪問していて、既に記事にしたこともある築地市場の場内で随一の超人気店「寿司大」。半年ぶりだったが、今回はスケジュールの都合で「魔の土曜日」に愚行とは知りながら行ってみたので、どなたかの参考になればと書いてみる。

以前にも書いたが、ここの人気ぶりは常軌を逸している。開店は他の場内の鮨店より早い5時だが、平日でも朝4時過ぎから並び始め、週末のみならず並ばずに食べることはまず無いと思う。お店のお姉様によると、最近特にその傾向が強くなり、土曜日だと朝(夜?)3時頃から並んでいるとの事。平日にはぽっかりと空く事もあるらしいのだが、決して週末には行くまいと決めていた。ただ今回は徒歩圏内の汐留のホテルに泊まり、研修初日の会食(昼食)が築地の某寿司チェーン店のランチだったこともあって、無性に旨い鮨が食べたい気分になってしまった。夜は懇親会で食事には期待出来ないと分かっていたし、検証精神もあって(笑)、土曜の朝3時過ぎ(!)にホテルを出る。

2時間程しか寝ていないのでフラフラだが、それでも15分位で場内に到着。やはり、既に人の影が…。都合6人が並んでいて、自分が列に加わった後にも次々に人が集まり、4時にはもう離れた道路側ポスト横に後続列が移動。店内の席は確か12席で、皆ほぼ「おまかせ」を注文するし、店側も急かさないので客は40~50分位は着座している。だから今回の場合、4時に到着した人は一巡目では食べられず、都合約2時間の並びは覚悟しなければならないという事。いやぁ、参りました。以前はやたら目についた大陸の人達や欧米人の姿が少なくなったのはたまたまなのかな。

店に入ると店長に久しぶりと声をかけられる。随分前から何度も通っているとはいえ、半年から1年位空くんだけど本当に覚えているの?すごいなぁ。ま、覚えられやすい顔ではあるが(笑)。お酒とつまみを一品頼んで、お好みで握ってもらう。ここでは普段どうしようか躊躇するようなタネを頼んでも明朗なので安心(今回初めて「料金表」があることを知った)。今回調子がいいなぁと思ったタネは釣り鯵、とこぶし、鮑、焼き穴子といったところか。思うがままに12個程注文し、一番に店を出た。

外は随分明るくなっていたが並びは更に凄いことになっている。店を出た5時半の時点でざっと60人。単純に計算しても列の最後の人は…3時間半ほど並ばないと食べられないかも。長居する人がいない事を祈りつつホテルへ帰った。

こんな感じで、週末に行かれる方はかなりの覚悟が必要です。「寿司大」でないと、という気持ちは充分分かりますが、体調の思わしくない人、子供連れ、ご高齢の方は避けた方が無難です。実際にうちの高齢の母は以前に兄と訪問し、並んで疲労困憊して鮨を食べられる状態じゃ無くなってしまった事もありました。ポスト側に並ぶと日差しを遮るものが何もないので、これからの炎天下では信じられないくらい体力を消耗すると思います。みなさまお気をつけて…。(勘定はお酒とつまみ、握りを合わせて¥6,500程)

 

Photo_5

前回の訪問はこちら

この後の記事はこちら

寿司大

東京都中央区築地5-2-1 築地卸売市場6号館

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BIERREISE'98 (ビアライゼ) @東京・新橋

2013年07月02日 | 東京都

新橋のビアホール「BIERREISE’98」。ビールの風味を壊さない氷冷式のサーバーを使うお店。伝説のビアホールと言われる「灘コロンビア」の技術を受け継いだストーリーは有名。ここのレギュラービールはアサヒの樽生。開発記号である「マルエフ」(丸の中にFの文字)がメニューにもそのまま書かれている。お店の雰囲気はHPなどから想像していたよりざっくばらんでまさにビアホールという感じ。気取っていないので誰でも気楽に入れる雰囲気だ。

週末の夕方だったので座れるか心配だったが、早い時間とあってセーフ。マスターの前のカウンターに腰を下ろすと、マルエフと豚バラカツのセットでお得なハッピーアワーセットなるものを勧められたのでそれを注文。マスターは棚からビア・タンブラーを取り出し、躊躇なくサーバーからビールを注ぎ、あふれさせる。そのあふれた泡をサーッと手持ちのナイフ状の道具で摺り切って落とし、しばらく鎮座させた後、もう一度ビールを注ぎ込んで綺麗な姿のタンブラーが目の前に置かれた。まず一口。すいすいと喉を通っていくビールは味こそアサヒだが、飲み口がとても軽く、一口のつもりがあっという間に半分近く。それでもお腹にガスが溜まらないので心地いい。

まだサイド・メニューが届いていないのにほとんど無くなってしまったので(笑)、追加で「隅田川ヴァイツェン」を注文。こちらはやや濁った薄い色付きで、飲んでみると酵母がとても香り高い。でも自分はよく評されるような「フルーティー」ってのとはちょっと違うと思うのだが…それでも「バナナの香り」って言われると「なるほどな」って思うか…。味や香りを言葉で上手に表現する人ってすごいなぁ。

あっという間に2杯を飲み干し、もっと長居したかったが、人と会う用事があり断念。その後周辺を歩いたが、ビールを飲んだあとによくあるような膨満感がなく、お腹もスッキリしている所がうれしい。もっと色々試してみたい旨いお店だった。 (勘定は¥1,660)

新橋ビアホールレストラン BIERREISE'98 (ビアライゼ'98)

東京都港区新橋2丁目3-4新橋パークビル1F

 

 

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割烹 吉葉 @東京・両国

2012年12月20日 | 東京都

同業者の方達との懇親会で利用。塗りの木造建屋はどのくらい年数が経っているのかは分からないが、その昔「宮城野部屋」で実際に使われていたそうで、店内には真ん中に本物の土俵がある。そこは天井が高くなっていてそのまま土俵を取り囲むように客席が配置されていて面白い。

宴会のコースだったので次々と刺身やら何やらが出てきて、〆でちゃんこ鍋。大勢で食べて呑んだので、料理を味わうという感じではなかったがにぎやかに楽しい時間を過ごした。

途中で着物を着た男性4人が土俵に登場。「相撲甚句」が始まった。教えてもらったように合の手を入れながら楽しい語り口と甚句と客いじりを楽しむ。他愛もないといえばそれまでだが、やはり実際の土俵上でやると雰囲気も良く、結構な入りの他の客も皆楽しんでいたようだった。

割烹 吉葉

東京都墨田区横網2-14-5

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江戸蕎麦 ほそ川 @東京・両国

2012年12月18日 | 東京都

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両国(ちなみにこの駅舎も古い)の江戸東京博物館に寄った際に、近くの路地裏にある有名店「ほそ川」をのぞいた。昼時だったのでさすがに待ちが出ている。蕎麦に関するあらゆる書籍で取り上げられている店なので仕方がない。モダンな造りのお店の前に少々並び入店を待つ。店の佇まいからもう少し緊張感ただよう店なのかなと思いきやそんな事はなく、接客、雰囲気含めてごく普通の蕎麦屋。逆にキメまくった店の意匠と実際の雰囲気に少しギャップを感じる。

残念ながら目当てだった穴子の天ぷらは提供がないそうで、いつもなのかは分からないがこの日は天ぷらは全くやっていないようだった。必然でそうなったという反り返った穴子天を食べてみたかったな。しかたがないので「せいろ」を注文。

蕎麦はしっかりと角が立った食感の良いもので旨い。蕎麦自体の香りとつゆの香りの印象が薄かったのは自分のコンディションのせいだろうか。もう少し個性的なのもの(出汁が強めとか、かえしが強めとか)を想像していた。あっという間に腑に落としてポタージュのようなどろりとした蕎麦湯を足しつつ飲む。

値付けは高めだが、今では田舎のちょっとした蕎麦屋でも1枚1,000円位は当たり前になってきているので仕方がない(もちろんこのデフレの時代に安くない食べ物だとは思うが)。全体的な満足度がもう少しあって欲しかった。行列店なので酒を呑んでゆっくりするのは気が引けるが、つまみや種物で酒を呑み、〆にせいろ、といってみたかったな。 (勘定は¥1,050)

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↑ 「両国駅駅舎」(昭和4年・1929・建造)と、「江戸東京博物館」。

江戸蕎麦 ほそ川

東京都墨田区亀沢1丁目6-5

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鮨くらみ @東京・勝どき

2012年12月16日 | 東京都

予約して同行者と訪問したのは勝どき駅近くの「鮨くらみ」。予約した時点から満員なので少しだけ椅子席で待ってもらうかも、と伝えられていた人気店。案の定、活気ある店内は一杯で椅子席でとりあえずのビールを注文。しばらくして先客が帰り、無事カウンターへ。客層は店員を含めて若くにぎやかで寿司居酒屋っぽい使い方をしている人が多いかな。

ここの主人は以前、築地場内の「寿司大」にいたとの情報があったのでひそかに楽しみにしていた。まだ若い主人の顔を見て「あぁ」と思いだす。確か3番目で握っていたはず。

定番という「ガリトマト」をはじめ、一品料理を思うがままに注文。天ぷらなど火を入れる料理もなかなか良い。日本酒は5、6種類だったかこれも2人で次々と注文。そして握りは「おすすめにぎり(¥3,500)」というおまかせがあるのでそれを注文し、後でいくつか追加。握りはさすがに寿司大ゆずりの握りという感じで、あつらえがそっくり。同行者と話が弾んでちょっと飲み過ぎた。

ゆっくり落ちついて握りを、という感じではないが、どれも充分に満足させてくれるつまみと握り。おまかせがあって値段が明朗なので、特に若い人が鮨屋カウンターデビューをするにはもってこいのお店かもしれない。(勘定はひとり¥14,000程)

勝どき橋から大川(隅田川)上流を望む ↓

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鮨くらみ

東京都中央区勝どき3-5-6-103

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