Discreet Music / Brian Eno (1975)
とくにロキシー・ミュージック(Roxy Music)が好きなわけでもなく、ブライアン・イーノ(Brian Eno)のソロ活動に注目している訳でもなかった自分が彼の名前を知るきっかけになったのはやはりプロデュース作品に好きなものが多かったからだろう。それにアポロ計画などの宇宙開発関連に興味があった関係で、その中の映像作品のサウンドトラックという扱いだったイーノの「Apollo」を聴いて初めて彼のアンビエント作品に触れた。
このアルバムはイーノ初のアンビエント作品と言われている。好き好んで聴く音楽ジャンルでは決してないので安価で見つけて興味半分で購入。1975年というとまだグラムロックやハードロック華やかなりし頃。ただしシンセサイザー音楽が台頭し始めたころでもある。「Discreet=控え目な、思慮深い」と表題のまま受け取っていいのかどうか分からないが…つまり、そのまま。
中古店にて購入(¥280)