Space Cakes / Alanis Morissette (1995)
日本でのみ発売されたアラニス・モリセット(Alanis Morissette)のアコースティック・ミニアルバム。シングルB面とかから寄せ集められた企画ものだが、同一のセッションからの収録らしく、統一感があるので心地良い。
最初に彼女のアルバム「Jagged Little Pill」を買ったのはレッチリ(Red Hot Chili Peppers)のフリー(Flea)と当時メンバーだったデイヴ・ナヴァロ(Dave Navarro)が参加してると知ったからだった。若い女性ヴォーカリストは「オシャレ」に走り過ぎると苦手な場合が多いが、アラニスは歌詞を聴くと「あんたが彼女とFuckする時には…」とかえらいこと言ってたりして、特に男性にとっては大変キビシイ内容なので、その美貌とのギャップが面白かった。世間もきっとそうだったろう。そしてあれよあれよと言う間にスーパーミリオンヒットしてしまった。
上記アルバムからの曲ばかりで、しかもノリにのっている時期だけに悪かろうはずがない。のちに同アルバムをアコースティックで再現するアルバムを発売したが、自分的にはなんとも的外れというか時期的にあまり意味の見いだせないアルバムだった(発売10周年らしいが…)。こちらのミニアルバムの方がより素朴に楽曲の良さが引き出されているような気がする。
中古店にて購入(¥100)