ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Blind Faith / Blind Faith

2014年10月05日 | クラシック・ロック

Blind Faith / Blind Faith (1969)

ブラインド・フェイス(Blind Faith)の唯一のアルバム。ご存知の通り、エリック・クラプトン(Eric Clapton)とスティーヴ・ウィンウッド(Steve Winwood)の在籍した短命のスーパー・グループで、この一枚を残して自然消滅してしまった。自分はアナログで持っていたが、正直、購入当時はむさぼるように聴いた訳ではなく、すでに名声を得ていた名盤のひとつとして聴いた程度だった気がする。ジャケットにはグループ名も何もなく、裸の少女と正体不明の飛行機オブジェというシュールなジャケット。当時は「スーパー・ジャイアンツ」という意味不明な邦題が付いていたなァ。でもクラプトンもスティーヴ・ウィンウッドが在籍したトラフィック(Traffic)も好きだったので、あとからじわじわと好きになったかな。特に、2011年の来日時の名古屋では3列目という好位置から観ることが出来たので、盛り上がって聴き直すうちに、ライヴでも演奏したアルバム収録曲の良さが、遅ればせながら分かったという次第。今ではデラックス・エディションも発売されたのだが、今回購入したこのCDは、(たぶん)2度目にCD化された日本ポリドール盤で、オリジナル・アルバムの6曲に2曲のボーナストラックが付いているもの。RSOの赤ベコマークが懐かしい(RSOとはRobert Stigwood Organisationの略で、当時の彼らのマネージメント会社だったと思う)。中古店で安く見つけたので、何も考えずに購入。

元々持ち曲が少ないバンドなので、2011年の来日時にはそれぞれのキャリアからの曲演奏が半分以上だったが、それでもやはりこうして改めて聴いてみても1、2、3、4は名曲。ただ名盤と呼ばれてはいても、オリジナル・アルバム全体としてはやや弛緩気味な部分もあり、デラックス・エディションやこのCDのボーナス・トラックを聴くと、もうちょっと何とかなったんじゃないか、と思うくらい惜しい曲も存在する。ま、短命だったのはたぶんジンジャー・ベイカー(Ginger Baker)のせいでしょう(笑)←顔だけで判断…。

ブックオフにて購入(¥500)

  • CD (1997/9/26)
  • Disc: 1
  • Format: Limited Edition
  • Label: ポリドール

 

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