Isn't Anything / My Bloody Valentine (1988)
マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン(My Bloody Valentine)の1988年発表のファースト・アルバム。自分は1991年のセカンド「Loveless」と2012年に発表されたリマスターEP集「Ep's 1988-1991」は持っているが、ファーストを聴いたのはこれが初めて。英クリエイション・レコーズの代表的なバンドだったプライマル・スクリーム(Primal Scream)のファンだったこともあって、彼らの名前は早くから耳にしていたが、「Loveless」のノイジーなサウンドと不思議な浮遊感は興味深く聴いたものの、掘り下げるところまではいかなかった。バンド活動の停止後、復活するという噂は幾度となくあったし、単発での活動はあったが、結局正式にバンド活動を再開したのは2007年になってから。新作アルバムとなると去年やっと発売されたもよう(未聴)。
まぁ、発表当時、これが一般的なセールスを期待出来ない内容だったことは間違いないだろうが、音楽界には充分過ぎるほどの影響を残し、「シューゲイザー・サウンド」なる言葉まで出来てしまったんだからすごい。様々な音楽ムーヴメントを通り過ぎた今聴いてみても、その独特な存在感はこのファーストからも充分伝わってくるし、曲の根底にあるメロディアスな展開もやはり彼らの特徴だろう。セカンド「Loveless」は耳に慣れるのに随分かかったと記憶しているが、時系列的にこのファーストを先に聴いていたら、そうでもなかったかも。「Loveless」の浮遊感に対して、こちらの方には疾走感があり、勢いが感じられる。彼らの歌詞の世界は自分には全く理解出来ていないのだが、ちょっとしっかり知りたい気もする。
中古店にて購入(¥540)
- CD (1993/6/15)
- Disc: 1
- Format: Import
- Label: Sire / London/Rhino