午後に名古屋市の吹上で仕事があり、この日の用事は終了。知人もこのあと何も用事が無いというので、近くの今池なら早い時間から開いている店もあるのでは、とウロウロ。何軒もあるにはあったが、店の様子が分からなかったり、新しく出来たばかりの店で逆に入りにくかったりで、結局以前に「昼呑み」で調べたことがある「かっぱの茶の間」に入った。この店は午後3時から営業とのこと。店舗が入っているのは、シネマテークというマニアックな映画を上映する映画館のある建物の半地下。音楽関係の映画を見に何度か入った事がある。まだ真昼間。少々後ろめたい気もしつつ、店の中へ。さすがに先客は居ないので、そのままカウンターに案内され、ビールケースで作った簡易イスに腰掛ける。
とりあえず生ビールで乾杯。つまみには手羽先や、系列店のメニューだというモモガッパサラダなるものを注文。こちらは鶏がメインの店だが、それぞれ置いてあるガスコンロで自分で焼くようになっている。トングを使ってひっくり返しつつ、喉を潤した。サラダはシンプルな胡瓜のサラダだが、胡麻油と塩で味付けてあり、なかなか旨い。家でもやってみよう。この日は気温が少し低かったので、すぐに日本酒(燗)に切り替える。銘柄は福岡の「杜の蔵」。炭濾過が控えめなのか、色が濃い。つまみも焼物(軟骨、砂肝)や炙りあげなど、いくつか追加した。
さすが今池と言うべきか、まだ午後4時前だというのに、何組も客が入ってきた。半地下なので天井付近に窓があるのだが、空からはまだ明るい光が…。この背徳感。旨い(笑)。こちらの名物だという一銭洋食のような鶏肉の「ペタ焼き」なるものを注文し、「元祖酎ハイ」を追加。この酎ハイはキンミヤ焼酎を使用しているとの事。大衆居酒屋と言えばコレですね。別で置かれる炭酸の瓶「パレード(※)」がレトロ。炭酸が余るので、ついつい中身をお代わり。結構呑んだ。昼に呑む酒は旨いなァ。(勘定は¥5,800程/2人)
(※「全国清涼飲料工業会加盟各社が1965年に開発した炭酸飲料の統一ブランド名」だそうです)
鶏焼き酒場 かっぱの茶の間
名古屋市千種区今池1-6-13 今池スタービルB1F
( 今池 モモガッパ キンミヤ焼酎 亀甲宮 キッコーミヤ 昼飲み 昼呑み )