ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

一楽 @大阪府大東市

2020年04月13日 | 大阪府

野暮用があって大阪府の大東市という初訪の土地へ(訪問3月)。車で訪れたが全く右も左も分からない土地。朝早くから約2時間半運転してきてろくに朝食を摂っていなかったので、まず何か腹に入れようと駐車場のある店を探す。訪れたのは駅から離れた幹線道路沿いにある食堂「一楽」。道路を挟んだ向かいの駐車場に車を停め、地味な暖簾をくぐって店内へ。入るとすぐにおかずが並んだ棚があり、奥に進むとカウンター席とテーブル席がある。入口付近の壁に品書きが貼ってあったので、まずそこで思案。おかずを取ってめしを頼むか、おでん鍋もあるのでそれを取るか。壁にうどんがこちらの自家製麺である旨の記述があったのでうどんにすることに。女性とご高齢の男女でやっていらっしゃるようだ。カウンター席に座らせてもらい「肉うどん」をお願いした。

後客がおかず棚の煮魚とめしを食べているのを見て「やっぱりあれもイイなァ…」なんて思いながら待っていると「肉うどん」が登場。水面には薄切りの牛肉と長ネギのみとシンプル。麺を手繰ると、不揃いの麺で細いの太いの、中には平べったいきしめん状の麺まで一緒に入っている。さっそく啜ってみると…、うん、ふわっとした口当たりでもだれることなくいい感じ。色々な食感の麺が口に入るので楽しい。薄い色付きのつゆもしっかりと出汁と肉の風味が効いていて、旨い。するすると胃の腑に収まっていき、つゆを啜るのも止められなかった。勘定してもらい、また来たいなァと思って店を出ると、女性店員が貼紙をしている。そこには”高齢のため明日から営業自粛”なる内容が…。休業ではないようだが新型コロナウイルスの影響がこんな小さな食堂にも。(勘定は¥500)

 

 


 

↓ 同市にある「四条畷学園高等学校本館(旧・四條畷高等女学校本館)」(昭和4年・1929・建造)。車寄せの上には6羽の塑像が飾られている。最初は鷲かなと思ったがよく見ると顔が可愛らしいので鳩なのかも。正門も素晴らしいが、新型コロナウイルスの影響もあって休校中で門扉は閉ざされていて人の気配も少ない。

 

 

 

 


 

 

うどん・おかず 一楽 (一楽食堂)

大阪府大東市栄和町13-1

 

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