飲食店が密集する岐阜市弥八町にある鉄板焼の「久松」へ。外看板からいくと以前は旅館業もやっていた様子。何年も前に暖簾をくぐったことがあるが、その時はそんなに遅い時間でもなくカウンター席も空いていたのに主人に「もう終わった」と断られてしまっていた。ある夕方に店の前を通ったら暖簾が掛かって電気も点いている。え、こんな早い時間から?と外から店に電話を入れてみると、やはり営業開始は5時半からとのこと(暖簾に意味は無いみたい…)。ついでに入れるか訊いてみると「7時までなら」ということだったのでお願いして口開けの時間に再訪して暖簾をくぐった。代替わりしているようで主人は完全にサポートに回り、調理を担当するのは息子さんだろうか(未確認)。鉄板のカウンター席に腰掛け、ビール(サッポロラガー)をお願いする。付き出しはどて煮。ステーキをはじめ色々な食材を好みで焼いてもらうことが出来るが、初めてなので「おまかせコース」というのをお願いした。含まれるステーキは「サーロイン」か「ヒレ」かと訊かれたので「サーロイン」で。
醤油ダレが用意され、喉を潤しながら目前で調理される食材を次々といただいていく。「グリーンアスパラ」「蓮根」「イカ」「なす」「ウインナー」。基本的に味付けは塩胡椒でシンプル。「かき」は粉を振って焼かれる。この辺りで勝沼だという「はうすわいん(白)」を追加。キャベツやもやしも焼かれた。淡々とパクパクやっていく。どういう品が出てくるか分からないので酒をセーブしていたらもう最後のステーキになってしまった(食べるのが早いもので…)。ニンニクチップで鉄板が香り付けされ「サーロインステーキ」が焼かれた。大きさは100gくらいかな。ピンク色の塩かおろしポン酢で。もちろん旨い。とりあえず様子見で入ったので酒も料理も追加は止めにしておいた。次はステーキは抜きにして「お好み焼」や「焼そば」を組み入れてみようかな。(勘定は¥5,800程)
↓ 高野町にある燃料店「川甚」(建築詳細不明)◇。隣に新しい店舗があるのでこちらは旧店舗兼住宅だったろうか。かなり大きく風情がある建物。通りのこの辺り、今は風情ある建物は少ないが昔はどうだったろう。
鉄板焼 ステーキ 久松
岐阜県岐阜市弥八町31
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