鳴海の「菊屋茂富」で和菓子を購入した後に昼食に寄ったのは、以前も訪れたことのある「キッチン米常」。車が一杯だったのでもしやと思ったが、階段を上がって店に入るとほぼ満席の盛況。老若男女の客で凄い賑わい。見渡すとこの日は女性グループ客が多い様子。1人だったのでカウンター席に案内されたが、後客はすぐには座れないようだ。稼働していない冷蔵タネケースの前に腰掛け、品書きを眺める。お茶を持って来てくれた高齢の女将さんも「ちょっと時間かかるけど…。」と。座敷には多人数の家族連れもいて追加注文や何やらがあるが、数人の給仕女性でも全然追い付いていない状態。まだまだ配膳されていない客も居るし、後からどんどん客が入ってくるので、厨房の若い衆からも「あと1時間くらいかかるよ。」なんて声がかかっている。そこで、あまり時間がかからなそうな品をと「豚汁定食」をお願いした。
自分もある程度の時間は覚悟したが、豚汁定食だから他よりは早いんじゃないかと待つ。それでも20分くらいかかって「豚汁定食」が出来上がった。「豚汁定食」の内容は知らずに注文したのだが、何と小さいとはいえハンバーグとエビフライが2尾のっている。豚汁と小鉢ぐらいだと思っていたのでビックリ。そりゃ時間もかかる訳だ。豚汁は鉢にたっぷりと注がれている。具材は豚肉、大根、牛蒡、玉ねぎなど。もちろん赤味噌で、女将さんが一味唐辛子を置いてくれた。しっかりと煮込まれていていい感じ。あったまるなァ。おかずの付け合わせは千切りキャベツにトマト、それにカットレモン。漬物の小皿も付いている。ケチャップソース味のハンバーグや、マヨネーズとレモン汁でエビフライをいただき、ご飯と具沢山の豚汁をかき込む。旨い。お腹をいっぱいにして勘定してもらい、席を譲った。(勘定は¥950)
以前の記事はこちら (1)
↓ 店と同じ東海道沿いに建つ丸窓が珍しい一般住宅(建築詳細不明)◇。奥は普通に瓦屋根なのでこれも看板建築の一種。何か商売をやっていらしたのだろう。
↓ その並びもなかなか渋い長屋風の建物が連なる。雰囲気の良さそうな定食屋もあるが残念ながら日曜休み。
↓ この東海道沿いにもよく見ると人が1人通れるぐらいの細い路地が。もちろん歩いてみた(どこにも行き着かなかったが)。
キッチン 米常
愛知県名古屋市緑区鳴海町本町51
( 名古屋 なごや 鳴海 なるみ 鳴海宿 キッチン米常 レストハウス米常 こめつね 洋食 定食 とん汁 ぶた汁 レストラン 近代建築 東海道 )
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます