ある休日、岐阜県大垣市の「柏屋つちや」で和菓子を購入した後、自転車でフラフラと郭町までやって来た。「とい山」に暖簾が掛かっていたので軽くいただこうと自転車を停めて暖簾をくぐった。鉄板の前のカウンター席に腰かけ、壁の品書きから「焼そば・いか玉子」をお願いする。主人は裏で何かの仕込みで忙しいらしく、女将さんがほとんど調理を担当。テレビで流れているのは「NHKのど自慢」。自分が好んで訪れる食堂では昼にこの番組が流れていることが本当に多い。やや太めのストレート麺をほぐし炒め、ソースはたっぷりめ。ソースを投入してからはあまり炒めない。平皿に盛られ、傍らで焼かれた目玉焼きをのせ、完成。
「もし薄かったら。」とソースの入った容器も置かれたが、使うことは無さそう(→実際使わなかった)。細く切られたイカはゲソの部分も入っている。麺を手繰るとしっかりとソースが絡まっていて、入れられた量は多くはないもののイカもしっかりと風味を加えている。目玉焼きの下からは紅生姜と鰹節も出てきた。最後の方で黄身を潰すと、とろりと麺に絡まるちょうどいい塩梅の火の通り方。旨かった。こちらは酒を扱っていないので、次は鍋でじっくりと煮込まれている漆黒のどてを持ち帰りでお願いしようかな。(勘定は¥400)
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↓ 大垣市を走る美濃路(東海道の宮宿と中山道の垂井宿を結んだ脇街道)から脇に入った所に建っていた民家(建築詳細不明)◇。日本家屋の玄関横に洋間がある。綺麗に塗り直されているが、形からいってかなり年数が経っているだろう。
↓ 美和町の「柏屋つちや」の近くの通りにあった建物(建築詳細不明)◇。採光窓の面積が広いので理容店だったろうか。近づいてよく見ると壁面はモザイクタイルでびっしりと装飾されている。
とい山
岐阜県大垣市郭町3-55
( 大垣 おおがき といやま おこのみやき お好み焼 やきそば 焼きそば どて どて串 どて鍋 近代建築 )
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