ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

白流 (2) @岐阜県瑞穂市

2020年12月11日 | 岐阜県(岐阜)

瑞穂市の田んぼの中にある「白流」を再訪。こちら朝の10時から開店するというこの辺りでは珍しく始業が早い店。その時間に合わせて車を走らせる。のどかな風景を横目に店に到着すると…、駐車場は既に1台を除いて満車という盛況ぶり。みんな早いなァ。給仕女性がてきぱきと駐車場整理をしている。この方は関市の「白神」に居た頃から見かけているが、いつも明るく、動きに無駄が無く、本当にあたりの良い女性だ。何とか車を滑り込ませ、名前を記入後に車内で待つ。ちなみに店頭に出ていたこの日の焼干しの割合は「天然鯛(焼)25 レンコダイ(焼)25 ハマグリ(活)50」だという。これが毎日変わるというのだから凄い。

呼ばれて消毒液を手にスプレーしてもらい、店内へ。奥に急造されたようなカウンター席へ案内された。注文したのは「焼干しそば」を”しょっつる(ハタハタ魚醤)”で仕上げた「特製しょっつるそば」。さほど待つことなく、やや小振りな丼で登場した。水面には2種類のチャーシューが各2枚、青菜、細メンマ、ワンタン2つ、玉ねぎや人参(?)を細かく刻んだもの、そして煮玉子がどんと丸1個。丼の縁には柚子胡椒が少し。香味油もたらしてあるだろうか。まずはスープをひと口。やや濁ったスープはグッとくる旨味と香り、しょっつる由来の独特の塩加減。もうこれで参りましたという感じ。旨いなァ。麺を手繰っていく。細目の平打ち麺でやや硬めの茹で加減。チャーシューはそれぞれで噛み応えが違い、煮玉子は割ってもスープを汚さない程度の絶妙な茹で加減。甘味噌がのっけてあるので少し付けたりしていただく。ワンタンはデロンデロンのタイプ。スープといっしょに啜り込む。あれやこれやと賑やかだが丼の中で破綻していないのは主人の手腕だろう。1杯のラーメンでここまでやられたら降参するしかない。(勘定は¥1,100)

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↓ 墨俣町の遊郭跡、旧・夜城園に残る妓楼建築と思われる建物(建築詳細不明)。べんがらに塗られた壁におたふく窓が往時を偲ばせる。玄関横にあるまた別の入口は奥に続いているようなので大座敷か何かへの入口だっただろうか。

 

↓ 近くで見かけた庭の広い邸宅に残る門柱。もう門としての役割は果たしていないが、これだけ見るとヴォーリズ建築のよう(笑)。

 


 

焼干し中華そば 麺切り 白流

岐阜県瑞穂市森860-1

 

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