Music For Your Mother (Funkadelic 45s) / Funkadelic (1992)
ファンカデリック(Funkadelic)のWestbound時代の45回転シングルと未発表曲をまとめたCD2枚組。年代でいくと1969年から1976年だとのこと。ファンカデリックのシングルっていうだけであまりイメージが湧かないが、こんなに出ていたんだね。70年代中盤の”いかにも”っていう雰囲気のグルーヴィーな曲は馴染みがあるが、意外と音楽性の振り幅が大きく、デビュー当時は特にちょっと変わった音楽性のバンドだった。ここにも収録されているがシリアスでサイケな部分があり、面食らったことがある。総帥ジョージ・クリントン(George Clinton)は、これに加えてパーラメント(Parliament)、そしてその総体であるPファンク(P-Funk)も主幸しているんだから凄い。関わっているメンバーも多く、それらが交わっているので正直区別は付けにくいのだが。
いきなりドロドロと不穏な始まり。これをシングルに持ってくるかな、普通(苦笑)。一転して彼らの出自でもあるヴォーカル・グループのような曲があったり、サイケ、ブルーズ、ヴォードヴィル的な曲があったりと振り幅が大きく、まだまだファンキーな面は表に出ていない。70年代に入るとその萌芽が見られ、だんだん腰を落としたグルーヴィーな曲が多くなってくる。これはやっぱりブーツィー(Bootsy Collins)の加入によるところが大きいのかな。そうなるとだんだん明るくユーモラスな部分も加算され、Pファンク・ワールドに。終盤は安心して身をゆだねることが出来るが、ちょっとクセの強いコンピ盤。
中古店にて購入(¥747)
- Label : Westbound Records
- ASIN : B01G473K90
- Disc : 2
更科について「蕎麦はうどん同様茹で直し」とありますが、生麺を茹でていると思います。
注文してあまりにもすぐに品が出てくるので、茹で直しだと勘違いされたんでしょうね。
>茹で
うーん、自分の目で見ていない調理については何とも言えません。