ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

ヒヨコ @岐阜県多治見市

2021年06月29日 | 岐阜県(東濃)

多治見市に行く度に開いているかなと覗いては閉まってばかりだった喫茶店「ヒヨコ」。自分が来られるのはほとんど日曜なので日曜休みだろうことは想像出来たが、ある祝日に覗いてみるとやはり休み。ということは祝日も休みかなと思っていたのだが、午後になって店の前の道を通ると電気が点いて営業中。あれ?、ひょっとしていつも午後から開いているのかな(未確認)。この日は雨の中、ある建物目当てで周辺を車でグルグルと迷走していたので、昼食をこちらでいただこうと店の横の駐車場に車を停めた。店に入るとカウンターの向こうには主人1人。こちらは何といっても店内のポップな意匠が見どころ。主人の向こうにある棚の照明もかっこいいし、天井やパーティションからニョキッと出ているブルーの円筒形の照明が素敵。先客が居なかったので撮らせてもらった(写真下)。最初は点灯していなかったのに、自分がキョロキョロしていたからか、主人が照明を点灯してくれた。これ暗くなってからも見てみたいなァ。

注文したのは「イタリアンスパゲティ」。この東海地方の特に古い店には、いわゆる”ナポリタン・スパゲティー”を”イタリアン”と称する店が多い。自分はそれを当たり前に思っていたが、外に出ないと分からないことってあるものだ。編みカゴに入ったソースとタバスコ、一味唐辛子が用意され、紙ナプキンを巻いたフォークが置かれた。ノイズの入ったラジオをBGMに出来上がりを待つ。

出来上がった「イタリアンスパゲティ」が運ばれた。こちらはこの地方ではお馴染みの鉄板スタイル。スパゲティーの下には玉子液が流し込まれている。いわゆる”玉子敷き鉄板スパ”だ。スパゲティーにはベーコン、赤ウインナー、玉ねぎ、ピーマンという具材。最初から粉チーズが振ってある。青いのは青海苔かな。フォークでくるくると巻き、下の玉子を絡めていただく。大抵の店ではすぐに玉子液が固まって玉子焼きみたくなってしまうが、こちらのは熱が通っても軟らか。絡まるとケチャップの酸味がマイルドになって、旨い。玉子は味わいもマイルドなのでクリームかミルクでも加えてあるだろうか。あっという間に平らげた。水を沢山飲んだので、コーヒーはまた別の機会に。(勘定は¥600)

 ← 点灯中

 


 

↓ 元町にある「元町公民館」(建築詳細不明)。ここいらの道は細く一方通行で、通り過ぎると延々と遠くまで走らされ、元に戻れない迷路のような道だ。何度もウロウロしてやっと車を停めることが出来た。見ものは何といっても前面をモザイクタイル画で装飾してあるところ。さすが焼物の町。

 

 

↓ 公民館の前には「明治天皇御料水」という井戸があった。

 


 

 

ヒヨコ

岐阜県多治見市日ノ出町2-47-1

 

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