ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

小塩屋 (4) @岐阜県岐阜市

2020年10月10日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

久しぶりの「小塩屋」。土曜日だったが仕事で少し遅い時間になってしまい、他の店は中休みに入ってしまっている時間だったので、混んでいるだろうことは承知で出掛けてみる。到着すると意外や駐車場は数台分空いていた。こちらでは店頭に置かれたホワイトボードに書いてある日替わりのサービスメニュー(写真下左)を読み解くところから注文が始まる(笑)。店先で少し思案。相変わらず盛り沢山のそそるラインナップの中にはいつも”バジルオイル焼き”なんていう食堂に似つかわしくない品も混じっているのが素敵(一度食べてみないと)。この日ピンと来たのは「ころそばの〃(セット)」。暖簾をくぐって中に入ると…、やっぱり大混雑!。もう完全に”密”な状態。相席上等のテーブルには申し訳程度に透明な板が置いてあるがあってないようなもの。給仕のおばちゃん達は次から次へと出来上がる品と、あちらこちらからかかる注文の声を厨房に通す為、ほとんど叫んでいるような状態(苦笑)。相変わらず凄い人気だなァ。1人を示す1本指を差し出した自分に「こちらへどうぞー。」と入口近くの席(もちろん相席)案内してくれた給仕女性に、座ると同時に「ころそばセット」と注文を入れた。カオスの中で果たして注文がしっかり通ったのか不安だったが、こちらのおばちゃん達は慣れたものだから大丈夫だろう。

しばらくして問題なく自分の「ころそばセット」が登場。盆にはチキン南蛮、魚(シイラ)フライ、いなり寿司2個、そして”ころそば”(ころ=締めた冷たい麺に具材をのせて少量の濃いつゆをかけまわしたもの)という満腹必至のラインナップ。大きめの鉢に盛られたころそばは、具材はわかめと温玉、かまぼこと刻みネギ、刻み海苔、ねりわさびなど。まだまだ暑かったこともあってすするのが気持ちイイ。フライ物はどちらも揚げたての熱々。そばのつゆが冷たいのでこれもいい感じ。チキンはとろみのついた南蛮ソースにくぐらせてあり、上からタルタルソースもかけてある。ご飯代わりのいなり寿司は薄めの味加減。紅生姜も添えてある。店に入って来たはいいがどうしたらいいのか分からず立ち尽くしている後客もまだ沢山。こんな状況下で酒を呑んでいる人も居るし、マスクもせずに大きな声でおしゃべりしている人達も多いので、ダーッと食べて一番に勘定してもらって店を出た。(勘定は¥770)

以前の記事はこちら (1)(2)(3

 

小塩屋

岐阜県岐阜市菊地町1-1

 

( 岐阜 ぎふ おじおや おじお屋 大衆食堂 麺類食堂 ランチ 定食 洋食 中華そば 昼飲み 昼呑み コロナ )


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