ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

古川屋 @岐阜県高山市

2020年09月12日 | 岐阜県(飛騨)

遠出をした時には出来る限りその土地だけにあるスーパーに入ることにしている。最近は大手スーパーの力でどこも似た商品が並ぶことが多いが、地元スーパーはまだまだその土地特有の調味料や食品、総菜やなんかが並ぶので楽しい。この日は高山市内で近代建築を愛でながらスーパー「駿河屋」に入って何か買おうとウロウロ。テレビ番組で取り上げられてから売り上げが飛躍的に伸びたという「あげづけ」(写真下左)を買おうと手に取ったが、裏の製造者シールを見たらすぐ近くにある「古川屋」だったので、どうせならそちらで買おうと自転車を走らせる(→そもそも「あげづけ」は自分の家からそう遠くないスーパーにで扱っている所があるんだけれど…、本店主義なので)。

店のガラス木戸を開けると販売スペースはさほど広くなく、オープンな冷蔵庫に豆腐製品がいくつも並んでいる。もちろん「あげづけ」もあった。酒のつまみにと「味付けこも豆腐」(写真下右)も手に取って「あげづけ」を買おうとするも、自分の前の客がどっさりと買っていってしまい、何とケースは空っぽに。売り子のおばちゃんに「あのー、あげづけは…」と尋ねようとすると、「ハイハイ、分かってますよ」と言わんばかりに奥から満杯に入った別のケースを出してきた。相変わらず売れているんだなァ。無事購入して家に持ち帰る。

 

どちらも以前に食べたことはあるのだが、「あげづけ」はたれで味が付いた揚げ。そのまま軽く焼いてもいいし、煮物等に入れてもいい。自分はもっぱら酒のつまみなのでフライパンで表裏を軽く炙ってそのままいただく。表面がカリッとしたところをかじって酒をクイッと…。ウメー。「こもとうふ」は出来たての豆腐を簀子で巻いた筒状の豆腐。これにも味がつけてあるのでそのままでも温めればいい。豆腐にはすが入っているので味もしっかりと滲み込んでいてしみじみと旨い。少し辛子をつけたりするのが好き。こういうのは何度買ってもイイねェ。(勘定は¥500)

 


 

↓ 創業昭和8年(1933)の地元スーパー「駿河屋本町店」(建築詳細不明)。アーケードで見づらいが、2階にはスクラッチタイル壁が見え、窓のところには洋風なオーダー(列柱)が見える。

 

 


 

古川屋 (古川屋本町店)

岐阜県高山市本町1-32

 

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