ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

イトウコーヒー商会 @名古屋市東区・泉

2021年02月20日 | 名古屋(東区・北区 老舗)

まだ朝早い時間に自転車で喫茶店に向かっていると、泉の「イトウコーヒー」(創業昭和26年・1951)の入口にある自動販売機が目に入った。そういえば最近何かの記事で読んだなと停まってみる。そう、この自動販売機はコーヒー豆オンリー(写真下)。ちょうど店を開けた店員さんに訊くと「名古屋ではまだここだけだと思います。」とのこと。コロナ禍での非接触を考慮した販売方法だったのだとか。なるほどいいアイデア。自分はいつも目当ての店でコーヒーを買おうとすると定休日ばかり選んでしまう程ツキが無いので(←調べろ)、自販機でいつでも買えるっていうのは有難い。

 

店はもう開いたので中で買えばいいのに、面白いからとわざわざ自販機でコーヒー豆を買ってみた(笑)。全てペットボトル入りで、大きいのが140~150g、小さいのが50~60g。いずれも粉と豆があり、種類は「カラコール・ブレンド」「カラコール・炭焼珈琲」「カラコール・ストレート」の3種だったかな。”カラコール”とは豆の名前で、希少な丸い豆なんだとか(コロンビア産とのこと)。購入したのはストレートの豆150g。

家に帰って朝食時に挽いてみる。ペットボトルの蓋をひねるとプシュッとガスが出る。こういうガスは抜いた方がいいのか留めておいた方がいいのかよく分からない(大手メーカーの袋は大抵ガス抜き口がある)。豆は片側が平たい普通の豆と違って全体的に丸くて小粒。しっかりとした焙煎香がする。やや深めに煎ってあるのかな。細目で挽いて紙ドリップ。鉄瓶からお湯を注ぐとぶわっと粉が膨らんだ。キャラメルのような甘い香りが漂う。これぐらいの煎り加減なら焙煎したてほど膨らむはずなので自販機の品の鮮度は良さそう。トーストに香りの強いオイル(アンチョビ+ハーブ)を塗ってしまったのでコーヒー自体の香りはちょっと感じ辛かったが、飲み口は意外とあっさりとして軽い。朝にはちょうどいい感じだった。他の種類の豆も試してみようかな。(勘定は¥700)

 

イトウコーヒー商会

愛知県名古屋市東区泉1-7-25

 

( 名古屋 なごや 泉 いずみ イトウコーヒー商会本店 ICS 株式会社イトウ珈琲商会 焙煎 自家焙煎 コーヒー卸販売 テイクアウト 持ち帰り 珈琲 )


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