ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Dissident (Single, Digipack) / Pearl Jam

2020年12月19日 | オルタナティヴ・ロック

Dissident / Pearl Jam (1994)

現在も人気を保ったまま活動を続ける稀有なバンド、パール・ジャム(Pearl Jam)。ニルヴァーナ(Nirvana)と並ぶ”グランジ”の顔としてロック界で一世を風靡したが、これは人気急上昇中に発売されたCDシングルで、スタジオ録音の表題曲の他に94年4月にアトランタで収録されたライヴ音源が多数収録されている。ただしライヴ・アルバムとしては発売されず、CDシングルが#2、#3(ジャケ写真下)と分かれて発売されたのでライヴ音源も分断。

 

自分は最初のシングルを3枚全て収納できるデジパック(写真下)で購入し、#2までは所有していたが、CDシングルゆえに入手が困難になり、その後#3を買えないまま中途半端に終わってしまっていた。そうするうちにパール・ジャムに対する興味を無くして(笑)、そのままになっていた。

ふと、久しぶりに聴いてみたくなり今なら買えるのかなと検索していると、持っていない#3を含めて安価で売っているのを発見し購入した次第。実はこのライヴ音源は当然オフィシャル音質でブートレグにもなっていたので、それはそれで所有しているのだが、これでやっと正規版デジパックに3枚収納出来るのが嬉しい。スッキリ(笑)。

ライヴ音源は全22曲で、集めても完全収録にはならないはずだが、演奏内容は格別で、当時のバンドの勢いが充分に捉えられている充実した内容。みんな若いなァ。プロデューサーは、当時メンバー同然だったというブレンダン・オブライエン(Brendan O'Brien)。当初はエンジニアとしての仕事が多かった彼だが、そのスカッと抜けのいい溌溂とした音作りが評価を得て、この後は次々と大物アーティストのプロデュースをするようになったんじゃなかったかな。こうして久しぶりに聴いてみると、やっぱりこの頃のパール・ジャムには上り調子のとんでもない勢いがあり、カッコイイ。

ネットにて購入(¥880)


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