ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Mael Intuition : The Best Of Sparks 1974-76 / The Sparks

2020年12月04日 | クラシック・ロック

Mael Intuition : The Best Of Sparks 1974-76 / The Sparks (1990)

懐かしいスパークス(The Sparks)のアイランド時代のベスト盤を購入してみた。ロンとラッセルの兄弟が織りなす異形のポップ・ミュージックとユーモア溢れるレコード・ジャケットでもお馴染みの彼ら。自分が最初に聴いたのは学生時代に買った「Kimono My House」が初めて(ジャケ写真下)。中古屋でオリジナル盤を購入した(下北沢の「フラッシュ・ディスク・ランチ」だったかな)。※ちなみに右の女性は「ミチ・ヒロタ」といい、ボウイ(David Bowie)の「Scary Monsters」(’80)収録の「It's No Game」で日本語朗読をしている女性。

たぶん既に名盤の評価が付いていたから買ったのだろう、このバンドに関する知識は何も持っていなかった。針を落としてびっくり、聴こえてきたのはオペラか何かかと勘違いするような高音で裏声のような女性ヴォーカル(→後にこれがラッセルの歌声と知ってまた驚く)。最初はえらいの買っちゃったなァとがっくりきたが、何度も聴いているとその風変わりなポップ・センスと音楽性にだんだんハマっていき、結局愛聴盤になったのだから不思議なもの。

このコンピ盤はその「Kimono My House」(’74)を始め、「Propaganda」(’74)、「Indiscreet」(’75)の3作品から選ばれた20曲を収録している。どうしてこんな変わったヨーロッパ的なポップ・バンドがアメリカから湧き出たのかなァ。というかラッセルはどこから声出してるんだろう(笑)。会話ではあんな声じゃないので歌の時だけあんな風になるのかな。今も現役バリバリの彼らの最近の音楽は聴いたことがないんだけれど、一度聴いてみようか。

中古店にて購入(¥181)

  • レーベル : Universal I.S.
  • ASIN : B00000740F
  • ディスク枚数 : 1

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